2012年1月8日日曜日

武器商人を経営分析する

「武器商人を経営分析する」は、市民運動家のヘンリー大津氏の処女作。本書は陰謀論に多くを依拠しているが、その記述は健全な経済観念に基づいている。これは著者が経営コンサルタントであったことと無縁ではあるまい。
世の中には、一端の活動家を気取っても時間を守れず、遅刻を繰り返すような下劣な人間もいる。しかも、自分の遅刻を相手がフォローすることを当然し、まるで他人の遅刻をフォローできる人がフォローしない人よりも能力があるかのような倒錯した価値観を抱く輩もいる。この種の連中と著者は一線を画している。
本書の特徴は金融を悪玉視していることである。金融による信用創造を詐欺と同視している。経営コンサルタントとして利払いに苦しめられている中小企業を数多く見てきた経験が裏打ちされていると思われる。トラブルとなった顧客に脅迫電話を繰り返して逮捕された東急不動産のコンサルタントとは対照的である。林田力
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