2011年7月10日日曜日

姫たちの戦国の原作の下巻

大河ドラマの原作の下巻である。千利休の切腹から始まる。二人目の夫である豊臣秀勝の描写はドラマと比べて薄い。一方で最後の夫である徳川秀忠との描写は濃厚である。最初は反発しあった二人だが、少女マンガのようなドラマチックな展開を経て、正真正銘の夫婦になる。但し、心を通わせあってからも秀忠というキャラクターにはとらえどころのない点がある。兄の結城秀康への親しみなど新しい秀忠像を描いている。篤姫の脚本家が現代人感覚に近い活発な江を描くことは想像できないことではない。本書の斬新さは秀忠像にある。林田力
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