2012年1月25日水曜日

最高の人生の終り方

最高の人生の終り方エンディングプランナーは葬儀屋を主人公とした連続ドラマである。映画「おくりびと」が高い評価を得たように死者との別れ方は大きなテーマである。医療をはじめとする科学技術の発達で現代人の生活から死は遠ざけられたかに見えたが、高齢化社会を迎える中で身近な問題にもなっている。
ドラマは身元不明の死者の身元を明らかにするなどミステリー色が強い。主要登場人物に刑事がおり、警察の代わりに主人公が調査して謎を解くという側面がある。同じく死体を扱うドラマでも、「アリアドネの弾丸」では警察組織との対立を描いたが、こちらでは葬儀屋がお清めと称して刑事にビール券を貢ぐなど癒着している。犯人逮捕直後に刑事が容疑者を殴りつけるなど警察を被害者の無念を晴らす私刑組織との勘違いが見られる。結果的に警察の協力をしながらも、緊張関係のある月9ドラマ・ラッキーセブンの方が骨はある。
前田敦子が主人公の妹として出演する。名実共に日本を代表するアイドルグループに成長したAKB48の主要メンバーにとって最早連続ドラマに出演することは驚くことではなくなった。いかに演じるか女優として評価される。
前田は、意図せず葬儀屋を継ぐことになった主人公の妹であり、葬儀屋としての必要知識が乏しい兄のサポート役という位置づけである。感情で動くこともある兄に、ビジネスライクな考えをぶつける。それでいながら、最後は身よりのない遺体の葬式をするという人情味ある決断を下すという得な役回りである。
前田はキュートが好調であったが、ロボット役であり、演技力が評価されたとは言えない。過去の人気ドラマのリメイク作・花盛りの君たちは髪の毛を切って気合いを入れたが、視聴率は振るわなかった。このドラマでは華のある役ではないが、自然体で意外にマッチしている。林田力
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