2011年10月31日月曜日

二子玉川ライズ住民訴訟控訴理由書:独占的に東急グループが取得

(3) 東急グループ企業が事業地の85%以上を有している事業であること

ア 本件再開発事業地は,その85%以上が,東急電鉄,東急不動産,東急建設の東急グループ企業が所有している(甲107・39頁,甲10)。

特に第�街区は東急グループ以外の所有者はおらず,第�街区についても殆ど全てが東急グループの所有地である(甲107・41頁図15)。

この点は一般的な再開発事業と比較して,本件再開発事業の極めて顕著な特色と言うべきである。この事実は公共的利益への貢献の有無を評価する際にも,軽視してはならない。

イ 第1に,本件再開発事業による利益はほぼ独占的に東急グループが取得する構造となっていることである。この利益は出資不動産に対する配分のレベルのみならず,再開発事業による規制緩和などの特例的取り扱いや,公的援助などの優遇措置の恩恵を実質的にはほぼ全て東急グループ企業が享受することを意味する。

これら優遇措置により,東急が取得した利益について,岩見教授は前述したとおり,これを900億円以上と試算している(甲150)。

これらの計画利益は本来公共の利益として還元されなくてはならないものである。このような莫大な利益に見合う公共的利益への貢献は認められるのかが本件では問題とされなくてはならないのである。
http://hayariki.jakou.com/futako/appeal101111.html

二子玉川ライズに補助金出すな

二子玉川東第二地区市街地再開発事業は圧倒的多数が反対でした。この問題については改めてパブコメで意見を集めるまでもなく、住民の意思は明確です。世田谷区は住民の意見集める段階ではなく、住民の意思を反映させるべく実行する段階です。
http://hayariki.net/

二子玉川ライズ支援削除意見

私は二子玉川東第二地区市街地事業計画案の意見書提出者であり、4月20日に口頭意見陳述も行った。二子玉川東第二地区再開発組合設立認可処分取消訴訟の原告でもある。再開発への住民運動を取材し、『二子玉川ライズ反対運動』(マイブックル、2010年)を電子出版した。実施計画素案0701番「街のにぎわいの核づくり」の二子玉川東第二地区市街地再開発事業への補助等による支援に利害関係を有する個人として意見提出する。
素案の二子玉川東第二地区再開発への補助等による支援は削除すべきである。素案には「人が憩い集う、にぎわいと魅力ある街づくりのため」とある。しかし、二子玉川再開発は風害や渋滞など住環境を破壊し、地域コミュニティーを分断する。地域住民にとって憩う街ではなく、そのにぎわいや魅力も地域住民のものではない。
二子玉川再開発への支援は他の計画とも衝突する。素案1003番「都市景観の形成」には「区民等と協働して世田谷らしい風景を創出」「良好な景観形成を進めていく」とあるが、二子玉川再開発は多摩川と国分寺崖線に囲まれた二子玉川の伝統的な景観を破壊する。
素案1004番「地区街づくりの推進」には「地区特性に応じた良好でやすらぎのあるまちづくりを推進」とあるが、二子玉川再開発は高齢者らの地域住民に「良好でやすらぎのある」街になっていない。これらの問題の解決・調整なしに二子玉川再開発を支援することは世田谷区政に深刻な論理矛盾を引き起こす。
保坂展人区政は住民参加を掲げるが、二子玉川再開発は住民排除の上に成り立った計画である。縦覧された二子玉川東第二地区事業計画案への意見書・口頭意見陳述の圧倒的多数が反対意見であった。二子玉川再開発については新たにパブコメをするまでもなく、民意は明らかである。世田谷区は意見集約ではなく、住民の意思を反映させるべく実行する段階にある。意見書・口頭意見陳述の内容を踏まえ、再開発への支援を中止し、東京都に設立認可処分の再考を働きかけるべきである。
最後にパブコメは住民参加の一手法であるが、「意見を募集するだけの形式的手続きで、結論は最初から決まっている」となりがちである。意見を出した住民が参加を実感できるような工夫を期待する。
(林田力)
http://www.hayariki.net/shimokita.html
税金たかりの二子玉川デジタル・コンテンツ問題
http://www.hayariki.net/digit.htm

2011年10月30日日曜日

樺太犬リキ南極物語

日本頑張れ、日本は負けていないの強調には辟易させられる。東日本大震災・福島第一原発事故後の言論空間を連想して気持ち悪い。まだ見ぬ大陸に日本の旗を立てるというセリフには植民地主義の香りさえする。
しかし、北海道で犬探しする頃から面白くなった。広大な北海道の風景は気持ちを高揚させる。自分探しで探検隊に加わった大学院生の存在がドラマを引き立たせる。日本に夢を与える的な話よりも個人の物語こそドラマがある。
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家政婦のミタ3話

それは、あなたがたが決めることです。
無理です。私はあなたの家族じゃないですから。
偉そうに他人の家なんか作ってるんじゃないよ。偽善者。
結婚なんかしたくなかった。
心なんてないんですか。
ありません。

2011年10月29日土曜日

白竜、六本木極楽浄土

前巻に引き続き六本木極楽浄土編で幕を開ける。六本木を根城とするヤクザよりも無軌道な愚連隊が登場する。これは市川海老蔵に重傷を負わせた元暴走族・関東連合を連想する。暴力団による東急電鉄の株式買い占めなど実際の事件を下敷きにすることが多い白竜であるため、海老蔵事件のアナロジーへの期待も高まる。ところが、期待に反して愚連隊は巨悪に使われる麻薬中毒の小物に過ぎなかった。海老蔵事件でも元暴走族という恥ずかしい肩書きで呼ばれる存在が嘲笑されたが、愚連隊は物語の敵役として描くほどの価値もないことを示している。
ヤクザは社会的に悪であるが、この話では地元商店街の役に立っている。そしてヤクザ以上に社会のダニであるヤンキーをヤクザが瞬殺する展開にはカタルシスがある。林田力
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相棒10=?iso-2022-jp?B?GyRCPWkbKEI=?=回

満を持して登場した人気ドラマシリーズの10作目は初回二時間スペシャルである。相棒は文字通り相棒となった警視庁特命係の二人の活躍を描く刑事ドラマであるが、シリーズ途中で相棒が交代するという驚きの展開を成し遂げている。新相棒の神戸には、寺脇の方が良かった的な批判が当然のことながら寄せられる。この種の批判は通常でも発生するが、当初の神戸はスパイ的な役回りであったために尚更である。シーズン9では相棒ぶりが板についてきたものの、初回では神戸の今後に不安が残る結末になった。
相棒の大きな魅力は社会性である。初回スペシャルでは近年無罪判決が相次ぐ冤罪をテーマとしたが、異色な切り口になった。冤罪では人生をメチャクチャにされた冤罪被害者の苦しみがクローズアップされる。しかし、相棒では冤罪被害者が早々に退場してしまう。代わりに真実を隠蔽しようとする刑事や検事、裁判官、真犯人の法を悪用した悪辣さが前面に出る。ドラマでは冤罪被害者の無念は忘れ去られた形で展開する。
警察の発表を鵜呑みにし、まだまだ冤罪被害への理解が乏しい日本社会では冤罪被害者に厳しいシナリオである。冤罪被害者も疑われて当然の行動をしていたと描かれており、本人に落ち度があるから冤罪被害に遭う的な冤罪被害者へのステレオタイプな偏見を助長しかねない。この冤罪被害者への冷たさは前クールのアリアドネの弾丸にも共通する。アリアドネの弾丸では冤罪被害者本人や支援団体の代表、代理人弁護士が真犯人候補として演出された。相棒もアリアドネの弾丸も共に娯楽性と社会性を両立させた好シリーズであるが、そこで冤罪被害者に冷たいシナリオが共通することは興味深い。冤罪が次々と明らかになる現実に対する反動か、冤罪被害が広く受け入れられつつあることの裏返しか注目していきたい。
冤罪被害者の無念を置き忘れて進行したドラマであったが、最後の最後で登場する。他にも捜査のきっかけが神戸と大河原の会話で、ラストも二人の会話で締めるなどストーリーが練り込まれている。
さらに警察官である神戸の過去の犯罪が明らかになるというサプライズも用意されている。冤罪で非難されるべきは予断や勇み足によって無実の人の人生を破壊した警察であるが、刑事ドラマでは正義の刑事が悪い刑事を糾弾するという展開に陥りやすい。その点でラストを警察官である神戸の痛恨と反省でまとめた筋運びは、冤罪を扱う刑事ドラマとして秀逸である。
単発ドラマとしては見事な筋運びであるが、連続ドラマとしては不安が残る。神戸の犯罪が明らかになったことで、正義を語る刑事ドラマの主人公として相応しいかという問題が生じる。神戸は不都合な過去を水に流す無反省なキャラではないが、それでも次回から何事もなかったように正義を語るならば白々しくなる。
杉下右京は罪を免れた真犯人に対しては、収監された方がましと思わせるような厳しい状況に立たせている。神戸の犯罪を「細かなところに気がつくのは私の悪い癖」で終わらせるならば、身内をかばう警察の悪い体質そのものになる。シーズン10は神戸の今後から目が離せない。林田力
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二子玉川ライズ住民訴訟控訴理由書:マイナス要因

ウ 第2に,巨大開発は必然的にこれを支える都市基盤,公共施設への負荷を増大させ,地域の生活環境に大きなマイナス要因となる。

本件のような大規模な商業施設,業務施設は必然的に交通需要を増大させ,鉄道の混雑,自動車交通の増大をもたらす。本件において鉄道の混雑問題については全く何の対策も検討されていない。

また一定の道路整備が計画はされているが,地域的な課題とされる丸子橋をネックとする玉川通りの交通渋滞問題(昭和58年基本構想・乙8)は一層深刻化することが明らかであるにもかかわらず,全く何の対策もとられていない(「手引き」によれば,「周辺の都市計画道路の容量が十分でなく,かつプロジェクトの計画が著しい自動車交通の発生・集中を引き起こすような場合など,特に土地利用転換による交通上の影響が広範に生ずると認められる場合においては,都市交通に関する広域的な検討を行い,適宜都市計画道路の見直しを行うことが必要となる。」(甲118・33頁)とされている)。
http://www.hayariki.net/futako/appeal101111.html
また学齢人口(6〜14歳)の全人口に対する比率は概ね7%内外であるから,第�街区の住宅供給により200〜300人もの学齢人口が増加することとなるが,これを受け止める教育施設,公共施設などは全く計画されていない。
http://theinterviews.jp/hayachikara

「手引き」の評価ポイントでいう「地域の交通改善」,「良好なコミュニティ創出」や「文化の創造」にこの事業が貢献する内容は一つもないどころか,社会的なマイナス面に対するカバーもなされていない。

二子玉川ライズのデザイン賞批判

二子玉川ライズ タワー&レジデンスのグッドデザイン賞受賞に批判の声があがっている。自然や景観を破壊する二子玉川ライズはバッドデザイン賞こそふさわしい。
そもそも二子玉川ライズが売りにする駅からのペデストリアンデッキ・リボンストリートは、別事業者の建築物であり、計画未定の段階で販売した。
http://hayariki.net/

2011年10月27日木曜日

二子玉川ライズ住民訴訟控訴理由書イ 「公共的利益への貢献」の評価基準

イ 「公共的利益への貢献」の評価基準

それでは「公共的利益への貢献」の内容を具体的にはどう考えればよいであろうか。

この点に関し,「再開発地区計画の手引き」(甲118)では,「再開発地区計画制度は,市街地環境の改善,都市における諸活動の効率化,美観の創出,良好なコミュニティの形成,地域の交通条件の改善,地域経済の活性化,文化の創造に寄与する都市空間の設定(いわゆる優良なアーバンデザイン)による,一体的かつ総合的な市街地の整備に資するプロジェクトを誘導する手段である」としている(20頁)。

そして「相当規模の土地の区域における土地利用転換は,都市のかかえる諸々の課題の改善を図る上で重要な機会を提供するものであることを考えれば,本制度の活用にあたっては,地域活力の創出,市民の交流の場の提供,地域の交通条件の改善等,都市政策上の広い観点からの要請を踏まえ,誘導されるプロジェクトが良好な地域社会の形成に資することとなるよう努めることが重要である。」とされる(同20頁)。

従って計画策定に当たってはプロジェクトの都市に対する貢献内容が積極的に確保されるようにすることと同時に「プロジェクトが交通等周辺環境に及ぼす影響を検討し,これに対する適切な対策が講ぜられるように定めること。すなわちプロジェクトの及ぼすマイナスの影響が適切に処理されるようにすること」(同21頁)が重要である。
http://www.hayariki.net/futako/appeal101111.html
こういった内容こそが「公共的利益への貢献」の有無を評価するための具体的な基準となる内容であり,都市再開発法7条の8の2第1項の目的規定の適合性は,このような視点から各プロジェクトの具体的な中身を評価して決すべきことである。
http://www.hayariki.net/futako/rise101023.html

多摩地域の放射能・下水焼却灰

東京都下水道局は多摩地域の七カ所の下水焼却灰を報告した。一万7ベクレルの濃度を明らかにした。斉藤信行江東区議は多摩地域現地での処理を求めた。文部科学省の測定でも多摩地域は比較的高い放射能の数値が出ている。国の責任で発生地処理で解決すべきと主張する。
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不動産屋は1階の店を選ぼう

雑居ビルに入居している不動産屋を選ぶ際は、1階にある店舗を選びましょう。ビル上階に入っている不動産屋は要注意です。
不動産屋としては1階への入居が望ましく、現実に多くの業者が1階で営業している。消費者にとっては1階の店の方が入りやすい。地上げ屋や追い出し屋、ブローカーなど不動産業界に闇の部分があることは事実である。ビル上階の密室よりもガラス張りの1階の店舗の方が安心できる。
http://hayariki.net/
不動産屋の壁はガラスになっていて、物件広告が貼られていることが多い。この広告は有効な集客手段である。
不動産屋がビル上階にあると内見に行くことも不便である。中には内見をさせない業者もいるが、その種の業者とは契約してはならない。どうしてもビル上階の不動産屋と契約しようとする場合、せめて不動産屋の名前や免許番号、代表者名を検索し、その不動産屋が過去に宅建業法違反で業務停止処分を受けていないか確認してからにしよう。

2011年10月25日火曜日

二子玉川ライズ広告が規約違反

高層マンション・二子玉川ライズ タワー&レジデンスの広告で不動産公正競争規約違反が発見された。二子玉川ライズは2010年5月に竣工した分譲マンションであるが、2011年10月現在も販売が続いている。
広告では新築と表記するが、不動産公正競争規約では新築は竣工後1年以内の物件にしか使えない。同じ東急不動産物件ではブランズシティ守谷も竣工から1年後の広告で新築マンションと表示し、不動産公正競争規約違反を指摘された。
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2011年10月24日月曜日

二子玉川ライズの寒空広場

交通広場が吹きさらしの寒空広場になる。
再開発ではペデストリアンデッキを道路として、容積率をあげる。何でこれがグッドデザインなんだ。
公園のかさ上げ。駅からのバリアフリー。河川敷と直結。埋め立てて馬鹿げている。残土の受け入れになる。
トンネルの中で車線変更。トンネルを抜ける手前で車線が減る。事故が起きる。危険。全部中途半端。
公園の収容では必至になることはないが、狙いは道路の整備ではないか。
瀬田隧道
五島美術館でビルが見えたことにがっかり。お茶飲む気分ではなくなった。
どのように壊された街を作り直すか
にぎわいのある町づくりは東急の金儲けの後付け説明。周辺住民の意向を無視し、居住者を追い出す。駅ビルが風を遮るために周辺が強風になる。
人間が生きていられる街にしたい。富士山を見たい。ビルの間ではなく、広い空の富士山を見たい。富士山が見たいならば御殿場にも行けばどうですか、と再開発組合に言われて悔しかった。
再開発は地権者が自分の権利を守るかという点が中心となりがちだが、周囲の人々にとってどうかという点も重要。独占的土地利用を排除することが原則。しかし、駅前の広大な空間を東急が再開発という手段で独占的な利用を許した。
もともとあった風致地区の指定を変え、都市計画公園の位置を変更してまで、特別に土地の高度利用を認める再開発地区計画という計画を適用して、開発利益を独占的にもたらす二子玉川ライズは適切な法の適用と運動ではない。
駅ビルは外から来た商店が大半。商店街はつながり、連携。バーズモールは不動産業者が大半で、物を売る商店街として魅力はない。
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反対していた高齢者が入院して、皆が悔しいと言っている。
生活拠点を掲げるが、住民の生活を破壊している。商業集積だけだが、それは公共性にはならない。
東急の私的利益を制限することが都市計画。

2011年10月23日日曜日

不動産屋は地域密着型を選ぼう

不動産屋は地域密着型を選びましょう。地域密着型とはオフィスのある地域の物件を中心とする業者です。反対に事務所から離れた場所の物件を扱う業者は要注意です。たとえば代々木に事務所がありながら、立川など都下の物件ばかりを扱う業者などです。物件の問題点や注意事項が説明されない危険があります。
事務所と離れた場所の物件ばかりを扱う不動産屋では希望立地とは異なる物件を押し付けられる危険もあります。また、事務所と物件が離れていると、内見も不便です。中には内見させずに契約を迫る業者もいますが、そのその種の不動産業界のゴキブリのような忌むべき業者は論外です。絶対に契約をしてはなりません。
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賃貸は仲介不動産の処分歴で選ぶ

賃貸不動産は仲介不動産業者で選びましょう。ゼロゼロ物件ばかり扱う業者は要注意。過去に行政処分を受けていないか、調べましょう。
信頼できる不動産屋は行政処分歴の有無で見分けよう。宅地建物取引業法で違反で業務停止処分を受けたような業者は避けることが賢明である。行政処分歴のようなネガティブ情報はWEBでも公開されている。不動産業者名や免許番号で検索すれば悪名高い宅建業法違反事例を容易に見つけることができる。
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2011年10月22日土曜日

夢見る黄金地球儀

夢見る黄金地球儀は桜宮サーガの一作品。桜宮市を舞台にナイチンゲールの沈黙の浜田小夜も登場するが、主人公は医者でも医学生でもなく、珍しく医療とは離れた内容である。
海堂作品は死因不明社会や救急医療の経済性など現実の医療に対する鋭い問題意識を特徴とする。黄金地球儀は医療から離れるが、社会への問題意識は健在である。非効率な役所仕事や、住民不在の街づくりへの怒りである。経済優先の開発は街を没個性化させ、結局のところ街を衰退させてしまう。日本各地の都市で起きている問題が桜宮市でも描かれる。
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桜宮サーガには大学という小中高校とは異質な教育研究機関が織りなす人間関係という魅力があった。特にジェネラルルージュの凱旋やナイチンゲールの沈黙の田口、速水、島津の同期トリオの連帯感は大学教育を共に受けた人々ならではの魅力があった。
黄金地球儀は医学部出身者の物語ではないが、大学生活への思い入れは色濃い。学生時代の悪友への再会が物語の発端であり、修士課程を挫折した主人公の学問への屈折した思いが所々に顔を出している。林田力

ハヤテのごとく30巻

映画化もされた人気マンガの節目となる第30巻では、女性と勘違いされたハヤテの正体が露見する。女装していたハヤテは女性と勘違いされる。ハヤテにだまそうとする悪意はなく、真相を話そうとするものの、親切心から相手に深入りするうちに、ますます打ち明けにくくなってしまう。これは前の巻から繰り返されてきた展開であるが、巻き込まれる脇役の反応など筋運びの巧みさによって飽きさせない。この巻では遂に真相の告白を決意するが、またもやタイミングを逃し、深みにはまってしまう。そして想定できる限り最悪の状況で真相が露見する。林田力
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バクマン15巻

この巻は前巻に引き続き七峰透との対決である。奇しくも週刊少年ジャンプでも七峰透との再戦に決着がつけられたばかりであり、コミックスを読むと最近の連載内容に新たな気付きが生まれる。
七峰は漫画家と担当の二人三脚という現在のマンガ雑誌のあり方を真っ向から否定するシステムで挑む。バクマンの中では七峰は悪役だが、担当が漫画を良くするよりも、漫画家をスポイルさせているとの主張は少なからぬ共感を得られる内容である。
映画化も決まった人気マンガ・進撃の巨人はジャンプ編集部に蹴られた作品である。漫画家が出版社を提訴した裁判も担当への怒りが背景にあった。
バクマンでも担当の趣味で意に添わない漫画を描かされた苦しみを味わっている。その意味で七峰の思想は単なる悪役に留めるには惜しいものがある。一方で他誌以上に漫画家と編集の関係が強固なジャンプにおいて、自己否定するような展開は考えにくい。七峰との対決が自滅という悪役としても恥ずかしい終わり方となったことにジャンプの思想が現れている。
七峰退場後は、アシスタントとして再登場した中井のエピソードでは、かつて主人公と共に切磋琢磨した仲間キャラを、あそこまで救いがたい存在に変貌させる作者の思い切りの良さに脱帽である。ここでは怠惰な漫画家の役回りの平丸が熱さを見せる。
中盤は、あしたのジョーのオマージュになっており、漫画好きにはたまらない。主人公は原稿を何度も編集部に持ち込んでは拒絶されるというプロセスを経ていないために、順風満帆なイメージがある。しかし、その裏には常人にはない努力があることを、あしたのジョーの名台詞を使って描いている。
後半は漫画を模倣した犯罪者の出現による動揺を描く。バクマンの作者コンビは、人気マンガ「デスノート」も手掛けているが、人を殺すノートを主題としたデスノートに対しても教育や道徳的見地から批判された。それを踏まえて読むと一層味わい深くなる。林田力
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2011年10月20日木曜日

マンション建設反対と公営住宅

マンション建設反対運動は公営住宅拡充を政策論として掲げよう。一時ほど注目を集めなくなったが現在も各地でマンション建設反対運動が起きている。大きな問題になっていない背景は不動産不況に負うところが大きく、住民運動を取り巻く状況が改善されたとは言い難い。かつて街づくりを志向するマンション建設反対運動に対し、住環境破壊は人権侵害と人権論での再構築を提言した。ここでは人権論に立脚した政策論として公営住宅拡充を提言する。
マンション建設反対運動に寄せられる最も痛切な批判は、需要があるからマンションが建設されるというものである。これに人権論は、需要があるとしても住環境破壊は人権侵害であり、許されないと近隣住民の権利で対抗する。これは人権によって経済的需要を否定する論理である。そこに論理的な強さがあるが、需要が生まれる根本原因を治療するものではない。そこで公営住宅拡充論である。日本は持ち家信仰が過度に強いが、それは民間任せの賃貸市場が貧弱であるためである。廉価で良質な公営住宅が大量に供給されることで、分譲マンションへの需要を減少させられる。これは長期的にはマンション建築紛争の抑制になる。
マンション建設反対運動にとっては住環境を破壊する高層建築が問題であり、公営住宅であっても建物の態様によっては反対の対象になりうる。それ故にマンション建設反対運動が公営住宅拡充を掲げることへの疑問も考えられる。しかし、公営住宅が本来の目的を果たすならば、高齢者など様々な住民に優しい建物でなければならず、低層中心になる。
公営住宅拡充はゼロゼロ物件や追い出し屋など賃貸住宅の問題でも根本的な対策になるものである。直近の課題は貧困ビジネスで搾取する悪質な業者の規制である。追い出し屋規制法案の成立が求められている。消費者に求められる対策としては、宅建業法違反で業務停止処分を受けたような問題のある業者とは契約しないことである。しかし、根本的な問題は住宅供給を民間任せにする日本の住宅政策の貧困にあり、廉価な公営住宅の拡充が貧困ビジネスの撲滅になる。マンション建設反対運動が公営住宅拡充を掲げることは賃貸と分譲の問題を結び付け、運動の裾野を広げることになる。林田力
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都市計画法7条の8の2違反

5 争点5(4) 都市計画法7条の8の2違反(再開発地区計画)

(1) 再開発地区計画制度の目的

ア 公共的利益に資すること

都市再開発法7条の8の2第1項には,再開発地区計画の目的を,土地の「合理的かつ健全な高度利用」と「都市機能の更新」をはかることと定めている。

これらの文言は必ずしも一義的に明確な基準を示すものではないが,再開発地区計画制度は,従前の都市計画的規制を変更し,容積率等の公的規制を緩和するものであり,それが容認されるのは,公共的利益に資するものではなくてはならないことは異論がないはずである。公共的利益に資するものといえなければ再開発地区計画として認められるべきでないことは,争いの余地がないことである。

上記のような考え方を前提にすれば,上記目的規定における「合理的かつ健全な土地利用」とは,地域環境改善等の公共的利益に資するような土地の利用でなくてはならず,土地の収益を高めることを主眼とするような高度利用は再開発地区計画制度の目的にはそぐわないものと評価されることとなる。

そして同様に「都市機能の更新」とは,何でも新しくすればよいのではなく,従前の都市機能の改善につながるようなものでなくてはならないと解される。

原判決は「再開発地区制度の趣旨,殊に,同制度は大都市圏における宅地及び住宅,業務床の供給の促進をはかることをその趣旨の一つとするものであることに照らすと,『環境効用を高める土地利用』でなければ『高度利用』に当たらないとまではいうことができないと」して控訴人の都市計画法7条の8の2違反の主張を排斥している。
http://www.hayariki.net/futako/appeal101111.html
しかし住宅や業務床の供給のための「土地の高度利用」は開発者の利益には直結しても,しばしば公共的利益に逆行するものとなるのであり,再開発地区計画制度の目的規定は,このようなことのないよう「健全で合理的な」土地利用でなくてはならないとしているのである。再開発地区計画制度による住宅・業務床の供給促進は,地域環境の改善等の公共的利益と統一的に果たされなくてはならないのであり,地域環境破壊を正当化するものとはなり得ない。原判決はこのような法の趣旨を理解しない,誤ったものである。

2011年10月19日水曜日

相棒10=?iso-2022-jp?B?GyRCJTkbKEI=?=ペシャル

警察が現場検証で得た事実を元に自白を誘導。供述調書は警察の作文。
伊丹。裏がある。
取り調べの可視化が必要かなあ。
冤罪の上塗り。警察の勇み足。
だったら諦めるか。
杉下。僕が諦めると思いますか。
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二子玉川ライズには客観的な再開発の必要性はない

(3)客観的な再開発の必要性はなく、あるのは再開発要求のみである。

控訴人の主張しているのは、いずれも、計画の必要性と、その具体的内容を決する根幹にかかる重大な事実である。

ア 1つは、被告がこの事業の正当性を主張する際、再三主張する「本件地域は世田谷区内における「広域生活拠点」である。」という位置付けは、準備組合設立時であるS57年当初からあったものではなく、S58年の基本構想作成時の上位計画にも存在しなかった。事後的にS62年に上位計画である世田谷区の基本計画を手直ししてつじつまを合わせて、再開発の必要性を『作り上げた』ということである。開発の必要性の偽装である。

イ もう一つは、本件再開発事業の現計画内容が、S58年当初、当該地域の開発の必要性、保全の必要性として示されていた整備課題、整備方針を実現する目的に反しており、その後に作成されたS62年の基本計画における容積率の上限をも逸脱していることである。

被控訴人が「ふまえている」とごまかした反論しかできなかった点を、原判決は、その内容に踏みこみ、控訴人の指摘の事実経過を認定しながらも、全く前提たる計画を無視して、専ら開発利益の実現のために上位計画である世田谷区の「基本計画」すらいかようにも事後的に書き換えるという無謀な都市計画の運用を司法が追認するという過ちを犯している。
http://www.hayariki.net/futako/appeal101111.html

二子玉川ライズの問題

二子玉川ライズが一体、何のために行われるか再開発組合と世田谷区長に尋ねたが、返事を得られなかった。二子玉川ライズのような地域の総合計画は、地域住民の参加または主体的な視点からの検討の場が必要です。
二子玉川ライズは東急グループと行政が、地域住民に相談せずに内密に決めて走り出した計画であった。再開発は看板だけで、内実は東急資本の更地の新開発がであった。再開発と言えるものは一部の駅前商店街の部分だけで、そこの商店主たちは大資本と行政に巻き込まれて、多くは地区外に出て行った。複雑で先の見えない仕組みに翻弄されて健康を害するなどの被害を受け、亡くなった人も一人や二人ではない。実態のトレースがされて、計画の正当性が実証される必要がある。既にトレースの結果がでているならば、情報を提示してください。
http://hayariki.net/
大規模な商業集積を目論む広域生活拠点計画は、商店主のためでも、消費者のためでもない。政策的に生まれた盛り場に、わざわざ乗り物を使って出かけて用が足りるか。そこで出会う商品は暮らしの目線から離れたガラクタが目立つ。

2011年10月18日火曜日

やるやる詐欺とゼロゼロ物件詐欺

ゼロゼロ物件詐欺は敷金礼金ゼロ円を謳って賃貸物件を紹介しながら、様々な名目で料金を徴収するため、悪質である。宅建業法違反で業務停止処分を受けたなど行政処分歴のある業者との契約は避けたい。
やるやる詐欺は、やるやると言ってやらないことである。できないことをできない、ダメなことはダメ、無理なものは無理と言うことが仕事の基本である。「やってもいないのに、できないと言うな」的な時代遅れの特殊日本的頑張ります精神は迷惑である。
http://hayariki.net/

2011年10月17日月曜日

山口敏太郎祭4でUMA/幽霊の法律相談

「山口敏太郎祭4〜オカルトオタクの逆襲、武蔵野歴女会が乱入予告!!」が14日、東京都杉並区の阿佐ヶ谷ロフトで開催された。山口敏太郎祭は漫画原作者にしてオカルト研究家の山口敏太郎氏が主宰する毎年恒例のイベントで、数々の能力者や霊能者と研究家、懐疑派が入り乱れたオールナイトイベントである。
この「山口敏太郎祭4」では作家の巨椋修氏とスピリチュアル・アイドルの疋田紗也氏、林田力(記者)で「UMA/幽霊の法律相談」を行った。「幽霊は不法侵入になるか」「宇宙人の人類拉致は犯罪か」「UMA (未確認動物Unidentified Mysterious Animal)捕獲は動物虐待になるか」などのテーマでトークを展開した。
巨椋氏が「他人の住居に侵入する幽霊は失礼ではないか」と振ると、疋田氏は「そう思う時もあるが、逆に昔から心霊スポットに居着いている幽霊からすると、そこに入ってきて驚く人間の方が失礼ではないか」と応じた。
林田は「幽霊の立場からすると、人間の方が侵入者になる例が多い。幽霊ではないが、ジブリ映画の『平成狸合戦ぽんぽこ』が典型」と述べた。また、犯罪としては「刑法に住居侵入罪があるが、幽霊が犯罪の主体、犯罪者になれるかが問題」と述べた。
これに対して巨椋氏は「ゾンビはどうか」と尋ねた。巨椋氏によると、最初からゾンビは生者を襲うものではなく、死体を操って働かせようとした人間が生み出したものという。林田は「ゾンビそのものよりも、ゾンビを操る、または生み出した人間に責任を追及できるのではないか」と答えた。
http://www.pjnews.net/news/794/20111017_1
「操る」という点について疋田氏は「自殺者が相次ぐ居場所では、霊に操られて自殺するというようなこともあるのではないか」と述べた。林田は「私も子どもの頃に階段に壁がなく、柵しかないマンションの10階の上った時に、そのまま下に吸い込まれそうになったことがある。自殺したくて自殺した訳ではない人もいると思う」と答えた。
次に「宇宙人の人類拉致は犯罪か」である。巨椋氏は「明らかに犯罪ではないか」と振ると、林田は「被害者から見れば明らかに犯罪。但し、人間の拉致でも国家による戦争中の拉致は戦争行為として正当化する論理もある。宇宙人が地球と戦争行為をしているつもりならば、戦争行為として正当化するかもしれない」と答えた。
また、巨椋氏は「(フィクションなどに描かれた)宇宙人は何故『我々は宇宙人である』と語って、一人でも『私は宇宙人である』とは言わないのか」と質問した。林田は「宇宙人の代表として地球人と会話する意識なのではないか」と回答した。
疋田氏は宇宙人にも遭遇したことがあるという。巨椋氏から「幽霊やUMAではなく、どうして宇宙人と分かったのか」と突っ込まれたが、「直感的に認識した」と答えた。
続いて「UMA捕獲は動物虐待になるか」である。巨椋氏は「UMAは絶滅危惧種と同じであり、捕獲したら動物虐待になるのではないか」と質問したが、林田は「絶滅危惧種や天然記念物は規定されたもののみが対象となり、現状の法律はUMAに対応できていない」と答えた。
巨椋氏は米国マサチューセッツ州には「宇宙人から贈られたガンを撃つことは法律違反である。」という奇妙な法律を紹介した。これについて林田は「宇宙人は原文ではalienで、異邦人との意味を持つ。マサチューセッツ州では『alienが許可なく銃を所有してはならない』などalienに対する銃規制の条文が多い。それでもalienには宇宙人も含まれるため、もし宇宙人から銃を贈られた人がいて、それを発射したら、この法律で裁かれることになる」と答えた。
トークの最後は「人間も幽霊や宇宙人を毛嫌いせずに共生していかなければならない」とまとめた。これに対して疋田氏は「霊にも悪霊がいて、取りつかれることもある」と反論すると、巨椋氏は「適度に距離を置くことも大切」と補足した。
http://www.hayariki.net/hayachikara.htm

ドリフターズ1巻

タイトルだけでは何の漫画か想像できない作品。ドリフターズとは異世界からの漂流者のことである。関ヶ原の合戦で孤軍奮闘した島津の武将はエルフなどのすむ異世界に漂流させられる。その世界には織田信長や那須与一も漂流していた。
この巻では島津達と出会っていないが、古代カルタゴの名将ハンニバルやローマのスキピオも漂流者である。敵方もジャンヌ・ダルクやラスプーチンとそうそうたる顔ぶれで、歴史上の人物のオールスター戦という想像力をかきたてる物語になっている。林田力
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2011年10月16日日曜日

二子玉川ライズ住民訴訟控訴理由書(2) 原判決の誤り

(2) 原判決の誤り

原判決は、この点について、その後の諸情勢の変化をふまえて、昭和62年には「世田谷区新基本計画」が策定されていたから昭和54年4月の「世田谷区基本計画」は本件再開発事業の上位計画であるとはいえない、といいつつ、再開発計画についても「乙11号証の昭和62年の基本計画」があるのだから、「乙8号証の基本構想」も上位計画とは言えないと断じている。

さらに、そのうえで、乙11号証の記載中にある容積率「�−a、�−b、500%、�−a400%、�300%」という記載が本件都市計画決定「�−a600%、�−b660%、�−a520%、�370%」との間に「不一致がある」ことを明確に認めている。これと現事業との内容の不一致については、「法的に拘束するものとは解しがたい」ことと、後者の容積率を前提として本件影響評価等(乙1号証)を行っていることを勘案すると、違法とまで言えない、と断じている。

このような原判決の判断では、「都市計画の計画性」は全く担保されない。

すなわち、開発の必要性も、計画内容の変更についての合理的説明も一切不必要で、「その後の諸情勢の変化」を理由にいかようにも変更が可能だと言うことに等しい。しかも、その後の諸情勢の変化とははまさに、東急グループの開発意欲を受けこれを実現するための条件整備である。このことは繰り返し述べているように、S60年から始まった甲40号証の密約協議の時期に合致していることから明らかである。
http://www12.atpages.jp/~hayariki/haya/futako/appeal101111.html

ゼロゼロ物件は何かある

ゼロゼロ物件は何かある、怖いとの理解が一般的である。敷金や礼金、さらには仲介手数料がなく、保証人不要の代わりに別の名目で料金を請求され、敷金礼金ありの物件より割高になることもある。そのため、ゼロゼロ物件詐欺とも呼ばれる。退去時の高額請求や無断で部屋に侵入しての嫌がらせ・家財処分・鍵交換などトラブルは続発している。
ゼロゼロ物件の問題は2008年頃に大きく報道されたが、最近でも被害は続いている。ゼロゼロ物件と契約しないことが最善であるが、契約せざるを得ないという格差社会の現実がある。ゼロゼロ物件が貧困者を食い物にする貧困ビジネスと批判される所以である。根本的には公共センターが廉価で良質な公営住宅を供給しないことが問題である。
ゼロゼロ物件と契約せざるを得ない場合、せめてもの対策として過去に宅建業法違反で処分された悪質な業者を避けることを推奨する。業者の行政処分歴はネットにも公表されている。業者名や免許番号で検索すれば悪質な業者ならば宅建業法違反の処分情報を見つけることができる。林田力
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2011年10月15日土曜日

二子玉川ライズ住民訴訟控訴理由書(1)一体的に開発

3 争点5(2) 13条1項7号違反

(1) 一体的に開発し又は整備する必要性の不存在

原告らの主張の根本は、そもそもこの地域について、現事業の内容での開発整備する必要性そのものが存在しないとするものである。そして、その根拠として、甲66号証(昭和54年の世田谷区基本計画)には当該地域を「広域生活拠点とする」定めがないことや、 現事業の計画内容が乙8号証「S58 再開発基本構想、」(世田谷区)が具体的に定める「地域の整備課題」を解決する内容になっていないこと、「地域の景観を保全するために低層高密度の住宅を建設すべきという整備方針に反していること、乙11号証(「昭和62年の再開発基本計画」)に反して、容積率の緩和について「上限500%」としながら、「660%」の容積率を定めていることなどをその理由としている。

これに対し、被告の反論は「上記の構想や方針をふまえている上、区民の権利をことごとく侵害するものでない。」と杜撰な反論しかしていない。
http://www.hayariki.net/hayachikara.htm

二子玉川ライズ住民訴訟控訴理由書� 圧迫感の測定方法について

� 圧迫感の測定方法について

圧迫感は、東京理科大学名誉教授武井正昭氏の研究により、形態率の測定によってその数値化、実観化が可能となり、また、昭和62年以降現在に至るまで「環境影響評価が科学的かつ適正に行われるために必要な技術的事項及び留意事項」として「東京都環境影響評価技術指針」の評価対象となっている。圧迫感は、人間の精神、身体に重大な影響を及ぼすものであり、圧迫感を受けずに生活することはまさに人間の人格的生存に不可欠である。よって、圧迫感を受けずに生活する権利も日照権などとともに住環境に関する人格権の1つとして法的保護に値する権利であるというべきである(名古屋高裁平成18年7月5日判決参照)。

本件再開発事業の環境影響評価における圧迫感の変化の予測については、環境影響評価技術指針において示された「形態率」ではなく、「仰角による方法」を採用しており、法令に違反した環境影響評価を行っていること、平成6年12月発行の「技術指針」解説第15:景観の項目では、景観に及ぼす影響の内容並びに程度を評価対象としており(甲24、甲113)、景観に及ぼす影響を評価する場合、もっとも影響が大きい場所で評価するのが当然である(本件では、本件再開発地域の外周に接している道路の反対側境界線)にもかかわらず、本件大開発事業の環境影響評価では、再開発事業地域から最小で150メートル、最大で500メートルも離れた場所の圧迫感を評価しており、測定地点が不適切であることなど誤りがある。

さらに、被控訴人が圧迫感の測定方法について、「仰角による方法」を採用したことは「東京都環境影響評価技術指針解説」(甲24甲113)148〜149頁の理解に誤りがあるものである。この点は甲110号証の高本直司意見書に詳細に論じられている。
http://hayariki.zero-yen.com/futako/appeal101111.html
まさに、形態率で測定すれば、30%以上という、明らかに許容限界値8%を遙かに越える数値が出ているにもかかわらず、環境影響評価で問題にならないような結果を導き出したのは、意図的に測定方法をすり替えることによって、誤魔化したからに他ならないのである。仰角法はもともと圧迫感を測定する方法ではなかった。そのことから、昭和63年当時の技術指針解説(甲111)には192頁(4)予測手法の選択又は組み合わせ�「圧迫感の変化の程度についての予測は」の記載欄に「形態率図の作成」とともに「最大仰角図の作成」が例示として記載されているのに、平成6年12月発行の「技術指針解説」(甲24、甲113)では148頁の同じ項目の欄に「最大仰角図」記載が削除されていることや「次の文献を参考に評価を行う。」として、武井論文を参考にするように指摘している。

このような科学技術の進歩による指針の変更と、「予測対象」ごとに、「予測手法」を特定して指示しているというのが緻密な技術指針である。

すなわち甲24、113号証148頁の四角囲みの下にある文章は、「(1)予測事項は次に挙げる内容とする。」とあって、�から�までの項目をあげ、その頁の下から3行目「(4)予測手法の選択は組み合わせは、次にあげるとおりとする。」として、予測事項ごとに取るべき予測手法を規定している。そこでは149頁6行目�には「圧迫感の変化の程度についての予測は、形態図表による形態率、天空図の作成等の手法による。」
http://www.hayariki.net/associa.htm

このような予測事項ごとに、適正な予測手法を特定して、指示していることは、「天空図の作成等」という表現は、あくまでも、形態率測定のための作業としての形態図表や天空図の作成という複数の作業を示す「等」であって、この中に仰角法が含まれるとする非控訴人の主張は、科学的に行われるべき環境影響評価を意図的にねじ曲げる違法な方法である。その結果は形態率という極めて明白な数値化した圧迫感の予測値が、軒並み許容限度を上回っているという結果が何よりも物語っている。その詳細は、より具体的にわかりやすく、その問題について1級建築士高本直司作成の意見書甲110号証24頁から25頁に詳細に説明済みであり、これを、理解せずに認定した裁判所の判決は科学的見識を欠くもので誤りである。

ゴキブリを素手で、家政婦のミタ

家政婦っぽい人が来ると思っていた。時間きっかりに訪問するところで、有能さを演出している。クールな家政婦。全然笑わない。余計なことは話さない。人を殺せと言われたら、やりかねない。ミステリー色のある雰囲気。ゴキブリを素手で捕まえる。子供たちの溜め込んだ思いを吐き出した。
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依頼遂行には常識外れなところがある三田灯であるが、それが子どもたちの抑圧していた思いを吐き出させ、家族の絆を強めるという泣かせる展開となった。この結果を三田は意識しているのか、無自覚なのか。どのような過去があったのかなど三田への興味は尽きない。
兄弟姉妹もキャラクターが立っている。亡くなった母親の年の離れた妹を演じる相武は、前々クールのリバウンドと同じく暑苦しいキャラクターになっている。林田力

ばくだん1巻

週刊少年マガジンで連載中の加瀬あつしの新作である。基本的に同じ著者の人気マンガ・カメレオンと同じノリである。ダメ高校生が運に味方されて成り上がる。大きな相違点は幕末の京都にタイムスリップしたことである。新撰組の近藤や土方が登場する。
カメレオンは主人公がヤンキーとして成り上がる作品であるが、連載の長期化によってヤンキー自体が時代遅れの恥ずかしい風俗になった。それにはカメレオンも敏感で、後半ではヤンキーが時代遅れであることを風刺する自虐的なギャグも描かれた。さらにラストは大学受験というヤンキーとは無縁のイベントが展開された。これは現代におけるヤンキー物の行き詰まりを象徴する。
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これに対して、ばくだんは幕末を舞台に新撰組の面々をヤンキー風に描いている。ヤンキーが時代遅れになったならば、過去を舞台に描けば新鮮になる。武士以上に武士らしさを追求した新撰組をヤンキーにたとえることは、新撰組ファンには噴飯ものであるが、ヤンキー物を描いてきた漫画家なりのユニークな歴史観の提示である。林田力

2011年10月14日金曜日

不動産屋は行政処分歴で見分ける

信頼できる不動産屋は行政処分歴の有無で見分けよう。宅地建物取引業法で違反で業務停止処分を受けたような業者は避けることが賢明である。行政処分歴のようなネガティブ情報はWEBでも公開されている。不動産業者名や免許番号で検索すれば悪名高い宅建業法違反事例を容易に見つけることができる。
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2011年10月13日木曜日

ブリーチ52巻

この巻で死神代行喪失編が大きく動き出す。主人公の一護は格好良くは描かれない。銀城に攻撃され、月島に追い詰められ、最後には徹底的な裏切りが明らかになる。裏切られ、無力感に震える一護の姿は、物語序盤の母親を殺したホロウと対戦した時に重なる。最初から強い主人公が多い中で、情けない姿にも男前が下がらない貴重な主人公である。林田力
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二子玉川ライズ住民訴訟控訴理由書:地域特性を無視

� これに対し原判決は,「同エリア内には商業や事務所機能が集積している場所もあって,上記の指針を一律に適用するものともいい難い」として,本件再開発事業決定等に基づく事業が必ずしも上記指針に沿わない部分があるとはいえるとしても,直ちに本件環境基本計画に適合せず,考慮すべき事項を考慮しなかったゆえ違法とされるべきであるとまでは言えないと断じた(原判決32頁)。しかし原判決は,本件再開発地域を含む二子玉川地域の地域特性を無視していると言わざるを得ない。

� 二子玉川地域の地形を特徴づけている国分寺崖線は,多摩川が10万年以上の歳月をかけて武蔵野大地を削り取ってできた段丘であり,国分寺崖線の斜面には,貴重な自然の緑地が広がり,湧水も豊富である。周辺には,多くの貴重な動植物が生息している。世田谷区が,区の三大自然宝庫と定めている「等々力渓谷,国分寺崖線,湧水」のうち.に二つが至近に存在する優良な環境の地域である。さらに,国分寺崖線から多摩川の方向を望むと,大きな空が広がり,丹沢の山並みや富士山の眺望が得られる地形である。このような豊かな自然と美しい風景に恵まれた二子玉川地域には,大正から昭和初期にかけて別荘が多く建築され,現在も当時の面影を残した建物が点在する。第2次世界大戦後は住宅建築が進められたが,周辺が風致地区に定められ,土地利用が規制されることによって,二子玉川地域の豊かな自然と美しい眺望が保全されたのである。

二子玉川ライズ行政訴訟口頭弁論

二子玉川ライズショッピングセンターや二子玉川ライズオフィスの開業で風害など新たな問題が発生している。これらの問題を解決しないまま二期事業を進めてはいけないと、あらゆる手段で運動を進めている。
二子玉川ライズ行政訴訟口頭弁論が11月1日11時半から東京地裁522法廷で開かれる。
渋滞が鎌田の方まで続く。渋滞など被害が予測以上になっている。
向こうは資本家の商業利益を公共性と主張。まちづくりの主人公は誰か。私たちが住みやすい街にすることが公共性。
保坂区長の発言の紹介。「区長として街づくりの転換に心を砕いていきたい。」
「区と都、国の補助金で、一般民間企業の営業活動を応援しても仕方がない。」
二子玉川には店らしい店がない。テレビ撮影のスタッフが撮影に苦しむ。温かさが全然ない。画一的な店ばかりだった。
税務署にいくまで苦労する。マンション住民に知り合いがいるが、かわいそう。住みたいとは思えない。お金持ちや若い人はともかく、高齢者はつらい。
二子玉川出張所にいくら払っているか。再開発の尻拭いになっていないか。チェックする。今までは高島屋にあった。
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2011年10月12日水曜日

二子玉川ライズ住民訴訟控訴理由書� 本件公害防止計画

� 本件公害防止計画は,自動車公害防止対策の体系として交通流対策が位置付くことを指摘している(甲95,124頁)。なお,本件においては,二子橋の車線数が縮減するために,国道246号(玉川通り)と多摩堤通りが交差する二子玉川交差点において国道246号の車線も縮減せざるを得ない事態は,交通流対策の「交差点の改良等」に含まれる。本件公害防止計画がこのような自動車公害防止対策を掲げているのは,環境基準を達成するには,そのような総合的対策を実施することが必要であるからに他ならない。そして,大師橋や府中四谷橋の対策をあげているのは,最優先に取り組む場所を示しているのであって,同様の問題を抱える他の地点については放置しておいてもよいという意味ではなく,同様に交通流対策を施した上で自動車公害防止に努め,環境基準を達成しようというのである。

なお,原判決は,「再開発事業を行う場合にそれと同時に交通流対策をとるべきことを明示的に定めるものではない。」(原判決30頁)とするが,前述のように本件環境基本計画が「環境面からの配慮は,あらゆる計画や事業に不可欠な要素であることから,今後,都が立案するすべての計画は,環境面からの配慮においてこの計画を基本として整合が図られることになる。」(甲94,30頁,下線は控訴人ら代理人)としているように,あらゆる計画や事業を対象としていること,さらに,本件公害防止計画も「工業用地,住宅団地の造成等に伴う生産規模の拡大,人口増加等が見込まれることから,今後も引き続き総合的な公害防止対策を講ずる必要がある。」(甲95,2頁)として生産規模を拡大したり人口増加が見込まれる環境負荷の大きなプロジクトについては公害防止対策を講ずることを求めていることから,再開発事業についても交通流対策を講ずべきことは明らかである。

カバチタレでゼロゼロ物件詐欺

カバチタレ・特上カバチでゼロゼロ物件詐欺が取り上げられた。ゼロゼロ物件は最初から賃借人を搾取するための貧困ビジネスの罠であった。これは現実をなぞっている物語である。現実にも契約書に記載なく退室立会費などの意図不明な料金を徴収し、宅建業法違反となった不動産業者が存在する。漫画では悪質なゼロゼロ物件業者に徹底抗戦する派遣従業員が清々しい。
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2011年10月11日火曜日

開示による不利益

一方で開示による不利益は限りなく小さいものです。「委託調査報告書」は第三者である帝国データバンクが作成したものですが、その公表権を保護しなければならない必要性は低いものです。ここでは3つの理由を挙げます。
第一に東京都の委託によって作成された文書であり、最初から東京都が行政の目的に使用することを想定したものです。東京都は住民自治に基づく地方自治体ですから、住民の要請によって政策決定に使われた文書を住民に開示することも十分に想定しなければならいことです。
帝国データバンクは開示に同意していないとされますが、情報公開制度の意義を踏まえて目的論的に解釈すべきです。東京都の政策決定のために文書を提出した以上、政策決定の過程や決定後の検証で文書が関係者に広く参照されることは当然想定しなければなりません。
帝国データバンクは著作権を留保していますが、たとえば東京都が内部資料として会議で使用するために会議出席者分コピーしても著作権侵害として責任追及はされません。著作者人格権についても文書の性格から情報公開への対応は予め想定されるべきものです。
第二に将来的には帝国データバンクが販売することを予定しているとされており、公表が予定された文書です。
第三に文書の基礎情報は東急電鉄や東急不動産が公開した財務諸表などの経営情報であり、秘密にするような内容ではありません。
以上より、開示されるべきとの結論になります。東京都情報公開審査会答申は形式的な法令の当てはめをするだけで、実質的な判断を放棄しており、不当です。情報公開制度の目的に従い、「委託調査報告書」の開示を求めます。
http://www.hayariki.net/109link.html

地域の環境に影響を及ぼす二子玉川ライズ

緑豊かな風致地区に超高層ビルを建設する再開発は、地域の環境に甚大な影響を及ぼします。再開発によって、日照被害、景観破壊、圧迫感、ビル風の風害、大気汚染、電波障害、水害激化など周辺住民は具体的な被害を受けます。現実にビル風では負傷者が出ています。
これらは「人の生命、健康、生活又は財産」の問題そのものです。事業遂行能力に欠ける事業者が再開発を進めるならば、住民への配慮は全くなされないことになります。それ故に東急電鉄や東急不動産に事業遂行能力があるかは「生命、健康、生活又は財産」を保護したい住民が知る必要のある情報です。
このように「委託調査報告書」は「生命、健康、生活又は財産を保護するため、公にする」意味がある情報です。さらに「公にすることが必要であると認められる情報」とするためには開示によって得られる利益と損なわれる利益を利益衡量します。利益衡量では開示による利益は不利益を大きく上回ります。
再開発組合設立認可は多くの都民の関心事です。周辺住民が大きな影響を受けることは先に述べたとおりです。加えて補助金など再開発への多額の税金投入は納税者に関係する問題です。これは事業計画案の縦覧に対して200人弱の住民から反対の意見書が出されたことが示しています。文書の開示は都民の知る権利に応えるものであり、行政の説明責任を果たすことになります。
それが東京都情報公開条例第1条の目的「東京都が都政に関し都民に説明する責務を全うするようにし、都民の理解と批判の下に公正で透明な行政を推進し、都民による都政への参加を進める」に沿うことになります。むしろ住民参加と透明性のある街づくりのために情報公開請求を待つまでもなく自発的に開示すべきであり、住民に開示されて文書の目的が全うできるものです。

2011年10月10日月曜日

茶杓・消えた伊達家老

茶杓は江戸時代の仙台藩の家老の息子を主人公とした歴史小説である。仙台藩は伊達政宗というカリスマ性ある戦国大名を藩祖とする大藩であるため、政宗没後は権力闘争が絶えなかった。その一断面を描いている。権力や出世の虚しさが浮き彫りになる。林田力
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二子玉川ライズは経済的基礎の欠如

バブル経済期に考えられた二子玉川再開発は長期不況や少子高齢化という現在の経済状況では完全に時代遅れであり、経済的基礎が欠けます。六本木など都心部がやり尽くした再開発を今頃になって二子玉川が真似する意義はありません。それは国分寺崖線と多摩川に挟まれ、自然と共存してきた二子玉川の魅力を破壊するものです。
加えて参加組合員である東急電鉄や東急不動産には再開発事業を「的確に遂行するために必要なその他の能力」が欠けています。
事業遂行能力としては、最初に物理的に事業を行うための経済面や技術面の能力を想起します。どちらも東急グループには欠けています。
経済面については「経済的基礎の欠如」で述べたとおり、この時代に超高層ビルを中心とする計画案を作成する東急グループは、社会状況や市場動向を的確に判断する能力が欠けています。
技術面については騒音や振動など住民への配慮に欠ける第一期事業の工事の進め方から地域社会と調和して事業を遂行する能力に欠けていることは明らかです。この点は意見書の「乱暴な工事」で述べています。
より重要な事業遂行能力として、公共の福祉に寄与できるかという点があります。再開発は地域社会に大きな影響を及ぼすものであり、公共の福祉に寄与することが求められます。これは都市再開発法第1条の目的に定められています。それ故に事業認可の基準になっている事業遂行能力も、物理的に事業を行う能力だけでなく、公共の福祉に寄与できるかという見地から判断する必要があります。まさに、この点が東急グループには決定的に欠けています。
東急グループは街づくりを担えるような体質ではなく、事業を遂行する能力に欠けます。東京都情報公開条例に基づく2010年3月1日付の開示請求により第1期の再開発事業における「意見書及び口頭陳述要旨整理票」が開示されました。そこでは東急グループの体質を批判する声が数多くありました。代表的な意見を読み上げます。

「東急により、立ち退きで(店の場所を)変わることになった。そのときも、いきなり弁護士を連れてきての一方的な対応であり、馴染みのお客から離れなくてはならないので、代替地をしっかり見つけて欲しいなど要望したが、こちらの要望は全く聞き入れられなかった。東急のやることは全てこちらを不安にさせる。会報さえもらえなかった。」
「小さな庶民はお金さえもらって地区外に出て行けばいい、それでなければ開発の建物に入ればいい。そのようなことでしか見てもらえない。結局、東急が大きな土地をどうにかしたいという計画である。不安だけで何のメリットもない、明日も見えてこない。」
「東急の経営状態を見て認可すべきだ。」
「企業が数十年も前から土地を買占め、住民の生活に不安を与えてきた。」
「開発区域の大半が東急電鉄の私有地であり、再開発は公的資金による東急の経営支援である。」
「東急は自分のところの利益の拡大を考えている組織なので、検討しますとは言うが、そこから先は具体的に決まってからと答えが何もないのが事実である。」
「東急グループとして有利子負債を1兆2千億円(短期が3千、長期が9千)かかえている。本来なら不良資産として取り上げられるべきもの。東急グループの売上げはたかが1兆円である。それに対して都や区が税金を投資しても無駄になる。」
「東急の施設の周辺は道路に木々や雑草を生やしっ放してあり汚い。そのため、東急は信用できない。企業の言うこととやることが違う。」
「小売店がどんどんつぶれている。ささやかな人と人との結びつきがある所なのに、東急主導のまちづくりに憤りを感じる。」
「東急の事業に世田谷区が相乗りして、一部の地権者が食いついたというのが今回の再開発の図式。東急主導の再開発で公的な再開発といえるのか。行政としては、ブレーキをかけるべき。」

ここから浮かび上がる東急グループの体質は、第1期の再開発事業に限定されるものではありません。東急の本質的な企業体質となっているものです。
私も東急の被害者です。私は東急不動産から新築マンションを購入しましたが、それは不利益事実を隠した、だまし売りでした。東急不動産と販売代理の東急リバブルは、マンション建設後に隣の土地が建て替えられ、日照や眺望、通風が妨げられるという不利益事実を隠して販売しました。引渡し後に真相を知った私は消費者契約法第4条第2項に基づき、売買契約を取り消し、裁判で売買代金を取り戻しました。この問題は拙著『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』で詳しく述べています。
東急グループの対応は不誠実の一語に尽きます。それは二子玉川再開発に対する意見書で表明された住民の憤りと重なります。このような東急グループの体質は再開発事業を的確に遂行する能力に欠けるものです。

マルモのおきてスペシャル

マルモのおきてスペシャル。山梨のブドウ園に旅行する。慌てて戻ったら、ギックリ腰だった。ブドウはみんなのために、みんなはブドウのために。
高視聴率ドラマのスペシャル版である。自然が豊かな山梨県のブドウ園が舞台となり、癒される。ドラマ本編は完結したストーリーであり、スペシャル版は別の家族の話も取り上げる。
子供たちの気持ちは考えてくれた。薫と友樹の将来のことまで考えられない。
おきてと違うよ。仕方ないよ。マルモのおきて何て全然すごくないじゃん。東京で真剣に河童を探す四人とムック。バイト代を要求するが、お金なんかいらない。キュウリをもらう。
http://hayariki.net/
河童なんていない。河童探しなんて危ないから止めろ。大人の事情があるから、仕方ないんだよ。なんかマルモじゃないみたい。子どもには大人の理屈なんて関係ない。信じる気持ちなんてものも大切なんじゃないかな。

2011年10月9日日曜日

姫たちの戦国・運命の対面

江。我が子も抱けぬのに何が日の本一じゃ。国松は私の子。私が産んだ子はまずもって私の子です。竹千代を除いて。
徳川家康。どいつもこいつも、じゃな。
初。私も姉上が心配でなりませぬ。
京極高次。裏切り者との思いは消えぬ。豊臣と徳川を結び付ける。
初。初という娘をくれた。この恩はきっちり返すぞ。
江。秀忠が二代将軍になったのは泰平の世を作るため。
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二子玉川ライズ住民訴訟控訴理由書� 東京地域公害防止計画

� 東京地域公害防止計画(甲95)

次に,本件公害防止計画について検討する。

本件公害防止計画は,政策策定の趣旨と題する部分で,「当地域には,このように,さらに改善すべき問題が残されていることに加え,市町部については,工業用地,住宅団地の造成等に伴う生産規模の拡大,人口増加等が見込まれることから,今後も引き続き総合的な公害防止対策を講ずる必要がある。」(2頁,以下下線は控訴人ら代理人)という.情認識のもとで,「当地域に係る公害防止計画は,旧計画の成果を評価検討し,施策間の優先度,緩急度を勘案しつつ,国の施策と有機的な連携を保ちながら,各種の公害防止施策を総合的,計画的に実施し,併せて公害の防止に資するよう自然環境の保全及び地球環境の保全に関する諸施策をも実施することにより,公害の早急な解決を図るとともに,公害の未然防止の徹底に努め,もって地域住民の健康を保護し,生活環境を保全する計画として策定するものである。」(2頁)とその趣旨を定めている。

そしてさらに,「未達成の目標を達成することに重点をおいて,目標が全体として平成13年度末を目途に達成維持されるよう努めるものとして本計画を策定するものとする。」として,達成を目標とする数値については,表1-3-1を引用して環境基準を示している。すなわち,本件公害防止計画は,環境基準を達成するための計画を定めたものである。
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自殺島6=?iso-2022-jp?B?GyRCNCwbKEI=?=

自殺島は自殺未遂者を無人島に棄民するという政策が行われている日本で、無人島に残された自殺未遂者達のサバイバル生活を描く漫画である。
最新巻では絶望から死んだ方がいいと自殺を勧める確信犯的人物との対決で幕を開ける。一方的に悪と決めつけることができない倫理的に難しい問題であるが、無法集団の襲撃という事態を前に不完全燃焼に終わる。
無法集団との対決では仲間を守るために敵を傷つけなければならないという選択を迫られる。悪辣な無法者は同情に値しないが、それでも主人公が悩むところに作品のヒューマニズムがある。
最後は自殺未遂者の心の傷を直視したエピソードである。サバイバルと内面描写のバランスが取れたストーリーになった。
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2011年10月8日土曜日

二子玉川ライズ住民訴訟控訴理由書

イ 都市計画法第13条1項本文が整合性を求める公害防止計画等の趣旨

� 東京都環境基本計画(甲94)

では,本件環境基本計画の目的はいかなるところにあるのであろうか。

本件環境基本計画は,その計画策定の意義において,「東京都環境基本条例9条に基づき,環境の保全に関する目標,施策の方向,配慮の指針及びその他重要事項を定めるものであり,環境の保全に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図ることにより,同条例の基本理念である

� 都民が健康で安全かつ快適な生活を営むうえで必要とする良好な環境の確保及び将来の世代への継承

� 人と自然が共生し,環境への負荷の.ない持続的な発展が可能な都市の構築

� すべての事業活動及び日常生活における地球環境の保全の推進

を実現するために策定したものである。」(29頁,以下下線は控訴人ら代理人)とその目的を明らかにしている。

そして,さらに,「環境基本計画は,東京の環境のあるべき姿や環境保全に関する配慮の指針等を示すことにより,環境に影響を及ぼすおそれのある計画や事業と環境との調和・調整を図るものである。環境面からの配慮は,あらゆる計画や事業に不可欠な要素であることから,今後,都が立案するすべての計画は,環境面からの配慮においてこの計画を基本として整合が図られることになる。」(30頁)と明言している。
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二子玉川ライズ住民訴訟控訴理由書(2) 公害防止計画等との整合性

(2) 公害防止計画等との整合性を求める法の趣旨

ア 都市計画法第13条1項本文の趣旨

都市計画法第13条1項本文は,都市計画が,国土計画や公害防止計画を含む地方計画,道路,河川等の施設に関する計画に適合するとともに,当該都市の特質を考えて定めなければならないとしている。そして,さらに,「この場合においては,当該都市における自然的環境の整備または保全に配慮しなければならない。」ことを注記している。

国土の利用方法を方向づける都市計画は,当該都市計画区域はもちろん,その周辺も含む広い範囲にわたり影響を及ぼすこととなり,国土計画をはじめとする様々な計画と矛盾したりその計画の目的を阻害するおそれもある。そのため,他の様々な計画を妨げることがないよう,整合性が必要なのである。そして,国土利用計画等との整合性を判断するに際しては,単に当該計画の明文の規定だけではなく,当該計画の目的とするところにも照らして判断されなければならない。

また,開発は,それによって人口や交通量の増加及び集中,排出される大気汚染物質やゴミ等廃棄物の増加を伴うもので,必然的に当該地域の環境に対する負荷を伴う。さらに,一度開発が進められ自然環境が破壊されてしまえば,これを元に戻すことは極めて困難である。そこで,都市計画法第13条1項本文は,わざわざ整合性を要する地方計画に公害防止計画を含むことを注記するとともに,とりわけ自然的環境の整備または保全については,厳しく整合性を判断しなければならない旨付言したものと解される。
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2011年10月7日金曜日

二子玉川ライズ住民訴訟控訴理由書2 争点5(1)都市計画法13条1項柱書きについて

2 争点5(1)都市計画法13条1項柱書きについて
(1) 原判決の誤り

原審において控訴人らは,本件再開発計画が東京都の定めた「東京地域公害防止計画」(以下「本件公害防止計画」という。甲95)及び東京都環境基本計画(以下「本件環境基本計画」という。甲94)に適合しないので都市計画法第13条1項本文に違反すると主張した。
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これに対し,原判決は,明示的に規定されていないとか,再開発事業においても対策をとるべきことを定めてはいないなどといって,控訴人らが本件公害防止計画や本件環境基本計画に適合せず都市計画法第13条1項本文に違反すると主張した種々の点について,違法なものであるとまではいえないと判示した。

しかし,原判決の判断は,法の趣旨や本件公害防止計画等の理解を誤ったものであると言わざるを得ない。
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ブラックペアン1988

ブラックペアン1988は海堂尊の小説。バチスタ・シリーズと同じ桜宮サーガの一作であるが、時代は遡る。田口や速水の学生時代で、高階病院長が講師として大学に赴任した頃である。速見の剣道部生活を描いた「ひかりの剣」と同時期である。
バチスタ・シリーズでは腹黒い狸として描かれている老獪な高階院長も、新米講師時代は組織に波紋を起こす跳ねっ返りである。白鳥的なアクティブフェーズの使い手になっているものの、佐伯教授にやりこめられそうになる青さも見せる。看護婦も厳しい藤原、昼寝好きだが非凡さを見せる猫田、初々しい花房美和と、登場人物が成熟しているジェネラルルージュの凱旋との相違点や共通点を楽しめる。田口、速見、島津のトリオは医者としての三者三様の方向性を見せる。林田力
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2011年10月6日木曜日

銀魂バラガキ編

銀魂バラガキ編では毛色の変わった悪役が登場する。悪役が電子メール依存症である点も興味深い。電子メールの返事を返さない方が善玉で、一方的にメールを送りつけ、返事を期待する方が悪玉になっている。
悪人も最後は善人的な面を見せるという日本的なナイーブな展開で終わると見せかけたものの、サプライズが用意されていた。 悪役は最後まで悪役になっている。最終決戦への期待と物語の終幕が近づくことへの寂しさが混じる結末であった。林田力
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2011年10月5日水曜日

塚原卜伝

いつもニコニコしている主人公。巫女。立ち回りはスローモーション。回国修行。鹿島の神の名前を挙げる。神の名を背負って戦う。お供は嫌そう。
堺雅人は新選組で山南を演じた。北辰一刀流の使い手だが、新選組内の良識派で剣豪のイメージとは遠かった。篤姫では病弱の将軍・家定を演じ、ますます剣豪のイメージから遠ざかった。
ドラクエ風。ロールプレイングゲーム風。テンポよくクエストが発生する。

二子玉川ライズ情報公開問題

再開発組合が認可されたということは経済的基礎や事業遂行能力があると判断されたことになりますが、そのように判断した根拠について説明責任が果たされていません。開示請求した文書は事業遂行能力を判断するために使用したものであり、説明責任を果たすために開示が求められるものです。
主権在民の見地から行政の保有する文書は原則開示が求められるものです。非開示の判断をする場合も形式的な判断ではなく、開示することで得られる利益と不利益を比較考量の上、開示によって被る不利益が情報公開の利益よりも甚大な場合に例外的に非開示とされるべきものです。答申では形式的な法令の当てはめをするだけで、実質的な判断を放棄しています。
緑豊かな風致地区に超高層ビルを建設し、多額の税金を投入する二子玉川ライズの再開発組合設立認可は多くの都民の関心事です。それは多数の住民から反対の意見書が出されたことが示しています。設立認可の判断となった文書を公開することは都民の知る権利に応えるものであり、行政の説明責任を果たすことになります。
開示される文書は第三者である帝国データバンクが作成したものですが、販売を予定したものであり、その公表権を保護する必要性は低いものです。文書の情報は東急電鉄や東急不動産が公開した経営情報に基づいており、秘密にするような内容ではありません。この点でも開示されることによる不利益は限りなく小さいものです。
帝国データバンクは公開に同意していないとされます。従って東京都はみだりに公開することはできませんが、都民から開示請求が行われた場合については情報公開制度の意義を踏まえて目的論的に解釈すべきです。東京都の政策決定のために文書を提出した以上、政策決定の過程や決定後の検証で文書が関係者に広く参照されることは当然覚悟しなければなりません。東京都は住民自治に基づく地方自治体ですから、住民の要請によって政策決定に使われた文書を住民に開示することも十分に想定されることです。
林田力
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2011年10月3日月曜日

ゼロゼロ物件追い出し屋は犯罪者

ゼロゼロ物件の追い出し屋のしていることは犯罪者と同じである。ゼロゼロ物件の闇に迫った記事がマイニュースジャパンに掲載された。ゼロゼロ物件の賃借人が物件を追い出され、家財は焼却処分、ペットの犬猫も奪われたという。この記事に対して「恐ろしい」との声が寄せられている。貧困ビジネスとしてマスメディアでも大きく報道されたゼロゼロ物件であるが、現在も未解決の問題である。住まいは人権との意識を確立し、住まいの貧困問題を解決することが日本社会の大きな課題である。
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二子玉川ライズ住民訴訟控訴理由書4 本件公園変更決定が緑地面積の減少

4 本件公園変更決定が緑地面積の減少をもたらしたことの違法性

(1) さらに判決は都市計画公園の位置を変更するに際して、緑地面積が減少したことを問題とせず、都市計画公園の(告示面積)が従前以上の広さを確保するものであると短絡的に認定している。しかし、これは事実の認定および評価について大きな欠落、軽視がある。

原判決は5頁の事実認定の中で「従前の二子玉川公園の区域の東側にあった東京都市計画緑地多摩川緑地の一部(当時、東急自動車学校が使用していた敷地)を緑地から公園に変更するものであり、その結果、二子玉川公園の区域は全体として東に移動することになった。(甲39、乙88)。」としている。しかし、これが緑地を全体として3.5ha縮小する点で、自然環境保護の観点から従前の都市計画に違反する変更であることの認識が欠落している。
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2011年10月2日日曜日

姫たちの戦国・最強の乳母

江。そなたには苦労をかけたな。
大姥局。男子を生んだら、一回り大きくなられた。
江にとっては深い確執を持つ女子でした。
淀。徳川殿のお心変わりがなければよいが。
江。何となく好きになれませぬ。
大姥局。それしきのことが何なのですか。
江。竹千代は私が生んだ子ぞ。福を変えてもらうのじゃ。
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江。一日も早く天下が泰平になってほしいと願っています。将軍になってくださりませ。
福。お方様も秀吉の養女だったのですね。

二子玉川ライズ住民訴訟控訴理由書ウ 資産的提供

ウ 資産的提供による開発利益の独占に何らの合理性はない

このように、大きな資産を有する企業が、一部の土地資産の提供によって、都市計画の規制を、専ら、自らに有利なように変更することができ、加えて、提供した資産の数倍の多額の利益を独占的に獲得できるというのは、都市計画が公共の福祉のために利用され、乱開発による住環境の悪化を防ぐために機能しなければならないという目的を大きく逸脱し、住民の権利を著しく侵害するものである。

ここに本件の本質があるのである。 この点は「再開発地区計画の手引き」にも、12頁にも「権利制限の内容を変え得るものは、基盤整備などの物理的な空間条件の整備であり、中略 お金を出せば容積率が買えるということではない、ということはもちろんです。」と明記してある。これを許すことは都市計画制度の根幹に「資産提供による濫用」の可能性を認め、この価値観がひいては行政担当者や決定権者に対する贈収賄などによって、都市計画制度を行政の腐敗の温床とする危険性を内包している。従って、この点に合理性を認めることは不当である。

螺鈿迷宮

海堂尊の医療ミステリー。バチスタシリーズの田口が主人公ではないが、桜宮市を舞台とする桜宮サーガの一作である。終末期医療をテーマとする。死期を決めるという医者としての一線を越えた病院の闇に迫る。バチスタシリーズの白鳥が登場し、彼の理想とする診断方法が描かれる。林田力
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天狗の剣

天狗の剣は幕末の会津藩士を主人公とした歴史小説である。京都守護職始末との副題があるものの、幕末の政治の動きは描かれない。父と子の物語である。この点で会津藩の忠義やボシン戦争の悲劇を期待する向きには肩透かしになる。しかし、激動の幕末でも誰もが天下国家を論じていた訳ではなく、幕末物にも父子関係に悩む個人の物語があってよい。会津藩の純朴さを描きながらも、決して美化せず、現代日本にも通じる役人の卑劣さも浮き彫りにする。
天下国家的な動きとして、本編とは独立した形で松平しゅんがくを登場させる。そこでは誰もが才能を認めながら、能力を発揮しなかった最後の将軍・一橋慶喜の限界を看破させている。林田力
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2011年10月1日土曜日

二子玉川ライズ住民訴訟控訴理由書イ 東急が提供する財産の評価と価格

イ 東急が提供する財産の評価と価格

それでは、都市計画公園予定地のうち東急が覚書等で、29300�を無償譲渡することを約束した財産の価格はいくらになるのだろうか?

ちなみに、東急建設が世田谷区に無償譲渡した公園用地のこの価格を試算すると以下の通りとなる。

甲154号証は、平成22年5月27日の世田谷区作成の資料であり、実際に有償部分の二子玉川公園予定地を世田谷区が買い取った価格である。これによると、 世田谷区は公園用地111,450.2�を57億54,780,052円で買った。すなわち都市計画公園用地は価格は1�あたりの単価は約50万円である。これをもとに計算すると、東急が無償で提供した公園用地の価格は、50万円×29,300�=146億円である。

東急は、この密約によって、公園用地を移動し、公園予定地を再開発することを可能にした。東急は、わずか146億円の公園用地を将来世田谷区に無償譲渡することを約しただけで、補助金、公共施設管理者負担金などの公的資金だけでも、その2.66倍の389億円を得られることになった。さらに、容積規制緩和利益と公的資金を合計すると、提供財産の6倍以上にあたる910億円の利益を得ることになったのである。
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都市計画規制を受けた公園予定地を開発可能な資産として取り戻した上に、910億円の利益が与えられるという開発利益を独占する都市計画の恣意的変更について、わずか146億円の資産の提供という条件をもって合理性を認めることはできない。わずかな資産提供による莫大な利潤の集約、独占の構図がより明白になるのである。

しかも、再開発という手法を取ることにより、東急電鉄等は第1街区内の弱小地権者の権利を2,3,街区の建物内に権利変換して、合法的に追い出し、地上げをし、駅前の1街区を独占的な商業ビルとすることを可能にしたこと、参加組合員として保留床を一括取得し、開発後のマンション販売、ビル賃貸業、商業、ホテル経営などの開発利益を専ら独占することを考えると、東急グループの得られた利益はここでで計上できる数値を遙かに越えるのである。
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二子玉川ライズなどの検証を

車座集会では区長の政治姿勢も質問された。区長の職員向け発言「行政は継続性が重要。95パーセントを継続」の趣旨が問われた。これについて、区長は「5パーセント変われば全体が大きく変わる。区長が変わったからと言って、たとえば住民票の色を変えるようなことはしない」と答えた。
区長交代による変化のための変化を否定する区長の回答は正論である。しかし、これは二子玉川ライズや下北沢の開発に反対する住民とはギャップがある。開発反対の住民運動は「開発政策が間違っている」「開発の進め方が間違っていた」と主張する。過去の開発政策を前提とした上で欠点を改善することよりも、開発政策が正しいものか、継続に値するかどうかを検証することを期待する。
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林田力の前世

林田力の前世は19世紀後半に生まれたアメリカ合衆国サウスカロナイナ州の農場主の息子という。農場は畜産が主体である。当初は稼業を手伝っていたものの、家を出て鉱業に従事する。その分野では高名な人物に師事したものの、三年間は芽が出なかった。当初は金鉱一本であったものの、タングステンなど幅広く扱うことになる。晩年は鉱業から引退し、金属加工の工房に従事している。今でも刀工などの製作現場を見ると懐かしさを覚える筈である。
その前の前世はイギリスで、さらに前はロシアで暮らしていた。西へ西へと進み、現世は日本である。旅行者タイプである。
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マンガにみる立ち退き問題

名探偵コナンとエンジェルハートの最新刊で奇しくも開発による立ち退き問題という共通するテーマを扱っている。子ども向け推理漫画のコナンと青年向けハードボイルドのエンジェルハートでは作風が異なるが、同じ社会問題が扱われたことは注目に値する。
趣の異なる両作品であるが、主人公らが遭遇した事件を解決する大枠は共通する。