2012年5月20日日曜日

『三毛猫ホームズの推理』ゼロゼロ物件業者と重なる屑ぶり

テレビドラマ『三毛猫ホームズの推理』は赤川次郎『三毛猫ホームズ』シリーズを原作とする。片山義太郎(相葉雅紀)は警視庁捜査一課の刑事。自分は性格的に刑事に向いていないと嘆きながら、うだつの上がらない日々を過ごしていた。

第5話「回る殺人の怪!?初恋の義太郎」と第6話「復讐の卒業写真…涙の女刑事」は赤川次郎『三毛猫ホームズのフーガ』を原作とする。フーガにたとえられた犯罪の背後には高校時代の壮絶なイジメがあった。父親の汚職が告発された息子が告発した家の娘をいじめて自殺に追い込むという陰険なイジメである。

現実にも貧困ビジネスのゼロゼロ物件業者の宅建業法違反業者を告発したところ、ゼロゼロ物件業者の息子が前科者の工作員を使って告発者を誹謗中傷させた事例がある。イジメの首謀者がIT関連企業の経営者であった点もゼロゼロ物件業者の宅建業法違反事件の事例と重なる。ゼロゼロ物件業者の息子もIT企業を経営し、既存のフリーウェアと名称・機能・デザインが類似したソフトウェアを販売して抗議・批判された。

ドラマはイジメ加害者も現実のゼロゼロ物件業者も工作員も人間の屑である。人間ですらないのかもしれない。イジメ加害者には何らの反省も贖罪もなく、殺されることに同情できない。現実のゼロゼロ物件業者と同じである。復讐心もイジメの加害者が居酒屋で何の反省も後悔もない会話をしていた時に最高潮に達したのであろう。
http://www51.tok2.com/home/hayariki/drama.htm
イジメ加害者の中でも一番の屑が制裁されないままという結末は物語として不合理である。主人公の説得は優等生過ぎる。子どもが悲しむことを理由とするならば、汚職の告発を逆恨みする被告発者の論理と重なってしまう。自分の親父の違法行為を理解すべきである。イジメ加害者が法の裁きを受け、また、過去の悪事が知れ渡って社会的制裁を受けなければ救われない。そのような描写がドラマであれば納得感が高まった筈である。

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