2012年4月17日火曜日

ハンターハンター30巻

ハンターハンター30巻はキメラアント編が完結する。バトル漫画は主人公が敵キャラクターを倒す展開であるが、キメラアント編は異色である。人間の対極に位置すると思われたキメラアントの王の最後をヒューマニズムでまとめ、人間側の攻撃に人間の残酷さを描く。爆発後も体を蝕む薔薇の毒は放射能の内部被爆を連想させ、強烈な文明批判にもなっている。
ハンターハンターは下書き同然の絵が掲載され、定期的に休載することでも注目の作品である。キメラアント編完結で一休みに入ると予想されたが、そのまま新章に突入し、これまでと比べると相対的に長期の連載が続いている。ハンターハンターの度々の休載は作者の怠け癖と見られることも多いが、キメラアント編は作者にとっても難しいテーマであったと言える。林田力
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