2011年6月3日金曜日

AKB48「カチューシャ」PVで教師役の篠田麻里子の教育的センス2:林田力

この周囲が凍りつく激怒シーンは「魅惑のポーカーフェイス」をキャッチフレーズとする篠田のイメージに合わないために話題になった。当時の篠田はフジテレビの月9ドラマ『大切なことはすべて君が教えてくれた』にも出演中で、ルームシェアする親友の元婚約者が元彼という複雑な感情がありそうな役どころを文字通り「魅惑のポーカーフェイス」で演じていた。
「ドッキリ女学園」では激怒シーンの収録の後に篠田が「逆ドッキリしてやろうと思って、仕掛けた」と笑顔で説明した。これに対してインターネット上では篠田の怒りが本気(ガチ)なのか演技なのかで議論になった。まず共演者の反応やインターネット上に流出した台本の内容から、篠田の怒りの反撃が予定されたものではないと結論付けられる。
但し、怒った篠田が竹刀で目の前の机をバンバン叩いても、板野友美は全く動じなかった。その後のドッキリ企画では一目散に逃走した板野が篠田の竹刀には動じなかったことから、篠田が竹刀で叩くことを予め知っていたのではないかとする見解がある。これについては、驚きのあまり身動きできなかったとする反論が有力である。
篠田の怒りを本気とする立場は、逆ドッキリならば最後にドッキリであったことを相手に明かすことが普通と指摘する。篠田は「終わらせ方が分からなかった」と釈明するが、それはドッキリとして不自然である。篠田の凶暴な本性に幻滅して推し変(推しメンバーを変更)を宣言するファンも現れた。
http://sky.geocities.jp/hayariki4/h/jan2.html
これに対し、演技とする立場は福岡出身の篠田が本気で怒る時は方言になるのではないか、篠田が胸につけていた心拍数が上がると点灯するランプが怒った時に点灯しなかったと反論している。また、篠田の怒りが本気であったとしても、あそこまでコケにされれば激怒は当然と擁護する見解もある。そこでは理不尽な要求を断固拒否した篠田を反対に評価する。
実は逆ドッキリと本気の怒りには大きな相違はない。仁藤演じるヤンキーに不愉快にならなければ、わざわざ台本に書いていない逆ドッキリを仕掛けることはない。それ故に計算された逆ドッキリであったとしても、基底には怒りが存在する。問題は怒りの性質である。篠田の批判者は篠田の怒りを最年長メンバーによる後輩イジメと受け止めている。
しかし、そのような見方は番組の設定を無視し過ぎている。篠田批判者は篠田がマジギレして番組の設定を破壊したと主張するが、それならば番組の設定に沿って篠田の怒りを解釈しなければならない。
番組の設定に沿って解釈するならば、理不尽な因縁をつけて粘着するヤンキーへの怒りとなる。この怒りはAKB48のコアなファン層にも共感できる性質のものである。AKB48を含むサブカルチャーの担い手は、ヤンキー的なメンタリティと鋭く対立する(林田力「勢いに乗る韓流(下)」PJニュース2010年11月12日)。
http://www.pjnews.net/news/794/20101109_13

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