2012年5月23日水曜日

バクマン18巻

バクマン18巻は亜城木の新連載と、僕通作者・平丸のプロポーズからなる。傑作と意気込んだ新連載であったが、同じく新連載を開始したエイジとの対決の中で思わぬ弱点が露呈する。そこで語られている内容は、バクマンの作者の前作であるデスノートに当てはまる。ヒットした自己の作品を貶めているようにも聞こえるが、それも過去の作品に対する深い愛着があればこそである。過去の作品への愛着がなければ深い分析はできない。過去の作品の上に現在が成り立っている。
後半は、ほのぼのしたパートである。平丸は当初、印象の薄い暗いキャラクターであったが、ギャグパートを代表するキャラクターに成長した。これもキャラクターを使い捨てにせず、積み重ねを大事にしている結果である。作中に登場した創作技法である一話完結でない一話完結を作品自身が実践している。林田力

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