2012年5月10日木曜日

ロマンスタウン後編

貧困家庭で育ったヒロインが宝くじで百億ウォンを当てる。ハンサムに変貌した御曹司と恋に落ちる。お伽話のような展開であったが、後半は泥沼化する。
一番街の金持ち家庭でも、問題を抱えていることが明らかになる。一番の金持ちがヤクザという底の浅さである。加えて、家政婦連中が浅ましい。冒頭の少額の当選金の配分でも醜い争いを演じており、予想できたことであるが、予想以上の醜い争いを展開する。
ヨンヒの台詞の通り、金持ちにも金に汚い家政婦達にもウンザリである。だまされることが容易に予想される状況で、予想通りにだまされる展開は観ていてイライラする。ステレオタイプでも心の貧しい金持ちと心の豊かな貧乏人という分かりやすい構図が物語には大切であると実感する。だから家政婦が金持ちに復讐するという展開になると面白くなる。散々浅ましさを見せつけられた家政婦仲間と示談してしまう展開も、金持ちへの復讐のための共同ならば理解できる。
そして宝くじと当選金の引き替えでは金持ちの見せつける。相手の尊厳を無視し、自分の要求を全て押し通さなければ気が済まない。しかも自分の約束は少しも守らない。
東急不動産だまし売り裁判でも、東急不動産はマンションだまし売りで売買代金の返還を余儀なくされたが、登記について当初の条件とは異なる内容を要求して、拒否されると卑劣にも売買代金の支払いを拒否した。マンションだまし売り被害者は屈服せず、最終的に当初の条件で支払いを余儀なくされたが、東急不動産の卑劣さを強く印象付けた。この経験があるためにドラマでの金持ちの卑劣さへの憤りは共感できる。林田力
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