2012年5月26日土曜日

東急大井町線ガード下住民追い出しは居住の権利侵害

お手紙拝読しました。東京急行電鉄(東急電鉄)の東急大井町線高架下住民追い出しを居住の権利侵害と位置付けることは適切です。住民にとって生活や生業の場であり、賃借権の相場を下に立ち退き料を幾らか払えば済むという話ではありません。そのような土俵での議論にしてしまうことが根本的な誤りです。住民には生活保障が必要です。その思想的バックボーンとなるものが居住の権利であり、人権です。
居住の権利への注目は運動論的にも意義があります。居住の権利や住まいの人権を掲げた運動があり、活発に活動しています。以前紹介した住まいの貧困に取り組むネットワークも、その一つです。悪質なゼロゼロ物件業社の宅建業法違反を告発し、東京都が業務停止処分としました。そのような運動との連携も考えられます。
引用は阪神大震災を背景としています。被災地に強引に再開発ビルを建設し、昔ながらの住民が追い出され、再開発ビルに入居した商店主も借金だらけで夜逃げするという悲劇が起きています。東急不動産は東日本大震災でも復興支援をしていますが、被災地を搾取することになるのではと懸念されます。住民不在の再開発は二子玉川RIZEにも重なります。林田力

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