2011年11月4日金曜日

Re:「九条の会」で雨宮処凛さんと対談

「守りきれるのか」には共感するところが大です。
私は以下のように書いたことがあります。
中井洽の非礼発言と天皇制の対立軸化
http://hayariki.net/poli/100413futenma.html
戦後日本では天皇制に批判的である筈の左派ですら護憲を旗印としたため、天皇制は対立軸にならなかった。左派の理想を貫くならば、護憲ではなく、憲法第1章を削除して法の下の平等と国民主権を徹底する改憲を目指すことが筋である。それでも右派の改憲論が憲法第9条の改正を狙ったものである以上、右派と同じ改憲論の土俵に乗ることが戦略的に妥当かは議論を要する。それ故に左派勢力が護憲にこだわったこと自体は時代状況からやむをえない面があったことは否定しない。
しかし、その結果、天皇制批判を深められなかったことは事実である。天皇制を素通りした平和憲法擁護の運動は、天皇個人の戦争責任や天皇制が侵略に果たした役割の分析を不十分なものとし、観念的な平和主義に陥りやすい。これは「被害者意識は過剰なほど豊富だが、加害者意識が乏しい」という日本人の平和意識にも通じる問題である。

『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』
http://hayariki.net/
http://hayariki.webnode.com/

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