2011年9月18日日曜日

アリアドネの弾丸・点と線

松崎事件は冤罪。解剖を求める島津。両親が承諾解剖を求めたがら殺人事件と判明した。
白鳥。証明するんですよ。警察がいかに無能だったか。
笹井スミレ。警察は当てになるの?
白鳥。無実の人間を犯人に仕立て上げる罪。被害者と遺族に対する罪。真犯人を野放しにする罪。警察の失態。連続殺人鬼は警察内部の人間かもしれないね。
http://hayariki.net/
玉ちゃん。私は正義の味方です。
白鳥。がんばったねえ、玉ちゃん。
笹井スミレ。警察内部の犯行だとしても?
松本清張の代表作の表題がサブタイトルになった今回は、ミステリー色が濃厚になった。警察庁の斑鳩に立ち向かう刑事の玉ちゃんの見せ場であった。
バチスタシリーズのドラマでは主人公を始め、多くのキャラクターが設定変更されている。
玉ちゃんも、その一人である。「ナイチンゲールの沈黙」で登場した玉ちゃんは、警察版の白鳥とでも言うべきキャラクターに振り回される役どころであった。
キャラクターの設定を変更しながらも原作の魅力を出すことに成功した部類に入るが、原作から削ぎ落とされた部分もある。ドラマの田口は原作よりも、はるかに若い。くたびれた万年講師の中年が活躍する意外性も作品の魅力であった。それがドラマには欠けている。しかも、アリアドネの弾丸では田口が白鳥を励ますなど急成長を遂げている。かっこいい主人公はテレビ的には歓迎だが、原作のユニークな立ち位置を損なってしまう。

0 件のコメント:

コメントを投稿