2012年6月26日火曜日

乙嫁語り四巻v林田力Wiki記者レビュー

『乙嫁語り』は十九世紀頃の中央アジアを舞台とした歴史漫画である。日本人には馴染みない地域であり、それだけで新鮮である。中央アジアは語られるとしてもジンギスカンやチムールなど男の征服者の物語になっていた。これに対して『乙嫁語り』は女性の物語である点も新鮮である。政治から民衆の生活や意識を重視する近年の歴史学の傾向にも合致する。
第四巻ではロシアの圧迫という政治的な話も出てくるが、双子の悪童のエピソードには、それを吹き飛ばす元気さがある。この巻から読み始めた人も楽しく読み進めることのできるエピソードである。林田力
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