2012年3月24日土曜日

ハングリー最終回

麻生コーポレーションの甘い言葉に乗っかってハラペコキッチンを廃業した主人公達であったが、現実は甘くなかった。先輩からのパワハラのストレスで酒浸りになった。同性の先輩からセクハラを受ける。麻生も一ヶ月ももたないと予想しており、仲間の切り捨ては織り込み済みであり、醜い資本の論理が明らかになる。
焼け野原から経済大国にしてしまうような前に進むことしかできない愚かな日本社会では心機一転という言葉に前向きなイメージが強いが、それは社会の不合理に甘んじるだけの奴隷根性である。英介達も麻生の言葉に乗っかっただけである。会社を解散し、離婚し、レストランを立ち退かせて賃貸マンションを建てようとするデザイナーも典型である。
レストランがなくなって寂しい、父さんの給料日の楽しみであった、という地元の子ども達の声がある。
「俺らを待ってくれてる客がいる限り、ここでレストランをやりたい。」「日本で、あの倉庫で、あの店を続けたい。世界に味をとどけるよりも、そばにいる腹がへってる奴らにうまいものを出す。立派な三十になるより、俺はそれがあっている。」あんな店をつぶしてやるといわれると、ハングリー精神をかき立てられる。
店を出た途端にネクタイを緩める英介。
英介さんの料理はここだから美味しい。かしこまったら味が出ない。
麻生。馬鹿だな。芸術は徹底的に完成されているから価値がある。
http://hayariki.net/

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