2012年4月15日日曜日

ゴルゴ13=?iso-2022-jp?B?GyRCS0wbKEI=?=京の蝶

ゴルゴ13の「北京の蝶」はバタフライ効果から付けられたタイトルである。中国と米国のパワーゲームを背景としたエピソードである。事件には直接絡まず、傍観者にしか過ぎないが、日本の保守政治家を登場させることで物語に厚みを持たせている。
この保守政治家は中国を敵視する演説で国民の人気取りをしているが、本音では中国と対決できないことを知っている。国民のルサンチマンのはけ口として中国の脅威を喧伝するに過ぎない。同じように中国の反日デモも体制批判から人民の目を反らすための体制側の策謀であると喝破している。中国の反日に本気で怒り、右傾化する国民が愚かである。
中国には強気な発言で人気取りをする保守政治家であったが、米国には何も言えない対米従属ぶりが描かれる。表向きは国家や民族や主権というものを重視する保守派が対米従属には抵抗しない雇われ右翼に過ぎないという日本政治のリアリティを直視する。林田力

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