2011年12月31日土曜日

パラダイス牧場

パラダイス牧場は韓国ドラマである。リゾートが皆さんを苦しませることのないようにするとの本部長の言葉が印象的である。近隣に負担を押し付ける東急電鉄とは対照的である。
ドラマではリゾートマンションの開発で住民も豊かになるとの開発業者の欺瞞的なセリフも飛び出す。
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東急電鉄の大井町住民追い出し

東急電鉄が十分な生活保障もなしに東京都品川区の大井町高架下住民を追い出していると住民から批判されている。
現地は現代では貴重なレトロな趣のある場所である。再開発ビルには見られない生活感溢れる店舗が並ぶ。店舗には以下の抗議文が掲げられている。
東急は耐震工事を口実に古くからの住民の追い出しを図っている
東急は非道
店舗の入口や自販機の側面には長文が掲示され、そこには「東急は鬼か」という表現がある。
東急の姿勢が不誠実である点は東急リバブル東急不動産が不利益事実を隠して新築マンションをだまし売りした東急不動産だまし売り裁判と共通する。住民の過酷な状況への想像力と思いやりが欠けている。住民の生活基盤を破壊する追い出し行為が行われている点では住まいの貧困問題と捉えることもできる。
立ち退かされた店舗は入口がベニヤ板で塞がれている。東急建設による家屋解体工事が行われている場所もある。地域コミュニティーが破壊されている。二子玉川ライズと共通する街壊しである。林田力
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2011年12月30日金曜日

ヨルムンガルド10巻

ココ・ヘクマティアルと私兵チームの世界をまたにかけた戦いを描く。ココは世界的な海運業者の娘で、武器商人である。自身の護衛や裏家業のために私兵を擁している。クールビューティーであるが、何を考えているか分からない不気味さが漂う。戦争をなくすために武器商人をしているという一見すると矛盾する発言をしたココであるが、この巻ではココの野望であるヨルムンガルドの内容が明らかになる。
ココの私兵チームは様々な人種、様々な経歴で構成される。これまでのエピソードには私兵の過去の因縁に決着をつける話もあった。もう一人の主人公的存在が私兵チームの新入りの少年兵である。彼は戦争孤児であり、戦争を人一倍憎むが、生き延びるために武器を持って戦うという矛盾を抱えている。年齢や悲惨な境遇の割にはクールな考えの持ち主であるが、その彼がヨルムンガルドの内容を知った時の反応が見所である。
ヨルムンガルドは世界を舞台にした作品で、中国のアフリカ進出など国際情勢のリアリティを反映している。日本の闇組織も登場するが、あくまで脇役として物語の1ピースにとどまる。日本の漫画だからと言って特に日本に思い入れがある訳ではない。ここには日本の漫画という枠に囚われない普遍性がある。
たとえば現代の国家とは切り離された未来を描く機動戦士ガンダムでも、ガンダムSEEDでも物語の主要国家の中立国オーブは軍艦の名前や軍隊の階級に日本的要素があった。ガンダムOOは三大国に統合された世界でありながら、日本は経済特区であった。日本の作品である限り、日本を特別扱いする限界からは免れにくい。
白人の設定のココは外見だけでなく、思考も日本人離れしている。一方でココの何を考えているか分からない微笑は日本人読者にとって不気味に感じるが、欧米人も自己の意見を明らかにしない日本人の微笑に不気味さを感じている。腹の内を明らかにしないために微笑を絶やさないココは日本人的でもある。
さらに武器商人として冷酷であり、ヨルムンガルドで合理主義を徹底するココであったが、自分達の私兵には強い仲間意識を抱き、信頼を求めている。多数の人々を犠牲にするヨルムンガルドは合理主義から正当化するが、私兵から批判されたことには衝撃を受ける。この仲間と仲間以外の人間への落差にココの秘められた幼児性と日本人的な側面を垣間見れる。
欧米人は人種や宗派的な偏見によって人間とは思わない相手には冷酷になれるが、神の前に人間は平等という倫理観は有している。ココと私兵チームは特定の人種や宗派で結び付いた存在ではなく、一緒に活動してきた仲間意識があるに過ぎない。その仲間と仲間以外の人間を区別するココの意識は欧米的というよりも日本的である。普遍性を描きつつも内面には日本的な要素のある作品である。林田力
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2011年12月29日木曜日

家政婦のミタ最終回

うららがヤケになって結婚しようとした相手は悲惨である。過去の人だった父親の前の会社での嫌みな部下を絡ませることで上手に話をまとめた。不倫相手や隣人など途中退場の脇役にも目配せしている。
家政婦のミタは三田灯の再生の物語と位置付けられる。しかし、家政婦のミタの人気の要因は感情を表さずに非常識な依頼をこなす三田の不気味さにある。三田が普通になってしまったら、面白味がなくなる。最終回の前半は三田が母親として子ども達に厳しく接するという従前と異なる展開で不気味さを発揮した。三田の口真似はビジネスシーンでも流行したが、キッパリと断るところも真似したいものである。林田力
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2011年12月28日水曜日

信長協奏曲3巻

この巻は桶狭間の合戦や美濃攻略が描かれる。竹中半兵衛や明智光秀という重要人物も登場する。
竹中半兵衛は信長よりも秀吉を評価していたと伝えられることが多い。しかし、本書は信長と直接出会い、信長を認めたような様子である。竹中半兵衛がどのような動機で織田家に仕えるか見どころである。
さらに明智光秀も非常にユニークな設定であり、どのように本能寺の変が描かれるか興味が尽きない。林田力
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2011年12月26日月曜日

信長協奏曲1巻

現代の少年が戦国時代にタイムスリップし、織田信長になりかわる漫画である。タイムスリップ物としては異色である。
第一に主人公は飄々としていて、元の時代に戻りたいという意識が乏しい。タイムスリップの意味や現代に戻るためにどうすればいいか悩むこともない。現代を思い出すこともない。
第二にタイムスリップ物におけるタイムスリッパーの最大の強みは未来を知っていることであるが、本書の主人公は歴史知識がない。明智光秀も知らないほどである。
主人公の強みは運動能力や視力である。一般に現代人は文明生活によって身体能力は退化する傾向にあり、本書の設定は異色である。但し、栄養状態の良い現代人の方が身体能力が高いと考えれば、本書はリアリティがある。
第三に結果的に史実に沿っていることである。タイムスリップ物は歴史のイフを楽しむものである。しかし、本書は実際の歴史が史実と異なっており、主人公の言動によって伝えられている史実通りになる。信長は病弱であったが、戦国時代の常識を知らない主人公と入れ替わることで、うつけ者になる。未来人の過去の言動も折り込み済みで歴史となるドラえもん的な世界である。
第2巻は桶狭間の合戦前夜までを描く。木下藤吉郎が腹黒い人間として描かれている点が特徴である。豊臣秀吉の晩年が悪辣な権力亡者であることは多くの人の認めるところであるが、信長の家臣時代は善人に描かれることが多かった。これは秀吉の一生を描く場合に一貫性に欠けるものになる。本書のような秀吉は実態に近いかもしれない。林田力
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2011年12月23日金曜日

信長協奏曲

現代の少年が戦国時代にタイムスリップし、織田信長になりかわる漫画である。タイムスリップ物としては異色である。
第一に主人公は飄々としていて、元の時代に戻りたいという意識が乏しい。現代を思い出すこともない。
第二にタイムスリップ物におけるタイムスリッパーの最大の強みは未来を知っていることであるが、本書の主人公は歴史知識がない。明智光秀も知らないほどである。林田力
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二子玉川デジコン事業はDCInありきの事業

桃野よしふみ議員は2011年11月29日の世田谷区議会・平成23年第4回定例会でデジタル映像コンテンツ産業誘致集積支援事業はNPO法人ディジタル・コンテンツ・インスティテュート(DCIn)ありきの事業ではないかと追及した。

「デジタル映像コンテンツ産業誘致集積支援事業が中止に至る経緯や問題点について伺う。6月以降、委員会や本会議の場で様々な指摘をしてきた。NPO法人から返還された金額は16万円のみである。総務省からコンプライアンス上の問題を数々と指摘されている事業者である。世田谷区の事業者選定に問題がなかったのか。

経済産業省から『デジタルシネマを核とした次世代映像コンテンツ産業集積に関する産学連携コンソーシアム事業報告書』を入手した。報告書には二子玉川をデジタルコンテンツ集積地にするとされ、スケジュールまで書かれている。推進母体は特定非営利活動法人ディジタルシネマ・コンソーシアム(DCCJ)初期メンバーから出すとも書かれている。実際、DCInのメンバーと検討委員は重なっている。

自分達で二子玉川を集積地にするとデザインし、デザインした人達が補助金を受け取って事業を展開するという内容になった。報告書の検討委員会のメンバーには世田谷区の幹部職員も名を連ねている。世田谷区はNPO法人ありきで事業を進めた結果、事業が頓挫し、多額の補助金を失ったのではないか。検証委員会で検証するとのことだが。検証委員会が立ち上がった様子も見られない。

秋山副区長「民間の構想は、区の事業構築の参考にした。検証委員会については弁護士など外部委員の選任を進めている。」

桃野議員「事業者ありきではないならば、3年間の事業全体をDCInの問題で、中止にすることはおかしいのではないか」

杉本産業政策部長「DCInが中止を申し出たので、中止とした」(文責=林田力)
http://www.hayariki.net/digit.htm#4

2011年12月22日木曜日

『とうほく妖怪図鑑』見開きで妖怪伝承を紹介

本書(山口敏太郎『とうほく妖怪図鑑』無明舎出版、2003年)は、東北の妖怪や伝承を地域別に紹介した書籍である。一つのテーマを見開き2頁で紹介しており、読みやすい。妖怪の出現が伝承された場所を紹介するため、観光案内にもなる。「戦争に行った鹿島さん」(16頁)や「八甲田山の兵士の怨霊伝説」(106頁)のように近代になってからの伝承もあり、妖怪が前近代の遺物ではないことを示している。実際、口裂け女のように現代の都市伝説も存在する。
本書は伝承に社会学的な分析を加えている点も特色である。たとえば「狐が嫁になりすます」怪談は共同体の秩序を見出す異人としての嫁への警戒感が反映されていると指摘する(33頁)。実際、現代でも相続紛争の泥沼化の原因として嫁の口出しが指摘される灰谷健司『相続の「落とし穴」 親の家をどう分ける?』角川SSコミュニケーションズ、2008年、58頁)。妖怪は現代に通じるテーマである。(林田力)
http://hayariki.or-hell.com/
林田力『こうして勝った』
http://hayariki.blog.so-net.ne.jp/

フェアリーテール天狼島編終結

フェアリーテールの天狼島編が終結した。その後、物語は七年後になる。巻末で作者自身が述べているように物語の時間を進ませて、その間に主人公達がパワーアップする展開は定番である。最近はワンピースがある。しかし、主人公達だけが成長しないまま、時間を経過させる展開は珍しい。近いところで銀魂のイボ編のように激変した世界や人物に驚く浦島太郎的展開はある。これをバトル漫画に適用することは新機軸になる。主人公達はパワーアップせず、周囲の新たな強豪を成長させることで強さのインフレによる世界観の破綻を回避できる。林田力
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2011年12月21日水曜日

家政婦のミタ10話

ぼっーとしていた三田さん。包丁で自分の指を切ってしまう。三田さんが失敗するの初めて見た。耳掻きするという何気ないシーンがあるが、そこで失敗するのではないかとヒヤヒヤする。
所長。変わろうとしているのよ。人間らしさを取り戻そうとしているのよ。やめたら。自分の意志で動くと周りの人を不幸にしてしまうのではないかという考え方。
三田。私も死のうとしたことがあるからです。もう一度、結さんに会いたい。他の人達は関係ありません。それは、あなた達が決めることです。
うらら。自分から何かやると、ロクなことはない。
これまでは三田の存在が周囲にミステリアスな影響を及ぼしていたが、三田が亡くした家族の幻覚を度々見る今回は三田自身がミステリーの体験者になった面がある。
帽子やカバン、時計など三田のファッションの由来が説明された。後ろに立たれることを嫌がるゴルゴ13のような性質の種明かしもなされた。
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2011年12月19日月曜日

とうほく妖怪図鑑

とうほく妖怪図鑑は、東北の妖怪や伝承を地域別に紹介した書籍である。一つのテーマを見開き2頁で紹介しており、読みやすい。妖怪の出現が伝承された場所を紹介するため、観光案内にもなる。 近代になってからの伝承もあり、妖怪が前近代の遺物ではないことを示している。実際、口裂け女のように現代の都市伝説も存在する。
本書は伝承に社会学的な分析を加えている点も特色である。たとえば狐の嫁入りには共同体の秩序を見出す異物としての嫁への警戒感が反映されていると指摘する。実際、現代でも相続紛争の泥沼化の原因として嫁の口出しが指摘される。妖怪は現代に通じるテーマである。林田力
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2011年12月18日日曜日

ゴルゴ13=?iso-2022-jp?B?GyRCJVMbKEI=?=ホルダー

小型核兵器、鳥インフルエンザのパンデミック、英国皇太子妃のペンダントの三話を収録する。小型核兵器は闇のブローカーと国際テロ組織を同時に暗殺するという至難のミッションに挑む。ブローカー側には天才的なハッカーがおり、監視カメラをハッキングしてゴルゴ13を監視する。監視カメラが溢れる現代ではSF小説で描かれたような監視社会が現実化していることを警告する。自らの記録を残すことを嫌うゴルゴ13でも街中の監視カメラからは逃れられない。
ハイテクで武装したハッカーに対してゴルゴ13もハイテクで対抗する一方で、アナログな対抗手段でも撹乱する。木を隠すのは森の中という戦術である。天才ハッカーを主人公としたサスペンス漫画ブラッディ・マンデイでも敵のハッカーによって主人公の正体が露見しそうになった際に偽情報を大量に拡散することで欺いた。それ以上にゴルゴ13の戦術はアナログであった。
鳥インフルエンザのパンデミックは、新薬の特許権の強制実施権、ブラジルの大統領選挙につながるスケールの大きな話である。ゴルゴ13は法的には犯罪者であり、自身が正義であると正当化することもないが、暗殺対象は社会が裁けない権力者などが中心で、勧善懲悪に近いカタルシスはある。ルール違反の依頼者はゴルゴ13に報復されるなど法律には反するが、物語としてはモラルが貫かれている。金のために誰でも殺し、殺人テクニックを見せ場とする作品では決してない。
しかし、今回の話では大企業と癒着した腐敗政治家の依頼で、その政治家を糾弾する野党政治家を暗殺する。野党政治家は権力願望が強く、良心的な政治家としては描かれていないが、主張は貧困層など多数の国民の利益に合致しており、ゴルゴ13による暗殺遂行を素直に喜べない。ゴルゴ13に失敗はないが、依頼承諾時のゴルゴ13の言葉が伏線となったドンデン返しの展開となり、ゴルゴ13に社会派的なモラルを期待する読者も納得の結末になった。
最後の話は英国のチャールズ皇太子やダイアナ妃、カミラ夫人をモデルとする。英国王室に新しい空気を持ち込んだダイアナ妃に対しては保守層から激しいバッシングがなされたが、この作品では昔気質の宝石職人がダイアナ妃寄りであることが興味深い。保守的とされる英国の人間味あるモラルが描かれた。林田力
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景福宮の秘密コード上巻

朝鮮王朝の宮廷を舞台とした歴史小説。主人公は下級の司法役人で宮城で起きた連続殺人事件を捜査する。背後には保守的な儒学者と実用学派の争いが描かれる。中国のサクホウ体制下で平和を保ったイメージの強い朝鮮であるが、北方遊牧民の襲撃や宗主国風を吹かす中国との緊張関係など独立を維持する苦労も描かれる。
本書からダン・ブラウンのダヴィンチ・コードを連想する。陰陽五行説や魔法陣、王宮の建物に隠された寓意が事件の鍵を握る。ダヴィンチ・コードの主人公は象徴学の研究者であったが、本書の主人公は田舎育ちの無学者で周囲の学者の教えを受けながら知識を得ている。五行説などの詳しい知識のない読者層と同じレベルであり、読者と近い目線で謎が明らかになるため、引き込まれる。林田力
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2011年12月17日土曜日

東急不動産だまし売り裁判と公務災害認定裁判

静岡地裁(山崎勉裁判長)は2011年12月15日、自死された新人教員木村百合子教諭の公務災害を認定する判決を言い渡した。静岡県磐田市立小学校の新任教員で4年生担任の木村教諭(当時24歳)は2004年に焼身自死に追い込まれた。木村氏の遺族は公務災害と認めなかった「地方公務員災害補償基金」に対て処分取り消しを求めて静岡地裁に提訴した。

判決は「着任以降、公務で強いストレスにさらされ、適切な支援も受けられなかった」とする。「一人で対処しきれない状況だったのに、十分な支援があったとは到底認められない」として、自殺と公務との間に因果関係を認めた。一旦公務外認定となったケースを地裁で覆した判決は画期的である。行政の違法性をチェックする司法の本来の機能の発揮である。

遺族の弁護団は「教育現場では、教員の仕事が増え、若手の先生が苦しんでいるのに根性論で乗り切ろうとしている。今回の判決で少しでも改まってほしい」と話す(平塚雄太「磐田の小学教諭自殺:公務災害認定」毎日新聞2011年12月16日)。過労やパワハラなどではなく、公務そのものがストレスとなったことが自殺の原因と認めた点でも画期的な判決である(「新任教諭自殺は「公務災害」、基金決定取り消し」読売新聞2011年12月16日)。

この判決を言い渡した山崎裁判長は東急不動産だまし売り裁判でも消費者契約法第4条違反(不利益事実不告知)による不動産売買契約の取り消しを認めたリーディングケースを言い渡している。

これは東急不動産(販売代理・東急リバブル)が不利益事実を隠して東京都江東区の新築分譲マンションをだまし売りした裁判である(東急不動産消費者契約法違反訴訟、東京地裁平成18年8月30日判決、平成17年(ワ)3018号)。東急不動産が隠した不利益事実は隣地建て替えによる日照・通風阻害、騒音などである。

判決は以下のように述べる。

「原告(マンション購入者)は、被告(東急不動産)による利益の告知がなされ、かつ、被告から本件マンション完成後すぐに北側隣地に3階建て建物が建築されるといった不利益な事実を故意に告げられなかった結果、本件マンション完成後すぐにその北側隣地に3階建ての建物が建築されることはないものと誤認し、被告に対し、本件売買契約の申込みの意思表示をしたものというべきである。」

この判決は『不動産取引判例百選第3版』(安永正昭、鎌田薫、山野目章夫編)で、不利益事実不告知で契約の取消しが認容された例として言及されていまる(今西康人「マンション販売における不動産業者の告知義務」31頁)。

山崎裁判長は証人尋問での補充尋問でも、不利益事実不告知を正当化する東急不動産業員に対して以下のように追及した。
http://www.hayariki.net/109/109jinmon.htm
「そんな不動産買うわけない。隣に家が建つんだなんて事前に言ったら、値引きしろなり、そんなもの要らないといって売れなくなるからでしょう」(林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』ロゴス社、2009年、70頁)
「誤解を招くってどういう意味。それは会社の方が誤解を招くよ。誤解なんて招いたって情報をいっぱいもらって、それは買い手が判断することでしょう。買い手が判断する情報を提供していないじゃないですか」(71頁)

家政婦のミタ第9話

前回は三田の壮絶な過去が明らかになり、今回は人間的になった三田のストーリーが展開されると期待したが、いい意味で裏切られる。三田は宣言した通りに阿須田家の家政婦を辞し、電話を着信拒否するほどの徹底ぶり。その三田の家政婦としての次の勤め先は隣家という予想外の展開である。ここで三田は感情を表に出さない冷血家政婦に逆戻りする。三田が感情を出さないようになった理由が判明し、視聴者が身近に感じられるように なった直後に突き放すという味な演出である。
家政婦の三田の特徴はドラマ冒頭での前回のダイジェストが少ないことである。多くの連続ドラマでは冒頭で前回のおさらいをする。視聴者に前回の内容を思い出してもらう配慮であるが、尺稼ぎにもなる。毎回欠かさずドラマを視聴し、次回放送を楽しみにしている視聴者を軽視した姿勢である。急遽時間拡大版となった今回は、三田の過去説明が繰り返されたが、単なる映像の使い回しではなかった。家族それぞれが三田の告白を噛みしめる形になっている。映像使い回しによる安易な尺稼ぎをしないところにも作り手の良心が表れている。このようなドラマが秋クール最大の話題作となることはドラマ界にとって喜ばしい。
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サンクチュアリ

ポルポト政権下のカンボジアで地獄の体験をした二人の少年が政治家とヤクザになり、表社会と裏社会の双方から日本を変えていこうとする物語である。二人が周囲の人々を変え、動かしていく展開が清々しい。林田力

2011年12月16日金曜日

Fwd: アメリカ取材報告 “We are the99 %”バークレーは今

*****転送歓迎***************
★12月17日(土)18時 "We are the99 %"アメリカ取材報告会
          
 おはなし  木村修さん(マブイシネコープ)

9月17日にアメリカの金融街ウォールストリートで始まった"We are the 99 %"占拠(テントを張っての座り込み)は全米の隅々に広がり、郊外のウォルマート(世界最大のチェーンスーパーマーケット)前でも座り込みが行われているとのこと。

11/15、アメリカ西海岸のバークレー大学では1万人が集まり
�公教育の削減=授業料値上げ、大学職員・教員の首切りをやめること
�その財源として富裕者と企業に対する増税を当てること
�教育における差別を停止する明確な行動をとること
�言論・集会の自由を尊重し、大学内での暴力の行使を認めないこと

以上について、十分な回答がなされないならわれわれは波状的行動(2012年2月1日以降はストライキも含めて)を展開する、宣言がされました。

各自・各地域で具体的な要求をだし、みんなで"1%の者が富を奪い続けるシステムを変えよう"というこのダイナミックな運動を実感できる報告をしていただきます。

参加費 500円 学生・障がい者・失業者 300円 (飲み物付き)

場所 メディアスタジオSANA

〒540-0004
大阪府大阪市中央区玉造2丁目26-70
ニエモンビル1階
https://www.amazon.co.jp/gp/pdp/profile/A4AUUQ84Q18KF

2011年12月15日木曜日

The Suit TOKYU Land Corp's Fraud: How to Win

"The Suit TOKYU Land Corporation's Fraud: How to Win" offers an important preview of the real estate market events, consumer trends, and strategies of TOKYU Land Corporation and TOKYU Livable Inc. It offers its thoughts for real estate market in greater detail and answer questions from consumers. It lays out the themes and opportunities that will guide consumers' direction by drawing on fresh insights.
Great to meet you! We are the 99 percent. Here is a place to talk about "The Suit TOKYU Land Corporation's Fraud: How to Win". Let's enjoy our life. What book would interest you most? "The Suit TOKYU Land Corporation's Fraud: How to Win" is! We promise you'll hear more about "The Suit TOKYU Land Corp's Fraud" really soon. Stay excited. Cheers!
Get the real truth about TOKYU Land Corporation and TOKYU Livable Inc. in "The Suit TOKYU Land Corp's Fraud". Enjoy and please spread "The Suit TOKYU Land Corp's Fraud". A big thank you for spreading "The Suit TOKYU Land Corporation's Fraud: How to Win". "The Suit TOKYU Land Corporation's Fraud: How to Win" is not dead. Let's report "The Suit TOKYU Land Corporation's Fraud" to our friends.
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橘匠講演会後半

渋谷という都内屈指のターミナルで開催されたが、会場周辺のビルにはテナント募集中の貼り紙が散見され、千代田区などで新たなオフィスビルが供給される反面としてオフィス余りの実態が渋谷でも駅から少し離れた地区には押し寄せている実態が浮き彫りにされた。
小沢一郎さん。今回の罪は白。自民党の幹事長を務めたほどだから白か黒かといえば黒。あの裁判で日本に法律がないことを証明した点で功績がある。
河村たかしは小沢一郎さんの裏部隊。
民主党を割る計画があったが、東日本大震災でふいになった。震災時に被災地に行くべきであった。
一番怖いのは小泉進次郎。マスクがいい。原発反対や東電ぶっ潰せと言えば、その方向に世の中が進みかねない。TPPに賛成したから、立ち位置が悪と分かった。
TPPは怖い。健康保険がなくなる。マイケル・ムーアのシッコの世界になる。
日本の地下組織が千葉の柏にある。小沢一郎をはめている。
原発問題は着地点が決まっている。放射能は怖い。放射性物質は地面に蓄積するので、犬猫が死にだしたら怖い。放射能を怖がると福島の人の差別になる。福島の人を差別したくない。
反戦平和主義者である。核保有論の気持ちが分からない。必ず自分が傷つくことになる。
洋書は翻訳が下手。私は、私は、と主語が多い。英語ができるだけでなく、日本語もできなければならない。
プロレスは寸止めがある優しい社会。アメリカは徹底的で、骨の髄までしゃぶる。時間を守るというところが日本の素晴らしいところ。
宇宙人ではなく、宇宙生命体ではないか。宇宙豚かもしれないし、宇宙ミミズかもしれない。宇宙系の話を否定するつもりはない。地球のことで忙しすぎて、宇宙のことまで調べられない。すがりつくだけならば、止めた方がいい。
猿の惑星は日本人のことを言っている。それを日本人は喜んでいる。
興業系は韓国由来のものが多い。韓国が本場であり、席巻することは当然。
関東連合のリーダーが逮捕された。のりピーは昔から遊んでいた。森喜朗のバカ息子がコンビニに突っ込んだ。市川海老蔵は歌舞伎、伝統芸能。
本当の金持ちは金を持って歩かない。
素直に分からないことは分からないという。時間を守って誠意を持って接する。素直なことが大事。かわいくないと思われたらダメ。
フォトンベルトは演出されている。利用されている。それを利用して何かしていようとしている。アセンションについて、アセンション・プリーズとギャグで笑わせた。
鈴木邦夫さんはニコニコしていて、面白い。
右翼幹部はインテリ。
保守の定義は自分の土地を守ること。原発なんか建てたらダメ。小沢一郎をやっつけようとしたが、最近では応援している。
ベンジャミン・フルフォードさんはいい人。ソースを明らかにしない。
オーランチオキトリウムは石油を作る藻類。エネルギーを自立できる。
官僚は顔が見えない、責任をとらない。放射能と同じ。教育は一種の洗脳。官僚より賢い子どもを作りたくない。
文無しになった。自殺か光か道は二つしかない。光が見えて覚醒した。金儲けの方法が色々と浮かんだ。
日本も世界も、これからズタボロ。あきらめてください。楽しく生きましょう。自分自身が幸せになって下さい。
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ポルシェは壊れない。燃費もいい。このデフレ時代に価値が落ちない。財テクになる。金では楽しめない。楽しくて損しない方がいい。
六本木にCIAがいる。エージェントは優秀で礼儀もしっかりしている。
天皇家は時代時代の節目に亡くなる。来年あたり亡くなるのではないか。
皇太子は好き。雅子妃を守ろうとするところが、男らしい。わざと雅子妃の悪材料を流している。
民主主義はない。独裁者ならば責任は明確。今は見えない官僚が独裁している。
竹原氏はガキ大将が大人になった感じで愛おしい。行動力がある。
ビートルズ。リンゴスターはセンスあるドラマー。ジョン・レノンとジョージ・ハリスンは利用されることを嫌った。それがビートルズ解散の要因。
お金儲け。mixiなどツールがあふれている。明日できるかという問題。行動力があるか。
善の税制対策。貧乏になる。貯金通帳を見せろということは裸になることと同じ。税務署職員は、また来ますと言って二度と来なかった。
日本人に礼儀正しく、この電車止まりますか、と聞いたら無視された。大久保などのコリアンタウンは元気があるから楽しい。韓国怖いというネット右翼がいるが、元気で負けている。

2011年12月14日水曜日

NARUTO=?iso-2022-jp?B?GyRCJUolayVIGyhC?=58 巻

ナルトとビーは蘇らされた長門とイタチと対決する。薬師カブトの術によって死者が敵になる。死者にとっては戦わされることが不本意で自分の攻撃を説明しながら戦うという奇妙な戦いが展開される。数多くのキャラクターが入り乱れての戦闘は間延びしがちであるが、風影の母の真実や操られるだけで終わらないイタチの活躍など飽きさせない展開である。林田力
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2011年12月13日火曜日

橘匠氏の講演会「言論の自由の限界に挑む」:林田力

循環型メディア「目覚めるラジオ」は2011年12月10日、ネットメディア「真相JAPAN」主幹の橘匠氏の講演会 「言論の自由の限界に挑む」を東京都渋谷区のリアルタイムコンピュータ学院渋谷校で開催した。講演会は三部構成で、第一部が講演、第二部が質疑応答、第三部が懇親会である。

真相JAPANは独特の切り口で社会に一石を投じるメディアであり、林田力の記事も掲載されている(林田力「TPPによる日本再占領と崩壊する世界秩序に立ち向かう知恵」真相JAPAN第34号、林田力「竹原信一「官僚互助会は犯罪者集団」真相JAPAN第五回勉強会」真相JAPAN第41号)。講演会では真相JAPANに書けない内容も話すと銘打っている。

「目覚めるラジオ」も「真相JAPAN」もマスメディアが報道しない真実を伝えることを標榜しているため、陰謀論とも接点を持ちやすい。しかし、この講演会で橘氏は通俗的な陰謀論を切り捨てた。

渋谷という都内屈指のターミナルで開催されたが、会場周辺のビルにはテナント募集中の貼り紙が散見され、会場のビルも工事中と寂れた街並みである。千代田区などの都心部で新たなオフィスビルが供給される反面としてのオフィス余りが渋谷でも駅から少し離れた地区に押し寄せている実態が浮き彫りにされた。

冒頭では主催者の海江田育子氏が「目覚めるラジオ」について説明した。中小企業の経営者であった海江田氏は社会問題への関心は低く、「自分は頑張っているから報われるはず」とナイーブに考えていた。ところが大手企業とのリース契約トラブルで敗訴し、150万円の支払いを余儀なくされた。

そこから社会問題への意識を高め、マスメディアの情報コントロールに疑問を抱くようになった。特に女性が家族や友人にマスメディアの報道で隠された真実を伝えることで、賢い市民を増やしていきたい。本日は本当の話が聞きたい。

橘氏の講演が始まる。会場の建物では外壁工事が行われ、工事の騒音で聞きづらいこともあったが、橘氏も騒音に対抗してシャウトしていた。

橘氏は物書きとしてはジャーナリストとしての立場をとると宣言する。分からないことは分からないというスタンスである。たとえば経済学者の植草一秀氏の迷惑防止条例違反事件はインターネット上では冤罪との意見が圧倒的である。小泉構造改革を批判した植草氏への国策逮捕との見解もある。これに対して橘氏は「やった、やらないは分からない」という立場を採る。そして植草氏の経済学者としての能力・業績を評価した上で「植草さんは淡々と経済学をやっていればいい」と主張する。

比較されるケースとして経済学者の高橋洋一氏の窃盗事件がある。高橋氏は2009年3月に温泉施設の更衣室ロッカーで高級腕時計のブルガリや財布など約30万円相当を盗んだ現行犯として拘束された。しかし、高橋氏は逃走の恐れがないとして逮捕されず、起訴猶予となった。同年11月にはテレビにも復帰した。

植草氏に比べると、高橋氏への法的・社会的な制裁は圧倒的に軽い。この相違をネット上では小泉構造改革を批判した植草氏と、竹中平蔵のブレーンとして小泉構造改革を進めた高橋氏の差異に還元する立場がある。権力に都合の悪い学者は冤罪で逮捕し、権力に都合のいい学者は罪を犯しても軽く済ませる陰謀論である。
http://www.hayariki.net/poli/japan111027.html
これに対して橘氏は「植草氏への容疑が不自然と言うならば、金には困っていないはずの高橋氏が時計などを窃盗することも不自然ではないか」と指摘する。そして「高橋氏は窃盗を否定したり、擁護したりする発言をしていない。それが植草氏との相違になっているのではないか」とする。

この指摘は警察に見込み捜査で不当逮捕されても、警察の言いなりになって早く罪を認めた方が結果的に早く解放されるというような奴隷市民の処世術にもつながりかねない危険がある。しかし、その是非以前の問題として警察国家・日本の現状認識としては正鵠を得ている。

2011年12月11日日曜日

橘匠講演会

目覚めるラジオ。リース契約トラブルの裁判で大手企業に敗訴。マスメディアの情報コントロール。女性が家族や友人に伝えることで、賢い市民を作る。今日は本当の話が聞きたい。
橘。物書きとしてはジャーナリストとしての立場をとる。植草さんは淡々と経済学をやっていればいい。やった、やらないは分からないという立場。インターネットでは冤罪との声が圧倒的。本当は小説家になりたかった。花村満月の小説を読み、止めた。睡魔。ネットワークビジネスの小説。怖くなる。
きれいごと言っている小説が多い。自分で調査しないと、そんなことはないでしょうという話になる。
下ネタは人類の根元。
2012年経済予測。欧州連合を作ったことが強引。限界が起きている。ギリシアの国民性は朗らか。皆がニコニコ笑っている。鬱病だらけの山手線と大違い。猫も寄ってくる。働け、働けと言っても働かない。構造改革は、うまくいかない。ブロック経済になっていく。そこにロシアが入るのではないか。
カダフィは金だかん制を導入しようとした。
ラディンはパキスタンの高級住宅街にいたならば見つかるに決まっている。タリバン支配よりも今の方がヘロインの量が増えている。
近年はタバコ狩りが凄まじい。タバコを止めさせて、モルヒネの入った薬を広める狙いではないか。人口削減計画になる。
アメリカは、わざとデフォルトを起こす。陰謀論ではなく、経済的な戦略である。フリーエネルギーを隠し持っていて、フリーエネルギー・バブルを起こす。アメリカは復活するが、日本はボロボロになる。
コンドラチェフの波。新しい産業を起こしてくる。日本人はアメリカ人を知らなすぎる。ロックフェラーが怖いというような話ではない。
ケムトレイル。何まいているか。東京は縦線でいつもきれい。
イランのアフマネデジャドは聡明。司忍も聡明。きれいごとを言わない。理論に破綻がない。戦争は産業であり、金儲けである。リビアは乗っ取り。バカみたいに働かせて搾取される。
日本の国会議員。政局のできの悪い国取りゲームを見るならば、プロレスを見た方が面白い。
松下政経塾。20世紀の経営者として素晴らしい。戦争時代にアメリカの味方をしたからに決まっている。結束が堅い。アメリカ万歳塾になっている。
中曽根がアメリカに貢いで、原発を作って日本をメチャクチャにした。
TPP占領。農業はアグリビジネスに支配される。
日本人にはフーテンの寅さんのように「それを言っちゃあ、おしまいよ」というところがある。アメリカ人は徹底的にやる。ロックフェラー陰謀論以前に、そこを考えるべき。
ニクソン・ショックで変動相場制に移行。マンデル・フレミング効果では金融政策が効果的という理論を日本はバカだから知らない。内需拡大が必要という考えの下で下らないハコモノ行政で無駄遣いした。
太陽光発電で脚光を浴びている孫正義はプレゼンが上手。アメリカ人のビジネスパーソンでは普通。日本人が下手すぎる。auはいい。ソフトバンクは許せないと言う人がいる。太陽光発電は土地が悪くなるし、電磁波も出る。
http://hayariki.net/
カジノで濫費した大王製紙の経営者の息子が逮捕されたが、デリバティブで大金を失った経営者が多い。バランスを失している。

横浜DeNAベイスターズを歓迎

SNS「モバゲー」を運営するディー・エヌ・エー(DeNA)が横浜ベイスターズを買収し、横浜DeNAベイスターズに球団名を変更した。横浜ベイスターズは住生活グループが2010年に買収を試みて撤退したチームである。住生活グループの撤退を歓迎した立場から、横浜DeNAベイスターズを歓迎する。
DeNAの運営するモバゲーはソーシャルゲームと呼ばれるオンラインゲームが中心である。ゲームというエンターテイメントを提供する企業は球団オーナーに向いている。野球の試合もゲームであり、プロ野球はエンターテイメントである。
モバゲーで提供するゲームには野球をテーマとしたものもあり、水平的な事業展開になる。むしろ本業がエンターテイメントと接点のない企業が球団を所有する方が異常であった。その意味で住生活グループの買収が売名目的と非難されたことは健全な反応であった(林田力「リクシル・ベイスターズ消滅を歓迎」PJニュース2010年10月28日)。
http://www.pjnews.net/news/794/20101028_1
大企業がメセナ的な感覚で球団を所有することは文化貢献と言えるかもしれない。しかし、メセナ的な感覚で強い球団、ファンを楽しませる野球を実現することは容易ではない。エンターテイメントを熟知している企業がオーナーになった方が興行としてのプロ野球は発展する。
一方でゲームというDeNAの事業内容からプロ野球オーナーとして不相当との反対論がある。しかし、これは反対のための反対論である。事業内容が問題視されなかった住生活グループも、その業種であるリフォーム業界には欠陥施工や悪質リフォーム、次々販売などの深刻な社会問題を抱えている。新興の業種にばかり厳しい基準が要求されるが、既存の業種にも腐敗はある。
反対論には一般論としてゲーム業界を否定するのではなく、モバゲーの提供するソーシャルゲームの性格を問題視する見解がある。モバゲーの提供するソーシャルゲームはプレイを無料として幅広いユーザーを集め、ゲームを有利に進められる貴重なアイテムを販売することで収益を上げるビジネスモデルである。アイテムを購入しなければ進めないようなゲームで利益を得ることに対して貧困ビジネスとの批判がある。
しかし、ゲームの中でしか価値がないとしても、エンターテイメントとしての価値を提供する。ゼロゼロ物件など貧困者をターゲットとして搾取する貧困ビジネスとの同一視は本物の貧困ビジネスの悪質さを相対化させてしまう。
そしてプロ野球の提供する価値というものも実はソーシャルゲームと似たようなものである。プロ野球はオリンピック的な肉体の限界に挑戦したスポーツを魅せるというよりも、仲間内の話の種を提供する娯楽の側面が強い。これはゲーム上で仲間となってソーシャルゲームに興じるモバゲーのユーザーと類似する。DeNA参入によるプロ野球のエンターテイメント性の強化に期待する。
http://hayariki.kakuren-bo.com/

家政婦のミタ第八話

三田灯の過去は衝撃であった。第7話の時点で夫と子どもを亡くしたことは明らかになっていたが、子ども時代から不幸であったことは意表を突かれた。回想シーンを使わず、三田の語りで過去を説明する。これで視聴者を引き込めるところに女優としての実力を見せている。
自らの不幸と重ね合わせての祖父への語りかけは説得力がある。林田力は東急リバブル東急不動産から不利益事実を隠して新築マンションをだまし売りされた被害経験がある。故に二子玉川ライズなどのマンション建築紛争やゼロゼロ物件詐欺などの住まいの貧困問題では被害者である住民側に共感するし、東急不動産だまし売り裁判の言葉も受け入れられる。虐げられた人々の連帯が社会変革の第一歩である。
http://hayariki.net/

2011年12月10日土曜日

トリコ17=?iso-2022-jp?B?GyRCNCwbKEI=?=

美食会という倒すべき強敵とグルメ界という目的地が明らかになり、物語の奥行きが広がった。しかし、この巻は来たるべき大冒険に備えた充電期間であり、一話完結のオムニバスも収録されている。その中でもビックリりんごが面白い。
トリコの魅力は戦闘には足手まといなシェフ小松が冒険で重要な役回りを果たすところにある。力だけが全てではないという多元的な価値を示している。但し、最近では小松の活躍するシーンが多く、小松が凄い人であるとのイメージが定着した感がある。これに対してビックリりんごの話の小松はヘタレに徹している。このような姿があるからこそ、別のシーンでの小松の活躍が魅力的になる。少年マンガのキャラクターは社会的には欠点とされるような属性を有する方が魅力的であり、それが教育的な効果をもたらす。
この話は美食会の暗躍というシリアス長編へのつながりをほのめかしつつも、お笑いキャラが意外な能力を発揮する落ちで終わる。ここにも価値の多元性が現れている。林田力
http://hayariki.net/

東急不動産だまし売り裁判と桜桃

林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』の読書メーター「この本を読んだ人はこんな本も読んでいます」欄に太宰治『桜桃』が登場した(2011年12月9日確認)。『東急不動産だまし売り裁判』は東急不動産(販売代理・東急リバブル)から不利益事実を隠して問題物件をだまし売りされた消費者の裁判闘争を描くノンフィクションである。
これに対して『桜桃』は短編小説でジャンルは相違するが、事実に基づいた作品である。共に話が淡々と進行するために読みやすい。『東急不動産だまし売り裁判』はマンションだまし売りを正当化する悪徳不動産業者の虚勢を生々しく描き、『桜桃』は「子供よりも親が大事」と呟く父親の虚勢を直視する。
http://book.mamagoto.com/
林田力:二子玉川ライズ優先で世田谷区の家計簿に歪み
http://hayariki.x10.mx/kakeibo.html
林田力/世田谷区政
http://setagaya.sankuzushi.com/

2011年12月9日金曜日

ブリーチbleach

満を持して十三隊の死神達が再登場する。人気キャラクターを再登場させる梃入れ策にも見えるが、死神の魅力が掘り下げられた。
朽木ルキアが副隊長章を付けているなど細部をイメージチェンジした死神も多い。コミックスでは、おまけのページでキャラクター本人による変更点の解説がなされており、ジャンプ読者にも新たな発見が得られる。
再登場した隊長達とフルブリンガーの間で戦闘が繰り広げられる。ブリーチbleachでは最初から全力を出さず、バンカイなどの隠し技を残す傾向がある。そのために戦闘が長くなり、間延びする傾向があったが、今回はテンポよく戦いが進む。
隊長達の中で圧倒的な人気を誇るキャラクターはヒツガヤトウシロウである。ヒツガヤをフィーチャーする劇場版が公開されたほどである。しかし、人気とは裏腹に漫画本編ではアイゼンに瞬殺されるなど活躍が乏しく、主人公との接点も薄かった。しかし、今回はソウルソサエティを変えた人物として黒崎一護を深く理解していたことが明らかになる。
人気の隊長には朽木白哉もいる。何事にも動じない上から目線のクールなキャラクターで、ザンパクトウ千本桜も遠距離攻撃向きで、自らの身を危険にさらしての戦闘を好む剣八とは対照的に見える。しかし、その白哉は月島に嫌悪感を示す。白哉はエスパーダの戦いでは実力差を有しながらも、満身創痍になった。これは白哉らしくないと感じたものだが、月島への嫌悪から自らが傷つくことを受け入れる戦士であることが分かる。実力的には消化試合のようになったフルブリンガーとの戦いであるが、死神の魅力が新たに描かれた。林田力
http://hayariki.net/

2011年12月8日木曜日

二子玉川ライズ取消訴訟・証拠説明書甲66

甲86の1 建築計画書(�−a街区)
甲86の2 雨水流出抑制施設計算書
�a街区で、建築面積2442.60�、地下1階の地下建造物を建築する計画である事実。
世田谷区雨水流出抑制技術指針が、所要対策量として、公共施設及び大規模民間施設部分においては50mm対応、道路部分においては29mm対応の基準を設定しているにすぎず、�a街区が世田谷区雨水流出抑制技術指針の上記基準(以下「基準」という。)272立方米に対し275立方米と、世田谷区雨水流出抑制技術指針をわずかに上回る不十分な雨水対策しか講じていない事実。

甲87の1 建築計画書(�−b街区)
甲87の2 雨水流出抑制施設計算書
�−b街区で、建築面積10856.90�、地下2階の地下建造物を建築する計画である事実。
世田谷区雨水流出抑制技術指針が、所要対策量として、公共施設及び大規模民間施設部分においては50mm対応、道路部分においては29mm対応の基準を設定しているにすぎず、�b街区が基準943?に対し945?と、世田谷区雨水流出抑制技術指針をわずかに上回る不十分な雨水対策しか講じていない事実。

甲88の1 建築計画書(�−b街区)
甲88の2 雨水流出抑制施設計算書
�b街区で、建築面積2495.00�、地下1階の地下建造物を建築する計画である事実。
世田谷区雨水流出抑制技術指針が、所要対策量として、公共施設及び大規模民間施設部分においては50mm対応、道路部分においては29mm対応の基準を設定しているにすぎず、�b街区が基準224立方米に対し230立方米と、世田谷区雨水流出抑制技術指針をわずかに上回る不十分な雨水対策しか講じていない事実。
http://www12.atpages.jp/~hayariki/haya/futako/appeal110831.html
甲89の1 建築計画書(�街区)
甲89の2 雨水流出抑制施設計算書
�b街区で、建築面積2495.00�、地下1階の地下建造物を建築する計画である事実。
世田谷区雨水流出抑制技術指針が、所要対策量として、公共施設及び大規模民間施設部分においては50mm対応、道路部分においては29mm対応の基準を設定しているにすぎず、�街区が基準1422立方米に対し1500立方米と、世田谷区雨水流出抑制技術指針をわずかに上回る不十分な雨水対策しか講じていない事実。

甲90 環境影響評価書
二子玉川東地区再開発準備組合らが作成した環境影響評価書が、調査方法が不適切であったり、使用した資料が古いなど、不当なものであること。

危険だらけの二子玉川ライズ

二子玉川の環境を守る会は会のニュース11月号で二子玉川ライズの危険を特集した。ビル風の風害やトンネル内の車線変更など二子玉川ライズには課題が山積みである。二子玉川は再開発で安心して歩けない街になってしまった。二子玉川ライズ二期事業の前に解決しなければならない問題である。ニュースでは取り消し訴訟の口頭弁論期日もアナウンスする。林田力
http://hayariki.net/

2011年12月7日水曜日

blood=?iso-2022-jp?B?GyRCPz83dTtVPi0/TRsoQg==?=

粗暴なヤンキーが将棋の名人の息子で、父親の借金返済のために闇の賭将棋で勝ち抜いていくストーリーである。主人公は子供の頃に父親と将棋をしただけで、それ以降は訓練も努力もしていない。そのヤンキーが親の血筋だけで勝利するという格差社会を反映した作品である。対戦相手も過酷な戦場経験で人格が崩壊した米軍兵士など、折り目正しく几帳面な棋士像から乖離している。将棋そのものの描写も少なく、ヤンキー喧嘩漫画のノリである。そのため、将棋ファン向きではない。このままヤンキー喧嘩漫画で終わるのか、ヤンキーとは別世界の将棋の世界の深淵が描かれるのか、注目である。林田力
http://hayariki.net/

2011年12月6日火曜日

二子玉川ライズ取消訴訟・証拠説明書甲80

甲80の1 「平成6年災害別雨量記録表」
甲80の2 「平成6年8月20〜21日(集中豪雨)の一般資産被害調書」
平成6年8月20〜21日に本件再開発事業地周辺地域で浸水被害が発生した事実。

甲81の1 「平成7年災害別雨量記録表」
甲81の2 「平成7年8月2日(集中豪雨)及び同月22日(集中豪雨)の一般資産被害調書」
平成7年8月2,22に本件再開発事業地周辺地域で浸水被害が発生した事実。

甲82の1 「平成15年災害別雨量記録表」
甲82の2 「平成15年10月13日(集中豪雨)の一般資産被害調書」
平成15年10月13日に本件再開発事業地周辺地域で浸水被害が発生した事実。
この集中豪雨による総雨量が51�であり、この51�の雨が13時28分から14時28分の間に降った事実。
この日の集中豪雨で、玉川2丁目及び瀬田2、4丁目で浸水面積0.6ha、床下浸水4世帯、床上浸水6世帯の被害が発生した事実。

甲83 写真撮影報告書
平成15年10月13日の丸子川の水位上昇の状況。

甲84 意見書
�本件再開発周辺地域は、地形的・気候学的に水害が発生しやすい地域であり、いわゆるゲリラ豪雨が本件再開発地域の上流域に降れば、本件再開発周辺地域に甚大な被害が生じるおそれがある事実。
�本件再開発事業は、周辺地域に甚大な洪水被害が発生することが容易かつ確実に推測されるにもかかわらず、これを予防する措置が不十分なまま遂行されており、公共性という基本的視点を全く欠いた事業であって、本件開発事業により、周辺地域の洪水被害がさらに増大する高度の蓋然性がある事実。

甲85 地下構造物の構築に伴う一般的な問題
巨大な地下構造物が建築されることにより、地下水脈の上流には水位上昇、下流には水位低下や地盤沈下が生じる恐れがある事実。

二子玉川ライズ取消訴訟・証拠説明書甲75

甲75の1 「昭和56年災害別雨量記録表」
甲75の2 「昭和56年10月22日(台風24号)の一般資産被害調書」(一部抜粋) 昭和56年10月22日に本件再開発事業地周辺地域で浸水被害が発生した事実。

甲76の1 「昭和57年災害別雨量記録表」
甲76の2 「昭和57年9月12日(台風18号)の一般資産被害調書」(一部抜粋) 昭和57年9月12日に本件再開発事業地周辺地域で浸水被害が発生した事実。

甲77の1 「昭和60年災害別雨量記録表」
甲77の2 「昭和60年7月14日(集中豪雨)の一般資産被害調書」昭和60年7月14日に本件再開発事業地周辺地域で浸水被害が発生した事実。

甲78の1 「平成元年災害別雨量記録表」
甲78の2 「平成元年8月1日(大雨(雷雨))及び同月10日(大雨(雷雨))の一般資産被害調書」
平成元年8月1,10日に本件再開発事業地周辺地域で浸水被害が発生した事実。

甲79の1 「平成5年災害別雨量記録表」
甲79の2 「平成5年8月27日(台風11号)の一般資産被害調書」
平成5年8月27日に本件再開発事業地周辺地域で浸水被害が発生した事実。
http://rise.sugo-roku.com/

FUTAKOTAMAGAWA RISE is still unsold

I answerd the customer about "The Suit TOKYU Land Corporation's Fraud". The customer fully understanded that the problem of TOKYU Land Corporation and TOKYU Livable Inc. and don't want to buy houses from TOKYU. The FUTAKOTAMAGAWA RISE has been on the market almost a year and is still unsold. The customer agreed with Boycotte TOKYU.
https://sites.google.com/site/hayariki9/

2011年12月5日月曜日

世田谷区議会・平成23年第4回定例会

世田谷区議会・平成23年第4回定例会2011年11月28日
田中優子区議「二子玉川デジコン事件の債務弁済契約の違法性について質問する。この事業は区が補助金を出したものの、相手側の一方的な事情により、実施困難となり、廃止となった事件です。いい加減な法人を選定した区の責任は免れない。その後始末にも明らかな地方自治法違反が行われているということを指摘する。支払われた補助金は約2000万円である。
事業に成果はなく、相手側の一方的な事情で廃止されたのであるから、2000万円を返すことが筋である。それを956万3000円に減額して弁済契約を締結したと事後報告する区の姿勢は問題である。事業者側には2000万円を返済する資力がなく、区が譲歩に譲歩して支払い可能な約950万円で妥結したという点が実態である。これは明らかに和解契約を含んでいる。地方自治法第96条は和解契約を議会の議決事項と定めている。議会の承認なしに金額を負けることができないことは民主主義の大原則である。
しかも現実に僅かに16万円しか返済されていない。この弁済契約自体も杜撰であった。既に桃野議員が保証人も付けない、担保も取らないのかと追及している。支払方法では一括前払いから分割後払いにしたという譲歩も生じている。」
保坂展人区長「二子玉川の大規模開発については特に周辺住民から公共性・公益性の観点で強い要望もある。また、風害等の環境影響についての訴えもあることから、この双方について事業者との協議を始めている。その協議の中で公共的・公益的な要素への理解は得られていると聞いているが、詳細な詰めの作業は現在進行形である。二期工事への補助は地域住民にとっての公共性や公益性の向上が必要と考えている。図書館機能や公共空間の拡充について事業者との協議を進めている。」
秋山由美子副区長「NPO法人の財産は約1430万円と確定した。そのうちの約3分の1がNPO法人の自主財源であり、残りの約900万円を区が支出した財産と認定した。よって、納付すべき金額の減額など和解には該当しない。遅延損害金も契約書に明記している。責任については外部委員得職員で構成される検証委員会設置の準備をしており、できるだけ早い時期に立ち上げたい。」
田中議員「和解にあたる譲歩は一切行っていないとの認識自体が誤りである。事業が失敗し、残った財産が1400万円である。それならば1400万円を返せということが区民の立場に立った考えである。区は相手の立場を考えて譲歩してしまった。勝手に譲歩するなと主張する。会派は専門家の意見も取り入れて、地方自治法違反と考えている。区の見解は到底認められない。」(文責=林田力)
http://www.hayariki.net/digit.htm

2011年12月4日日曜日

Where can I find "The Suit TOKYU Land Corp's Fraud"

Where can I find "The Suit TOKYU Land Corp's Fraud"
Where can I find "The Suit TOKYU Land Corporation's Fraud: How to Win"? Where did you get its?
ASIN of "The Suit TOKYU Land Corp's Fraud" is 4904350138. How about Amazon or big book store. I bought by local book store in Tokyo.
http://mediamarker.net/media/0/?asin=4904350138

ジーン・ワルツ

海堂尊の小説。医療崩壊の最前線である産婦人科医の問題に迫る。東京を舞台とするが、極北クレイマーでの産婦人科医の逮捕を背景にした広い意味での桜宮サーガの一作である。妊娠についての医学的な説明が多く、軽いミステリーを楽しみたい向きにはハードルが高い。しかし、ラストの禁断の告白には目が離せない。
海堂作品はバチスタ・シリーズの田口公平のように主人公は巻き込まれ型が多い。これに対して本書では主人公自身が変革を志向する人物であることが異色である。また、主人公が変革のための具体的な第一歩を踏み出している。その後の顛末も知りたくなる作品である。
海堂作品は医療が中心であるが、医療以外でも鋭い社会批判を展開する。夢見る黄金地球儀では、街の個性を喪失する再開発を風刺した。本書でも低層建築中心の地方都市の青い空と霞ヶ関の灰色の高層ビルを対比させている。林田力
http://hayariki.net/

林田力がTPPでインタビュー

環太平洋経済協定TPP問題について林田力がインタビューを受けた記事がレイバーネット日本に掲載された。当初、TPPに対しては農林水産業の立場からの反対論が主流であったが、最近では消費者の問題とも位置付けられている。非関税障壁撤廃の名目で、遺伝子組み替え食品の表示規制撤廃など消費者の安全安心を守る規制が緩和されるためである。林田力は東急不動産のマンションだまし売り被害者として、消費者問題の観点でTPPに関心を寄せている。不動産市場でもゼロゼロ物件業者など過去に宅建業法違反となった事実は不動産業者選びに有効であるが、行政処分歴の提供が非関税障壁として規制される懸念もある。
http://hayariki.net/

2011年12月3日土曜日

ロスト・シンボル上巻

世界的ベストセラーであるダヴィンチ・コードと同じラングドン・シリーズである。視点人物が入れ替わり、複数の人物の物語が同時進行で進む点はダヴィンチ・コードなどと同じである。
今回はアメリカ合衆国の首都ワシントンが舞台である。米国と言えば歴史の浅い近代国家のイメージがあるが、そのバックボーンには強い宗教性が存在することが浮き彫りにされる。
主人公のラングドンが価値観を相対化できる人物である点が印象的である。古代の拷問器具である十字架の前で跪き、血と肉の象徴であるパンとぶどう酒を食べるキリスト教徒の信仰も他の価値観に立てば怪しげなカルトに映ると主張する。日本社会では自分の考えだけが真実という類の偏狭で幼稚な発想の持ち主に遭遇することもある。その種のナイーブな思想を嘲笑う好作である。林田力
http://hayariki.net/

二子玉川ライズ住民訴訟控訴審準備書面(3)裁量権を逸脱

第2 人証採用について
  本件控訴審における人証申出書について、証拠として採用すべきである理由、必要性について、すでに準備書面で申し述べたが、本日証人三浦史郎の陳述書甲177号証を追加する。
  甲177号証、甲169号証、甲170号証にあるように証人は、再開発コンサルタントとして多数の再開発事業を実現してきた。現状の再開発をめぐる状況から、低層低容積の周辺環境に配慮した事業に切り替えるべきであること。都市計画で認められた容積率の半分程度で十分に地域にも配慮し、事業者も満足する再開発事業が可能であることを実体験に基づいて述べている。
  全国市街地再開発協会はその後も、低容積型再開発に積極的な評価を与えており、2001年から2002年には「軽装備再開発に関する検討調査」を行っている。これからの「人口減少・安定成長時代」の再開発コンセプトが「低容積率再開発」である。本件事業は「複数代替案の比較検討」が全く行われていないことからも、問題だと指摘している今や再開発事業は�容積神話から脱却し、�需要を創り出すという発想を辞め、�地域力を高めるまちづくりを目指すべきと指摘している。本件再開発事業は、まさにこのコンセプトに完全に反する事業である。
  証人の係る専門的な経験をふまえた証言は、再開発事業を推進するコンサルタント事業者の観点から見ても、本件再開発事業には公共性がなく、裁量権を逸脱するものであるという判断を裏付ける重要な証言である。
 真に、あるべきまちづくりのために再開発事業を進めようとすれば、地権者や、周辺住民の環境に配慮し、地域のコミュニティを育てる観点が不可欠なのである。 公金が支出されるためには、まさに係る観点からの公益的、公共的な再開発事業であることが必要であり、容積率を最大限確保するという超高層ビル主体の本件再開発事業への補助金の支出は違法不当である。
以上
http://www.hayariki.net/futako/appeal110831.html

デッドマンワンダーランド11

シロとレチッドエッグの過去が明らかになる。これまで罪の枝は超自然的でファンタジー的な要素が強かったが、この巻で物語世界の中での現実的な説明がなされる。
主人公が悲惨な過去から目を背けていたことも明らかになる。主人公の精神世界の中での葛藤を外敵との戦いと同等に描くことは新世紀エヴァンゲリオンに代表される定番であるが、現実無視との批判も根強い。西尾維新原作の「めだかボックス」でも自分との戦い型の主人公が風刺された。
その点で目を背けていた過去を直視するという展開は自分との戦いでありながら、現実逃避の真逆である。過去を水に流すことを是とする非歴史的傾向のある日本社会において有意義である。林田力
http://hayariki.net/

2011年12月2日金曜日

二子玉川ライズ住民訴訟控訴審準備書面(1)大気汚染の悪化

2 争点5 都市計画法13条1項 柱書きについて
(1)被告準備書面第3項(2)アについて (二橋の交通流対策)
ア 被控訴人は,控訴人らが東京地域公害防止計画(甲95)2頁を引用して,本件再開発計画においては,大気汚染の悪化を防止する施策の一つとして交通流対策,とりわけ本地域の周辺で,たびたびボトルネックとなって渋滞を生ずる原因となっている二子橋の交通流対策を何らとらずに放置したままで本件地域に大量の自動車交通を流入させることは,公害防止計画等に違反すると主張したのに対し,二子橋は世田谷区と川崎市にまたがるところに位置するから,東京地域公害防止計画の適用がないと主張する(被控訴人準備書面8頁)。しかし,被控訴人の主張は全くの詭弁である。
 東京地域公害防止計画は,第2節地域の範囲で定める東京地域公害防止計画策定地域(甲95,4頁)において,自然環境の保全や地球環境の保全に努め,公害を未然に防止し,地域住民の健康を保護するとともに生活環境を保全する計画を策定するというものである。世田谷区に位置する本件地域は当然東京地域公害防止計画策定地域に含まれるのであるから,本件地域に生ずるおそれのある公害を未然に防止し,本件地域の住民の健康や生活環境を守るために必要な施策は実施されなければならず,二子橋のボトルネックが本件地域に生ずるおそれのある大気汚染の一因となっているのであるから,二子橋の交通流対策をとらなければならないことは明らかである。
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民主主義シンポジウム

安部芳裕。アグネ市の例は国と同じ。民主主義を使ってこなかったことが問題。
天野統康。日本は国際権力の属国。マスコミによってコントロールされている。野田首相は勝手に国際公約としている。
高橋清隆。役人が警察とつるんで悪さをしている。民主主義は存在しているんじゃないかと主張したい。民主主義にプラスイメージを抱くことが近代の洗脳。少数派が多数派を支配できる支配装置が民主主義。
竹原。メディアは統制されている。広告代理店が統制する。国民に出す情報は別のものを提供する。
安部。日本の実務を担っているものは官僚。官僚と並んでいるものが財界。政治家は、その下。メインは外資。日本の統治機構の上にアメリカがいる。ウォール街と軍産複合体に動かされている。政治家は票と金に弱い。
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竹原。頼むから頼んでくれと言われて後援会を作ってくれた。握手の仕方などを指図されることは嫌。応援している人は応援していることを知られることが嫌な人が多い。組織のあり方が大事。小さなグループが幾つもあるような形がいい。
高橋。メディアや市民の力を信頼していない。民主主義は政治家を投票乞食にする。有権者はマスメディアを見て投票行動を決める。tpp賛成という人は肉眼で見たことはない。司法制度改革で弁護士の数が多くなり、質が低下した。賛成している弁護士は見たことがないが、組織の上で決めた。テレビ、新聞を見ない。
安部。それには反対。受け手の問題。日本はマスコミを信用していることが問題。政治に関わることは投票だけではない。日頃から政治家と意志疎通する。
高橋。民主主義は良いというイメージ自体が洗脳されたもの。
安部。民主主義はベストではないが、他に何があるか。世界的に主権が奪われている。大資本の独裁になる。
高橋。ファシズムは普通選挙で生まれた。昔の方が自由に政治に参加できた。普通選挙と同時に治安維持法が制定され、投票以外の政治行動が大きく制限された。労働成果が奪われた。江戸時代の労働時間は3、4時間程度。
天野。過剰な労働は借金経済システムの結果。住民のためにいい政治を作るためには過去や外国の制度を学ぶ必要がある。
高橋。江戸時代が暗いというのもマスコミの洗脳。
竹原。日本国は国民の幸せを目標にしていない。国民を安く使って外国と経済戦争を進めている。
橘。中小企業経営者にとって消費税を上げることが問題。
安部。税率を上げると税収が減る。しかし、企業が陳情にくる。それによって天下り先を確保する。輸出大企業は消費税で戻りが来る。消費税は既得権者の利益になる。
天野。民主主義が住民のためにならないことは金の問題。借金による信用創造の矛盾。詐欺から始まった。
竹原。お金は、まともに考えると分からない。強盗団の気持ちで考えると分かる。
天野。金融民主主義になっている。自由・平等・友愛が国民を満足させるスローガン。
橘。消費税増税は社会保障のためは嘘。天下りを確保して無駄遣いするため。出版業界はボロボロ。新しい人を開拓しない。売れる実績のある人しか出さない。
安部。市場原理主義。現代の経済はおかしい。作れば作るほど豊かになるはずが、市場原理主義では価格が暴落する。公共インフラは市場に任せられない。民営化は一握りの金持ちへの私物化である。凶暴罪は平成の治安維持法。阻止しないといけない。
竹原。役人は権力者であるのに権力を持っていないと嘘を伝える。住民同士で話し合い、目を覚ますしかない。拠り所は自らの感覚。
橘。独裁政治ならば責任を追及できる。しかし、日本は顔が見えない官僚が支配している。その方が気持ち悪い。放射能と同じ。
天野。リコールできるリーダーシップ。
竹原。見えない独裁から見える独裁へ。
安部。公務員は責任を取らないことが問題。経済成長が続くことを前提に制度が作られていることが問題。経済成長しなくてもいい社会システムにしないといけない。
竹原。日本は強盗団の私物。官僚互助会は人殺し泥棒マフィアである。すべての政治家を住民に心寄せるようにする。メディアと一緒に政治家を叩いても仕方がない。
安部。民意は反原発と反TPPと反増税の政界再編を打ち出す。新党を結成する。
高橋。預金をしない運動。日本のメガバンクは、ただで金を集めて米国債を買う。それで米国は武器を買っている。
天野。テレビ依存から解放するためには無料放送を禁止し、有料放送にする。
安部。市民が起こしている革命は少ない。資金提供者がいる。非暴力でやらないと、思う壷になる。気を付けてやらないといけない。オキュパイ・ニューヨークは寄付で賄われている。

2011年12月1日木曜日

林田力は、福地誠さんと

クリスマスの配役を発表します!
ちょっと早いですがいろいろ準備もあるでしょうし。 ※フォロワーさんと役がかぶってしまった場合は話し合い、もしくは投票、それでも決まらなければ呪文対決かなんかで決定してください
【クリスマスの配役を発表します】林田力は「リア充C(男)」です!※リア充Cは3名一組です

あなたに当てはまる「今年の漢字」ひと文字は?そして来年は?
12月12日に京都の清水寺で「今年の漢字」が発表されますがあなたに当てはまる今年の漢字はさて何でしょうか。ついでに来年の漢字も調べてみましょう。
林田力さんに当てはまる2011年今年の漢字ひと文字は『強』です。そして来年2012年の漢字はきっと『巧』でしょう。

天鳳リアルトライアル一部同卓者を予想ったー
天鳳リアルトライアルにてあなたが当たるであろう人を占います。
つのだ「林田力は、福地誠さんと19%の確率で同卓させてあげます。あと、つの●●とか言ってもいいけどさ、わかってるよね?」

面接官「ツイッターを活用していますか?」
あなた「はい」
面接官「ではアカウントを教えてください」あなた「林田力です」面接官「つぶやきを拝見させていただきます…色々と大変なんですね…」

あなたのところにサンタがやってきたー
クリスマスイブの夜、あなたのところにサンタさんがきてくれました。
林田力が寝ているところにサンタがやってきた。白髭のおじいさんサンタ。寝ているあなたの側に来ると、神に祈りを捧げたのち、プレゼントの「うまい棒1年分」を靴下に入れた。

世田谷区と東急グループの官民癒着構造

4(3) 公園用地の一部譲渡約束に公共性がないことについて。
 被控訴人の反論は「都市計画の目的とは直接関係性が認められず、主張自体失当」というものである。「関係性がない。」との主張こそ、失当である。
 都市計画変更の必要性の本質が「世田谷区と東急グループの官民癒着構造にあり、真の合理的な必要性がない」というのが、控訴人らの主張である。これに対し、「一部の公園用地の世田谷区への譲渡約束に公共性がある。」というのは、世田谷区長の言い逃れ、弁明である。この弁明が、公園予定地の変更も、莫大な容積率緩和の正当性も、全てこの弁明で正当化しようとしているのである。
 控訴人の主張はまさに、このような財産的提供によって、都市計画を恣意的に変更することを「弁明」に使おうとすることの本質が、いかにまやかしか、その本質にいかなる利潤の独占、集中の実態が隠されているのかを数字上明らかにしたまでのことである。
 みずから正当性の根拠として唯一のよりどころとした弁明の偽りを素直に受け止めるべきである。司法もこの点を厳正に断ずべきである。
 被控訴人は、「利益が東急グループに独占集中したことは、東急グループが所有する土地の85%であったことの結果である」として、意図的、悪意的でないかのようないい方をするが、都市計画公園予定地の変更によって、2、3街区のを再開発事業地に含めたことによって、85%を東急グループが所有する土地での再開発事業が実現したのである。そのうえに、被控訴人みずから、あわてて「規定はない」 などと逃げを打つように、東急グループが自ら参加組合委員となることによって、この再開発事業による開発利益は2重、3重の構造で「東急グループ」に「独占、集中」することになったのである。数字だけではない。東急は実質的に一番ほしかった駅前の1街区部分を合法的に地上げし、少数地権者の生活や営業を擬制にして、この空間を全て商業施設にすることに成功した。地権者達を追い出す権利変換手法のための別のビルやマンションをつくるために、2街区や3街区も再開発事業地に組み入れることが必要だったのである。これこそ、都市計画公園移転の真の必要性である。そして、公共の福祉実現のためにあってはならない乱開発目的であり、このような違法目的の��彑�砲茲辰董�圓錣譴進神�鞠�療垰垠弉荼�爐琉銘嵎儿垢療垰垠弉莊萃蠅�茲咫△海譴鯀按鵑箸垢詼楫鏈導���箸亡悗垢訌瓦討療垰垠弉莊萃蟲擇咫∋�版Р津�倭瓦動稻,任△襦����雕���葹�鱸謇�續��瘠鎭臼梓臆褶�砠���

平成18年12月2日に支出された事実

(3) 平成18年12月2日に支出された事実の判明時期
 本件では、控訴人らが平成18年12月10日に監査請求した公金支出行為のうち、一部の行為が平成17年12月2日に行われていたとされ、却下されたが、監査請求日がわずか1年より8日経過しただけである。しかも、その支出行為が「平成17年12月2日に支出された」という具体的日時は、住民訴訟以前には全く開示されなかった。
 原告らの監査請求に対して世田谷区監査委員が作成した甲55号証(「世田谷区職員措置請求監査結果」)には、原告の監査の対象となる公金支出行為の、日時、内容、金額の明細を明らかにする具体的な開示もなく、「一部の行為は1年以上前の行為であるから監査の対象にならない。」との指摘すらない。
 
 本件住民訴訟を提訴した手続きにおいても、被控訴人の答弁書添附の参考資料では支出日が「平成17年12月13日支出」と記載されており、その後裁判所の釈明を経て後日、「平成17年12月2日」と訂正された経過がある。
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 このように、個別の財務会計行為の具体的日時、金額支出内容の明細が、ほとんど明らかにされないままに、住民訴訟を提訴せざるを得なかった実情を詳細にみるならば、「当該普通地方公共団体の一般の住民が相当の注意力を持って調査すれば、客観的に見て監査請求するに足りる程度に当該行為の存在及び内容を知ることができた」とは言えない。
(4) 結論  以上の通りであるから、平成18年2月の甲50号証作成時期について、「一般の住民が財務会計行為の内容を知り得た時期である。」と、前記最高裁判例を適用して、本件請求を「正当な理由があると言えない」とした原審判決は明らかに誤りである。
2 控訴審の審理進行
 この点は、法令の解釈、最高裁判所判例解釈に関わる判断であり、原審の上告、上告受理申立事由に相当する重要な判断であるから、控訴人らが申請した原告X2の原告本人尋問申請を採用し、平成18年2月の甲50号証作成時の経緯、及び当該時点において一般の住民が何を知り得たかにつき、事実経過を慎重に審理した上で、原判決を取り消すべきである。

二子玉川ライズ住民訴訟控訴審準備書面(1)

  被控訴人の答弁書、及び平成23年2月24日付準備書面(1)に以下の通り反論する。

第1 争点1  地方自治法242条2項但し書きについて
1 争点1は、そもそも違法不当な公金支出の監査請求について、「1年を経過したときは、これをすることができない。ただし正当な理由があるときは、この限りでない。」とする地方自治法242条2項但書きの解釈に関する重要な争点である。
(1)最高裁判決の解釈の誤り  本質は正当な理由の解釈を広げる判断
 本件について、原審判決、及び被控訴人らは、請求を却下する理由として最高 裁平成14年9月12日第1小法廷判決を引用しているが、その判例の解釈に誤りがある。
同判例の解釈によれば、本件において、「原告X2が情報公開請求をした平成18年2月ころには、世田谷区の一般住民において、相当の注意力をもって調査すれば客観的にみて本件監査請求をするに足りる程度にその対象とする財務会計行為の存在及び内容を知ることができたと言うべきである。」
と判断することは誤りである。
 この点について、被控訴人が引用する最高裁平成14年9月12日第1小法廷判決の趣旨は、この但し書きの正当理由を、立法担当者の解説よりも、昭和63年4月22日の最高裁判例よりも、さらに広く認めたことに意義があるのである。(判例時報 1807号 平成15年3月11日号  64頁〜65頁)
 すなわち、昭和63年判決の枠組に関し、従来、「当該行為が、隠蔽、仮装等により、法が予定している以上に客観的に知り難くされることまでは要するか、住民が相当の注意力をもって調査したときに客観的にみて当該行為を知ることができるか否かで見るべきか」見解が分かれていた点については、後者とした。さらに、知ることができた対象が「財務会計行為の存在だけで良いのか、その内容も含まれるのか。」とについても、見解が分かれていが、これについても後者とした。
 地方自治法242条2項本文が、法的安定性の確保の観点から監査請求期間を定めたものであるが、財務会計行為がことさらに隠蔽されている場合だけでなく、「一般の住民が相当の注意力をもって調査しても、財務会計行為の存在やその内容を知り得ない場合」にまで広げて解釈することによって、法的安定性の確保を押し通すことが相当でないとしたのである。従って、ここには、住民自治における直接参政権行使としての監査請求の要請を、同条本文の法的安定性の確保よりも、優先させるべきであると言う判例の変遷の方向性がはっきりと見て取れるのである。
 実際に、行政の財務会計行為の詳細な内容を、一般の住民が知りうることは、極めて制限されることが多い。通常は決算審議で翌年度になって一定の項目単位の合計額で示されることで、公になるが、それでも、個別の財務会計行為の日時までは不明で、実際の支出行為時からは、相当時間を経てから明らかになることが多い。そのような実態のもとで、但し書きを厳格に運用することは、実質的に住民の監査請求の機会を著しく奪うことになり、許されない。
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2011年11月30日水曜日

二子玉川ライズ住民訴訟控訴理由書:都市計画法16条

(2) 都市計画法16条が意見書採択の審査基準

都市計画法16条は、意見書の採択の審査にあたり、行政不服審査法の手続きを準用するように定めている趣旨からみて、意見書採択に際しては、「意見陳述者の権利利益の救済を図るべき必要性があるか否か」を保全の必要性の最大の審査基準として運用されると考えるべきである。

本件再開発事業に関して、16条の計画縦覧に対しては141名の意見書が提出され、うち95名が口頭陳述を希望した。(甲166号証)

その意見内容は、甲166号証が要約したところによると、「(1)事業の成立性に問題がある。(2)地区内に公共、公益的施設を建設すべきである。(3)第2街区の計画が未定なのは、事業計画として欠落している。(4)補助金を投入すべきでない。(5)事業のスケジュールを見直すべきである。(6)施設建築物に問題がある。」との意見が述べられた。しかしながら、東京都は審査結果として、「4 審査結果」にあるようにいずれも、周辺住民の権利保護の視点を欠落して形式的に審査した。その結果いずれも形式的な判断にとどめ、いずれも「事業計画に修正をくわえるまでには至らないので、不採択とする。」として修正を加えなかった。特に「(6)施設建築物に問題がある。」との指摘についての審査結果は「本地区は、都市計画により土地の高度利用を図るべき地区である。
建築物や公共施設に着いては、実施設計を行う段階で、より詳しく検討し、安全性、快適性などを確保するように具体化していく。」と述べている。超高層ビルが景観や眺望を侵害したり、圧迫感が耐え難い建物であったり、人工地盤によって、洪水被害が大きくなるなどの問題点はまさに、施設建築物の事業計画内容に「修正命令」を出して、計画内容を修正させなければ、実施設計段階で「安全性、快適性などを確保することなど不可能である。」このように周辺住民の権利の保全の観点から、修正命令を全く出さないまま、都市計画法17条に定める不許可事由がないとして都市再開発法11条の事業認可を出したことは、都市再開発法16条17条に違反するものである。
http://www.hayariki.net/futako/appeal101111.html

民主主義は存在しない

国は国民を守るものという意識があった。建設会社を営む。しかし、役所の対応を知り、疑問を抱いた。非営利法人を作らせ、天下り先に乗っ取る。住民を裏切ることを目標にしているのか。不正を告発するビラを配り続けた。議員にならんか。選挙に出ると選挙活動で訴えることができる。議会は機能していない。一時間で終わる会議もある。続けることを目標にする。役人の仕事は遅い。一週間でやる仕事を二日でやってはならない。職員の数を増やすことが狙い。公務員を増やすことが目的。役人のための役人の政治。自治なんてない。細かいことを国で決まっている。本当に自分達が何をやっているかも分かっていない。住民のためにやっていない。批判されないようにカモフラージュする。
この国は国民のためにあるのではないが私の結論。人殺しのうまい連中が国をとる。それを国民から守るために雇われた人間が公務員。官僚互助会の私物になっている。犯罪であるかどうかは、私物の裁判所が決める。官僚互助会の兵隊が公務員。メディアも官僚互助会の私物。当選したら突然政治家になる。役員からすれば素人、赤ちゃん状態。住民の中にも子飼いがいるから抗議が来る。誰を選んでも全然変わらない。ウォルフレンは「日本人は打ちひしがれた国民」。国民を叩けば出世する。国民のために働いた政治家は貶められる。警察の裏金を告発した大河原氏は、でっちあげ逮捕された。警察は間違いなく犯罪集団。カラ残業をしないといじめられる。警察官も税金泥棒を辞めると逮捕される。裁判官も起訴された人を有罪にしないと出世できない。犯罪者の一員になるように仕組まれている。それによって秘密は守られている。マフィアである。それによって大企業と組んで経済戦争を仕掛けている。だから世界からは嫌われる。選挙で誰が選ばれても変わらない。役人を裏切らない
政治家になる。
マスコミと一緒になって政治家を叩いてはいけない。議員は全体の仕事をしなければならない。住民は手をつながなければならない。公務員は身分である。彼らが敵である。政治家を育てる。政治家に経験させる。条例を変えれば固定資産税を下げることは簡単。権力者は議会、執行者は市長。住民のために働く政治家を育て、褒めなければならない。右翼は「金もらったから来たに決まっとろう」と言った。右翼の街宣内容は反対派と同じ。警備要請したら、機動隊が来た。五時まで許可なのに右翼は四時半に帰ってしまった。すると機動隊も帰ってしまった。次に右翼の街宣予告があった時は大河原氏が警備要請を断った。警察の裏金作りになるという理由。すると機動隊は来なかった。右翼と警察はセットになっている。この国は憲法がありながら、憲法を守ったことがない。9条だけでなく、人権も守ったことがない。公務員は悪いことする競争をしている。犯罪集団を多額の税金を使って養っている。
ヨコミネ式教育。韓国でも始まる。日本は子どものための教育ではない。ヨコミネ式では漢字の一から教える。平仮名の「あ」は難しい字である。落ちこぼれを作るための教育。選別システムになっている。公務員も地獄にはまっている。自分の子を塾に行かして、その子だけ勝ち残る社会では幸せになれない。皆が支え合う社会にしなければならない。議会で決めれば公務員の給与下げることは、すぐできる。
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2011年11月28日月曜日

シンメン

人気漫画クレヨンしんちゃんの外伝的な作品。野原しんのすけをモチーフにした五人のヒーローが、ぶりぶりざえもんをモチーフにした悪のトンメンと戦う。複数人のヒーローと言えば、しんのすけを主人公として、風間クンら幼稚園の仲間たちで作る、かすかべ防衛隊をイメージする。しかし、シンメンでは、しんのすけの外見をしたキャラが五人である。そのうちの一人は、しんのすけ的なキャラクターであるが、他の四人はユニークである。ここに単なるクレヨンしんちゃんのなぞりではない物語の奥行きがある。この巻では五人のそれぞれをフィーチャーする物語が収録されている。
トンメンは人間を苦しめる存在であるが、一方的に人間を攻撃するだけの存在ではない。人間の醜い感情がトンメンの人間攻撃のトリガーになる。林田力
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二子玉川ライズ検証シンポ会場からの声:林田力

参加者からは様々な問題が指摘された。

「道路が広がったため、大型トラックが猛スピードで走り、振動がひどい。」

「再開発組合は強風のデータ開示を拒否する。再開発組合は『文句があるなら裁判所で主張しろ』と話し合いを拒否する。再開発組合は東急からの出向者で占められているのに、『東急』と言うと、必死に否定する。東急からは一切の謝罪の言葉がない。『再開発組合がやっていること』と素知らぬ顔である。東急に対する責任追及をしなければならない。」

「二子玉川ライズの工事では、あれだけ深い穴を掘るため、地盤沈下の危険がある。」

「玉川一丁目住民は風が強い日は駅に出て来られない。強風にあおられて骨折した老婦人は今でも肩を不自由している。親が子供に風の強い日は『傘を差すな』と言っている。」

「駒澤通りの拡幅は必要性がない。避難用に歩道を広げるとの名目であるが、災害時は車の通行も規制される。役人の机上の線引きに住民は翻弄され、不安定な立場にさせられる。」

二子玉川の環境を守る会の新井英明会長は終わりの挨拶で、「人間の怒りは深く静かに行動で示す」と語り、住民運動の継続を表明した。
http://www.hayariki.net/futako/111119sympo.html

2011年11月27日日曜日

世田谷区政の現状と課題について

最後は世田谷自治問題研究所の中村重美氏の「世田谷区政の現状と課題について」である。中村氏は区のお知らせ「世田谷区実施計画・行政経営計画特集号」(2011年10月21日)の問題点を指摘した。そこでは財源不足が強調されている。実際に4月からガン検診が自己負担になった。区民から受診にためらいも出てくる。これに対して、「財政危機を理由に福祉予算を削減することは、大型開発優先区政からの転換を公約に掲げた保坂展人区長の姿勢が問われる」と指摘した。

厳しい財政状況の大きな要因である住民税の落ち込みは、ワーキングプアなど暮らしの厳しい状況を反映している。区民に負担を押しつけることは、区民が税や保険料を負担する基盤や力を損ねることになる。

一方で特別区交付金は増えている。これは法人住民税が増えているためである。大企業が利益を上げる一方で、庶民の所得が下がり続けるという格差の拡大する日本の現状を表している。

社会保障関係費の増大を行政需要増大、財政危機の理由とする世田谷区の主張はフェアではない。生活保護や子ども手当てなど社会保障関係費は国や東京都の補助金、特定財源を大きな原資としており、区の財政への影響は相対的に小さい。それ故に社会保障関係費の増大から暮らし・福祉の財政投入を圧縮する論調は正当化されない。

前区長の熊本哲之区政では福祉予算は一貫して削られ続けた。一貫して削られていないものは土木費である。世田谷区の街のにぎわいアップ事業の大部分が二子玉川ライズの補助金に使われている。二子玉川再開発を通じて見えてくる世田谷区の構造的な問題がある。(林田力)
http://www.hayariki.net/futako/111119sympo.html

2011年11月26日土曜日

聖おにいさん

イエス・キリストやブッダを主人公とするギャグ漫画という際どい作品である。ギャグテイストの中でも深い宗教理解に通じる真実味を感じさせる描写がある。例えば神の子として宿命づけられたイエス・キリストが大工の息子として普通の生活を送っていた頃の苦悩である。林田力
http://hayariki.net/

住民の意見を反映しない二子玉川ライズ

(3) 住民の意見を反映させるために必要な措置をとったとは言えない。

本件事業の場合、甲92号証の公聴会議事録、甲93号証の平成12年の計画縦覧についての反対意見には、本件訴訟で控訴人らが主張している数々の権利侵害や、住環境の悪化問題、公金支出の違法、不当性についての指摘がなされている。これに対し、行政はなんらの合理的説明もなしえていないし、利害調整のために計画内容にその意見を反映する努力をしていない。
http://hayariki.zero-yen.com/futako
このような実態で行われた手続きは、形式的には「公聴会」であっても、16条の定める「住民の意見を反映させるために必要な措置」を講じたということはできない。同じく計画縦覧や意見書提出を形式的に行っていても、同法17条に定める手続き規定を遵守したと評価することはできない。

恋愛禁止条例第五巻

人気アイドルグループを扱った漫画であるが、それにとどまらない面白さがある。主人公は男子高校生で、AKB48を目指す片思いの同級生を応援しようと、自らも女装してオーディションを受け、研修生になる。この研修生としての活動が熱い。
http://hayariki.net/
二巻では主人公みのりが大島優子のアンダーを務めることになる。そこではKチームの厳しさを目の当たりにする。お友達同士で傷をなめあう温さの対極に位置していた。正規メンバーの自然な描写が、主人公が感じた研修生への違和感の回答になり、正規メンバーの持ち上げにもなるという好展開である。
三巻では主人公が大島優子のアンダーとして公演に出る。そこで、主人公は正規メンバーとの圧倒的な実力差を思い知らされることになる。
AKB49が実在のアイドルを扱った漫画と異なる点は、主人公が架空の人物で、AKB48を今以上の人気グループに押し上げていくことが予見されている点にある。これは独立した作品としての魅力であるが、そればかりでは実在のAKBのプロモーションにならず、制作側としては痛し痒しである。この時点で正規メンバーとの圧倒的な実力差を描くことで、ステージの奥深さと正規メンバーの力を表現した。林田力

2011年11月24日木曜日

二子玉川ライズ認可は形骸的な運用

�,�街区の大部分の区域は,東急グループの意思で再開発することが可能であり(都市計画上の規制の問題は別論),それ自体として土地の利用状況が不健全なものということは出来ない。

8 争点5(7) 都市計画法16条、17条違反について

(1) 原判決の認定

原判決はこの点について

「しかしながら、同法16条1項等は、都市計画の決定に先立ち、利害関係のある周辺住民等の意見を反映させる機会等を設けるべきことを定めた手続き規定にすぎないから、それらの手続きが履践されているのであれば、個々の意見が採用されることがなかったとしても、そのことを理由にして同法16条1項に違反することとなるとはいえないことは明らかである。」とのみ判示している。

これは司法が都市計画法の根幹に関わる手続きの重要性を軽視し、行政手続きの形骸的な運用を追認するものであり、誤りである。
http://www12.atpages.jp/~hayariki/haya/futako/appeal101111.html

二子玉川ライズ住民訴訟控訴理由書7 争点5の(6)

7 争点5の(6) 都市再開発法3条違反

原判決は,「通常は土地の利用が細分されていないことが予想される工場跡地等について再開発地区計画を定めて市街地再開発事業を行うことが出来るとされていたことにも照らすと,土地の利用が細分されていないからと言って,直ちに,同条3号の要件が満たされ」ないこととなると解することは出来ないとしている(45頁)。

しかし昭和63年に創設された再開発地区計画制度は,前述したとおり,工場跡地等のまとまった空閑地を当時の民間活力を活かして再開発していこうとするもの(「手引き」甲118・8頁)で,本来,権利関係,利用関係が細分された既成市街地の再開発を目的とした従来の都市再開発制度に対して,例外的な新制度として定められたものである。

本件では,これまで述べてきたとおり,�,�街区の大部分の土地は東急グループ企業が所有し,�街区は比較的細分された土地所有関係と複雑な利用関係が認められる。本事業はこのように全く様相の異なる2つの区域について,これを無理矢理一体化して再開発しようとするものであり,このような形は本来法が想定していたものではない。
http://www.hayariki.net/futako/appeal101111.html
林田力 の書評
http://www.honzuki.jp/user/homepage/no2431/index.html

二子玉川ライズは水害被害を更に拡大

まず多摩川のほうから申し上げますと,多摩川は御存じのように山梨県に源流がありまして,非常に流域面積も,それから水量も多い川です。で,流域面積が広いということは,台風とか,それから梅雨前線,そういうような連続した強い雨が降ってきたときには,徐々に水かさが増して洪水になるわけですけれども,それは現実に家屋が被害を受ける前に,いろいろな予報機能が作動して,もうじき洪水が起こりそうだということは住民に知らされます。それと同時に,例えば水防団の招集ですとか,お年寄りの避難ですとか,いろいろな対策を取る時間的な余裕があります。で,現実にはそういうような被害想定でもって行動を起こしても,実際に被害が起こるというケースはそれほど多くありまん。・・・・。それに比べて,今申し上げたゲリラ豪雨による丸子川の氾濫というのは事例数も多いし,水量全体としては多摩川の洪水に及びませんけれども,局地的な災害という点ではそれに勝るとも劣らない被害が出ているということで,しかもそれが事前の予知が非常に難しくて,言わば不意打ちでもって襲ってくるという水害なもんですから,これに対しての警戒は非常に難しいと。そう�いΠ嫐��蕁て辰砲海硫鮴呂任牢飮卆遒忙詭遒鮹屬い萄邏箸靴討澆燭錣韻任后�丙箚�攷幼棺顳后腺隠以如法����ぢこのように局所的集中豪雨が多く,水害被害が多発する本件再開発地域に,約6〜7メートルの高さの人工地盤及び巨大な地下建造物を建設するというのが本件再開発事業である(甲132〜135,甲136の1〜139の2)。このような人工地盤,地下建造物の建設は,下記に述べるように本件再開発事業地周辺の水害被害を更に拡大させ,周辺住民の生命,身体及び財産に対する損害を拡大させる違法な事業に他ならない。
http://www12.atpages.jp/~hayariki/haya/futako/appeal101111.html
すなわち,人工地盤(甲132〜135)の建設は,天然の「遊水池」となっていた本件再開発事業地域の貯水容量を大幅にカットしてしまうものである。本件再開発地域の貯水容量がカットされれば,残りの土地の浸水水位が以前よりも著しく上昇することは明らかで,本件再開発事業地周辺の住民は,これまで以上に浸水被害の危険にさらされることになる。特に,本件再開発地域は,前述したように多摩川及び丸子川に囲まれた細長い帯状低地であり,本件再開発地域より高い位置を流れる丸子川の排水機能を期待することはできないことから,本件再開発事業地域に行き場を失った水が滞留して,浸水被害がさらに拡大するおそれがあるのである。

家政婦のミタ第6話

松嶋菜々子の家政婦らしからぬ家政婦が注目されるが、脇を固める面々も侮れない。皆が自分勝手なエゴの塊である。筆頭は父親である。この期に及んで不倫相手に未練を残している。しかも、それを義理の妹のうららの前で話す無神経ぶりである。家庭放棄の父親に代わって子ども達を養子に迎えようとする祖父の姿勢は真っ当であるが、他人の話を聞かず、自分の価値観を押し付けるばかりで、善人には見えない。長女の結は被害者であるが、短慮と身勝手さが目につき、純粋な悲劇のヒロインにはなっていない。結を綺麗なヒロインで終わらせないところに、所属事務所オスカーのエース女優を育てる本気度が現れている。三田が感情を出さない分、脇役の感情がむき出しになる。登場人物はバラバラのカオス状態である。
これは南極大陸の皆が一つの目標に向かって団結して困難に取り組むという展開とは対照的である。視聴率低迷で早くも主演のキムタクに責任転嫁の声が出ているが、エゴをむき出しにする家政婦のミタの好調を踏まえるならば、キムタク一人に責任を負わせることは筋違いである。むしろ皆が一つの方向を向く特殊日本的集団主義を気持ち悪く感じるほど日本社会が成熟した証である。
キムタク中心のドラマ展開に多くの視聴者が違和感を抱いているが、キムタクを浮かせている脇役にも問題がある。越冬隊の隊長は物分かりが良すぎる。隊長が物分かりが良いキャラならば、ナンバーツーは厳しいタイプと相場が決まっているが、ナンバーツー的存在は倉持である。ナンバーワンもナンバーツーもイケイケどんどん型であり、組織のバランスが悪い。さらに問題は監視役を自称する氷室である。倉持の障害になる役どころであるが、実はツンデレであることが序盤から明らかになり、結局は倉持の独走を許している。そもそも組織の論理では同じ山岳部OBは監視役としてふさわしくない。氷室が監視役となることは、倉持にとって甘い状態である。倉持に立ちふさがる壁はなく、キムタクの思い通りに進む展開である。曲がりなりにも初回放送の視聴率が高かった背景には、敗戦の傷跡が残る中で南極観測どころではないという社会情勢を丁寧に描き、それが倉持らの壁になっていた。しかし、話が進むにつれて、倉持の壁はなくなり、キムタク中心のドラマとなり、不自然
さが際立った。
http://hayariki.net/
もともと南極観測を困難に挑戦したドラマと描くことには難しさがある。大ヒット映画「南極物語」もあり、視聴者は日本の観測隊が外国船に救援を求め、樺太犬を置き去りにして帰国した史実を知っている。日本の復興を世界にアピールするどころか、敗戦国日本の恥の上塗りになった。
集団主義的とされる日本人であるが、ルース・ベネディクトが菊と刀で喝破したように恥の文化と喝破したように実態は自らを律する内なる倫理意識が乏しいだけである。故に集団の権威が強ければ盲従するが、集団に権威がなければアナーキーにもなる。家政婦のミタのアナーキーさには日本人の一つの真実が存在する。
この点に韓国ドラマに押されがちな日本ドラマの勝機がある。韓国ドラマの大きな魅力は常識を突き抜けた突き抜けたキャラクターにある。古くは「猟奇的な彼女」である。しかし、これは突き抜けた個性を許容する韓国社会で生まれたから面白さが成り立つ。日本で生まれたならば単なる暴力女かトラウマを抱えた可哀想な女性とステレオタイプになってしまう。韓国女優キム・テヒを起用した「僕とスターの99日」は脇を固めるキャラクターに個性的な面々を揃えて、韓国ドラマの面白さを取り込んでいるものの、視聴率的には苦戦している。あまりに個性的なキャラクターは個性と縁の薄い日本社会では嘘臭くなってしまう。普通の人々が感情をむき出しにする家政婦のミタにリアリティを感じやすい。林田力

2011年11月23日水曜日

活断層

離島の石油備蓄基地建設反対運動に翻弄される事業者側従業員を描いた小説。東急不動産だまし売り裁判体験のある評者にとって、住民反対運動は善でデベロッパーは悪という価値基準がある。これに対して本書はデベロッパー側の人間を主人公として、反対運動側を不気味に描く。
それでも反対運動に小気味良さを覚える。村人は石油基地建設で地元は何のメリットも受けていないと主張する。工事によってダンプカーが走り回り、騒音被害が生じ、安全な生活が脅かされる。建設工事で雇用が生まれたことは、サトウキビ畑の働き手が奪われることになる。外部から来た労働者が地元商店で食品などを購入するため、物価が上がり、地元民の生活が苦しくなる。大事故でも起こしたら、銭金の問題ではない。これは原発推進派に聞かせたい言葉である。
開発のメリットとされるようなことも、デメリットとして捉えている。現実の日本社会は目先の経済的利益に釣られて乱開発を受け入れてきた。だからこそ活断層の村人の論理には輝きがある。
活断層の開発推進者は誠実に地元の声を聞こうとする人物として描かれる。これは二子玉川ライズなど現実の開発紛争とは大きく異なる。それでも開発推進者は本当の意味で地元に向き合ってはいない。その地元への配慮には独り善がりな虚しさが漂っている。林田力
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二子玉川再開発シンポで公共性や財政を検証

二子玉川の環境を守る会と世田谷自治問題研究所は2011年11月19日に東京都世田谷区の奥沢区民センターでシンポジウム「二子玉川再開発その検証と私たちのまちづくり」を開催した。主催者発表では75人が参加した。
冒頭挨拶は世田谷自治問題研究所の佐々木隆爾・筆頭代表理事である。佐々木氏は「二子玉川再開発の問題は二子玉川だけの問題ではない」という。「二子玉川は東京都にとってテストケースで、これを許せば他の場所でも大資本主導の開発が進められてしまう」と警告した。そのために「二子玉川の環境を守る会に任せるだけとせず、自治問題研究所も検証するシンポジウムの共同主催者になった」と説明した。
最初は岩見良太郎・埼玉大学教授の「二子玉川再開発の公共性を問う」である。岩見氏は「摩訶不思議な開発がまかり通っている。住民の常識に反する」と二子玉川再開発の実態を批判する。
http://www.honzuki.jp/user/homepage/no2431/index.html
その上で「大規模開発は反街づくりである」と問題提起した。「大規模な開発は公共性と両立しない。巨大マンションでコミュニティーとの関係を作ることは無理なのではないか。イギリスでは都市再生の名目で、減築している。二子玉川再開発のメンテナンスは大きな負担で、持続不可能と考える」とする。
続いて玉野和志・首都大学東京教授の「不動産開発と地域社会の対応」である。玉野氏は二子玉川を実地見学した分析結果を説明した。「再開発によって二子玉川は気楽な格好をした人が集まる雰囲気はなくなった」という。一方で「洒落たストリートを一歩抜けると、ファーストフードの油臭い排気がまき散らされている」とし、「再開発組合は自分達の土地をどのように造形するかしか見ていない。周りの地域社会の関係は無視されている」と批判する。そして「二子玉川再開発を中低層にしたら長い目で見れば資産価値が上がっただろう」と指摘した。
最後は世田谷自治問題研究所の中村重美氏の「世田谷区政の現状と課題について」である。中村氏は世田谷区の財政構造の問題点を指摘した。世田谷区では財政危機が強調され、4月からガン検診が自己負担になるなど区民負担が増えている。これに対して、「財政危機を理由に福祉予算を削減することは、大型開発優先区政からの転換を公約に掲げた保坂展人区長の姿勢が問われる」と指摘し、以下のようにまとめた。
「前区長の熊本哲之区政では福祉予算は一貫して削られ続けた。一貫して削られていないものは土木費である。世田谷区の街のにぎわいアップ事業の大部分が二子玉川再開発の補助金に使われている。二子玉川再開発を通じて見えてくる世田谷区の構造的な問題がある」。
http://www.pjnews.net/news/794/20111120_1

2011年11月21日月曜日

二子玉川再開発の公共性を問う

シンポジウムでは3名のパネラーから発表がなされた。

最初は岩見良太郎・埼玉大学教授の「二子玉川再開発の公共性を問う」である。岩見氏は「摩訶不思議な開発がまかり通っている。住民の常識に反する」と二子玉川ライズの実態を批判する。

都市計画は公共性がなければできない。都市計画法にも都市再開発法でも「都市の健全な発展」「健全な高度利用」と「健全」が目的に掲げられている。二子玉川ライズは健全な発展と言えるか。不動産資本が儲けることを後押しするものが都市計画という風潮がバブル期に出てきた。当時生まれたものが再開発地区計画とスーパー堤防である。再開発地区計画は青天井の規制緩和、究極の規制緩和になる。2つとも二子玉川を襲っている。

公共性の矛盾は再開発地区計画に凝縮している。二子玉川ライズは容積率が2.2倍に緩和された。風致地区は再開発地区計画で無視される。それに見合う環境改善はなされていない。
http://www.hayariki.net/futako/111119sympo.html
その上で「大規模開発は反街づくりである」と問題提起した。大規模という規模の問題が公共性を破壊する。「大規模な開発は公共性と両立しない。巨大マンションでコミュニティーとの関係を作ることは無理なのではないか。イギリスでは都市再生の名目で、減築している。二子玉川ライズのメンテナンスは大きな負担である。持続不可能と考える」と主張した。

住民参加も巨大開発になると参加しようがない。小さなまちづくりを重ねて、暮らしと対話していく。古代ギリシャのアテネ市民は「私達は、この都市を私達が引き継いだ時よりも損なうことなく、より偉大に、より良く、そして美しくして次世代に残します」と宣言した。住民運動に参画する住民はアテネ市民の精神を共有している。(林田力)

二子玉川ライズ検証シンポジウム

佐々木隆爾・筆頭代表理事。冒頭挨拶。大勢の人が集まったことに感動。二子玉川ライズニ期事業で意見陳述。世田谷区景観条例に真っ向から対立する。壊すことになる。単に二子玉川の問題ではない。東京都のテストケース。大資本主導の開発が進められてしまう。環境を守る会に任せるだけではない。
岩見。摩訶不思議な開発がまかり通っている。住民の常識に反する。都市計画は公共性がなければできない。都市計画法にも都市再開発法にも健全が目的にある。二子玉川ライズは健全な発展と言えるか。不動産資本が儲けることを後押しするものが都市計画という風潮がバブル期に出てきた。スーパー堤防と再開発地区計画が生まれた。再開発地区計画は青天井の規制緩和、究極の規制緩和。2つとも二子玉川を襲う。
二子玉川ライズは容積率が2.2倍に緩和された。風致地区は再開発地区計画で無視される。それに見合う環境改善はなされていない。
玉野。不動産開発と地域社会の対応。二子玉川ライズは東急の開発利益が動機。二子玉川を見て思った。開発前と開発後。開発前はゴチャゴチャした。若い人がちょっときて遊んでいく。古着屋があった。下北沢のようなイメージがあった。東急にしては、ああゆう人が来るよりは。スーツを着ている人や大人な人。気楽な格好をした人が集まる雰囲気はなくなった。どんな人に来てもらうかという開発者の意図がある。お洒落なストリートを一歩抜けると、ファーストフードの油臭い排気がまき散らされている。
再開発組合が自分達の土地をどう造形するかしか見ていない。全体としてのコミュニティーは省みられていない。周りの地域社会の関係は無視された。
東急は昔から東急方式で宅地造成を進めてきた。普通は自前で土地を購入して開発するが、それには資金が必要である。東急は再開発組合や区画整理組合を作って、建て前は地主の事業として進める。
神奈川県で漁民が復活する。コンビナート建設で漁業権を放棄させられ、公式には漁民はいないことになっている。定年退職者が戻ってくることから始まったが、若い人もいる。それが人が土地に住み着くということである。
京都ではマンションは一棟で一票の町会がある。
東急は若い人が住み、年をとったら売り払えばいいという人を対象にマンションを建てたかもしれない。それでも高層マンションをついのすみかとし、一生を送る人が出てくる。
中村。「区のお知らせ」の問題点。財源不足を強調する。4月からガン検診が自己負担になった。区民から受診にためらいも出てくる。大型開発優先区政からの転換の公約が問われる。
厳しい財政状況はワーキングプアなど暮らしの厳しい状況を反映している。区民に負担を押しつけることは、区民が税や保険料を負担する基盤や力を損ねることになる。
特別区交付金は増えている。法人住民税が増えているためである。
生活保護や子ども手当てなど社会保障関係費は国や東京都の補助金、特定財源を大きな原資としている。社会保障関係費の増大を理由に行政需要増大、財政危機を描くことはフェアではない。暮らし・福祉の財政投入を圧縮する論調は正当化されない。熊本予算では福祉予算は削られ続けた。一貫して削られていないものは土木費である。 街のにぎわいアップの大部分が二子玉川再開発の補助金に使われている。二子玉川再開発を通じて見えてくる世田谷区の構造的な問題がある。
道路が広がったため、大型トラックが猛スピードで走り、振動がひどい。
再開発組合は強風のデータ開示を拒否する。裁判所で解決しろと再開発組合は主張する。東急と言うと、必死に否定する。一切の謝罪の言葉がない。組合がやっていることと素知らぬ顔。東急に対する責任追及をしなければならない。
あれだけ深い穴を掘るために地盤沈下の危険がある。高島屋でも地盤沈下が起きている。
玉川一丁目住民は風が強い日は駅に出てこれない。親が子供に風の強い日は「傘を差すな」と言っている。
駒澤通り。必要性がない。避難用に歩道を広げるとの名目であるが、災害時は車の通行も規制される。役人が机上で線引きしているだけ。
玉野。中低層にしたら長い目で見れば資産価値が上がっただろう。
岩見。公共性の矛盾が再開発地区計画に凝縮している。大規模という規模の問題が公共性を破壊する。巨大マンションでコミュニティーとの関係を作ることは無理なのではないか。大規模開発は反街づくり。イギリスでは都市再生の名目で、減築する。世田谷区も道路維持などで負担がある。メンテナンスに負担がかかる。持たないと考える。
住民参加も巨大開発になると参加しようがない。小さなまちづくりを重ねて、暮らしと対話していく。住民運動に参画する住民はアテネ市民の精神を共有している。
新井会長。75人集まる。この会館は再開発でできた。区が尻拭いで会館と図書館を入れた。人間の怒りは深く静かに行動で示す。

2011年11月20日日曜日

二子玉川ライズと丸子川の洪水

以上のように,本件再開発事業地周辺地域は,都内でも特に局所的集中豪雨の多い地域であり,地形的にも水害が発生しやすい多い地域である。実際にも,この一帯は歴史的に水害多発地帯であり(甲129,130),また,将来的にも世田谷区内で最も重大な浸水被害の発生が懸念されている地域である(「世田谷区ハザードマップ」甲131)。「東京都豪雨対策基本指針」甲127)の2頁図1−1「都内における時間50ミリ以上の豪雨の数」や同4頁図1−5「水害発生降雨の発生原因別降雨回数の変化」によると,局所的集中豪雨は,平成の初め頃ころには年間延べ十数箇所で観測されるのみであった時間降雨量50ミリを越える降雨が,平成17年には延べ66箇所で観測されるなど,その回数年々増加しており,今後も地球温暖化やヒートアイランド現象により局所的集中豪雨が頻発するおそれがあることから,丸子川流域の水害被害の増加が懸念されている。坂巻証人も,世田谷区ハザードマップをもとに,本件再開発事業地周辺地域の水害の危険性を次のように指摘している。

この地図を見ても分かるように,世田谷区全体を見ても,浸水の危険性が一番高い地域といことが言えますよね。

そうですね,特にこの色の一番濃い,水の深さ2メートル以上と書いてありますね,そのエリアは,この再開発地域と,それからもう1つは区の東側,目黒側流域ですね,そこと2か所に集中してますので,そういうようなことから見ると,この地域の危険度の高さは相当なものだということが言えます(坂巻証人調書3頁)。

そしてさらに,丸子川の水が溢れた場合の被害について,多摩川が決壊した場合と比較して次のように指摘している。

丸子川の水が溢れて被害が発生した場合と,多摩川が決壊した場合とで,被害にどのような特徴があるのでしょうか。
http://www.hayariki.net/futako/
まず多摩川のほうから申し上げますと,多摩川は御存じのように山梨県に源流がありまして,非常に流域面積も,それから水量も多い川です。で,流域面積が広いということは,台風とか,それから梅雨前線,そういうような連続した強い雨が降ってきたときには,徐々に水かさが増して洪水になるわけですけれども,それは現実に家屋が被害を受ける前に,いろいろな予報機能が作動して,もうじき洪水が起こりそうだということは住民に知らされます。それと同時に,例えば水防団の招集ですとか,お年寄りの避難ですとか,いろいろな対策を取る時間的な余裕があります。で,現実にはそういうような被害想定でもって行動を起こしても,実際に被害が起こるというケースはそれほど多くありまん。・・・・。それに比べて,今申し上げたゲリラ豪雨による丸子川の氾濫というのは事例数も多いし,水量全体としては多摩川の洪水に及びませんけれども,局地的な災害という点ではそれに勝るとも劣らない被害が出ているということで,しかもそれが事前の予知が非常に難しくて,言わば不意打ちでもって襲ってくるという水害なもんですから,これに対しての警戒は非常に難しいと。そう�いΠ嫐��蕁て辰砲海硫鮴呂任牢飮卆遒忙詭遒鮹屬い萄邏箸靴討澆燭錣韻任后�丙箚�攷幼棺顳后腺隠以如法���

Fwd: 二子玉川ライズ人工地盤は公共的利益を侵害

ウ 事業計画書では,人工地盤については�街区の設計方針として「街区公園と一体となった『水と緑の公開空地』の整備をおこな」うこと,「二子玉川公園と『歩行者連絡通路2号』で連絡するなど,歩行者の安全性,快適性を確保する」ことを目的とするかのような記載がある(甲53、3頁)。

しかし「街区公園と一体」というのは二子玉川公園も盛り土による人工地盤を作ることが前提とされた議論であり,公園に盛り土をすることにも必然性がない以上,人工地盤の公共性を説明するものではない。公園から多摩川の水辺へのアクセスについても公園の構造,設備を工夫すれば何の問題もなく,また「緑の整備」を図るためには,人工地盤よりも自然の地盤の方が遙かに有利であることは言うまでもない。

また「歩行者の安全性,快適性」を確保するためであれば,人工地盤を作る必要はない。ペデストリアンデッキなどにより,歩行者と自動車を分離するなどいくらでも手段はあるのである。
http://www.hayariki.net/futako/appeal101111.html
このように人工地盤には見るべき公共的利益への貢献は認められず,むしろこれを侵害するものであることが明らかである。

渚地区再開発の失敗は二子玉川ライズの参考

渚地区再開発の失敗は二子玉川ライズの参考になる点が多い。

第一に地権者本位の再開発ではないことである。渚地区再開発の最大の地権者は熱海市で、ゼネコンやコンサルの先行が問題になった。二子玉川ライズも東急グループが事業用地の85%以上を有している。

第二に自然環境の良さをアピールしながら、再開発で自然環境を破壊する矛盾である。渚地区再開発は観光の活性化を掲げたものの、計画は海からの景観を遮る巨大建築物であった。多摩川や国分寺崖線の自然環境をアピールする二子玉川ライズも、自然を破壊して高層ビルを建設する。大企業グループによる自然環境と住民生活の圧迫・破壊である。開発前の二子玉川再開発地域は以下のように説明されている。

「敷地全体はこんもりとした樹齢の高い樹木に覆われ、春は桜が満開になって、多摩堤通り土手上の桜と相まって、住民が自由に立ち入ることのできる自然豊かな散歩空間となっていた。住民や、町を訪れた人々は、敷地内で施設利用の他、森林浴や花見を楽しむなどして過ごし、多摩川をわたる風が吹き抜ける広い空が確保された自然豊かな空間であった。」(二子玉川ライズ住民訴訟控訴理由書)
http://www.hayariki.net/home/atami.html
第三に地権者の反対運動から住民反対運動への広がりである。渚地区再開発は市民の反対署名運動に発展した。二子玉川ライズの反対運動も儒環境を破壊される周辺住民から、補助金支出に異議を唱える世田谷区民や都民に広がっている。住民運動は全国各地に広がる自然や住環境破壊と同根の問題であるとして、全国の住民運動や有志・有識者とも協力関係を深めている。
http://hayariki.net/109rise.html

賛否両論のあった渚地区再開発の中止は市長の政治的決断に負うところが大きい。議会では推進派が多数を占める中での中止である。保坂展人・世田谷区長の決断を期待したい。二子玉川ライズの建設工事が世田谷区玉川の自然環境と住環境に重大な影響を与えていることは明らかな事実であり、世田谷区は慎重な態度で臨むことが求められる。第1期事業の問題が解消するまで第2期事業の工事を延期することなどが必要である。

僕とスターの99日

たどたどしい日本語が、かえって心からの感情を明らかにする。主人公カップルは冴えない日本人アラフォーと韓国人トップ女優というアンバランスな組み合わせである。それ以外にも、テソンと桃、付き人同士なども日韓カップルに発展しそうな雰囲気で、日韓の恋の普遍性を描く。
芝居かかった俳優や主人公にアプローチするたこ焼き屋など脇役もユニークである。
身を挺してヒロインを守った主人公に「ケーキを食べたかったの」という。ケーキまみれの顔を笑う。
深い因縁である。ハンユナは行方不明の弟を捜していた。
一方でビジネスで登場する日本人は醜い。弟に手切れ金を渡した事務所社長やハイエナ記者である。「こっちはビジネスでやってんだから。」

2011年11月19日土曜日

消費税の問題

あまり知られていない消費税の問題として、輸出時の消費税相当分の還付があります。輸出企業には仕入れ相当分の還付を受けることができます。輸出大企業は、消費税分を下請け企業に負担させ、自らは還付を受けることで利益を上げられます。消費税は消費者ばかりが痛みを受けるアンフェアな税制です。
http://hayariki.net/

江戸城騒乱・姫たちの戦国

豊臣秀頼の子どもの処刑という汚れ役まで秀忠の責任と描く。
本多正信。恨みではなく、悲しみかと。
徳川秀忠。あの時をもって己の中の何かが消えた。誰一人傷つけずに太平の世を築くことなど絵空事に過ぎぬ。血を流すは、これが最後だ。我らの子や孫が血を流すことは断じてない。
http://hayariki.net/
竹千代。豊臣を倒したは当然のことかと。
国松。豊臣に縁の深い姉上らのお心を思うと胸が痛みます。
家康。実権は秀忠に譲った。
初。あれでは竹千代が可哀想じゃ。

2011年11月17日木曜日

二子玉川ライズによるによる洪水被害の拡大

本件再開発事業地周辺地域の特性と再開発事業による洪水被害の拡大

本件再開発事業地域は,「武蔵野台地の南西端に連なる比高約30mの急崖(国分寺崖線)の下に連なって,多摩川に接する帯状の低地」である(甲116)。多摩川の堤防に沿って,改修前の堆積物である自然堤防が残っており,この一帯はかつての後背湿地であった。したがって,排水設備が完備していなければこの一帯は常に水がたまって湿地化しても不思議ではない地域なのである。本来この湿地の排水を担っていたはずの丸子川は,人為的に流路が崖線側に寄せられたため,現在は本来の流路からは標高にして約3m程高い位置にある。このため,丸子川が氾濫すればこの一帯に水を流し込むが,溜まった水を排除する機能は低い(甲116)。この点について,坂巻証人は,証人調書(甲120)3頁以下において,本件再開発事業地周辺地域の地形について詳細に証言し,さらに次のように述べ,上記事実を裏付けている。

丸子川は用水路ということだったんですけれども,このような川に,このすり鉢状の低いところにたまった水を排水する機能というのはあるのでしょうか。

当然水は下から上には流れませんので,そういう意味ではスープ皿のような地形のところにたまった水を排水する機能は,丸子川にはありません(坂巻証人調書6頁)。

また,この地域は,環八豪雨と呼ばれる局所的集中豪雨の多い地域である。環八豪雨とは,都内の区部西部付近でみられる局所的集中豪雨の別称で,都内で頻発する局所的集中豪雨が「環八雲」と呼ばれる環状8号線の上空に現れる積雲からもたらされ,環六通り〜環八通りなどの区部西部付近に集中する傾向がある(甲127「東京都豪雨対策基本指針」)ことから名付けられたものである。本件再開発事業地周辺地域は,環状8号線の南西に位置し,都内でも局所的集中豪雨の多発する地帯である。そして,今後も進むであろう地球温暖化,本件再開発事業を含め都内各所で行われている高層ビルの建築によるヒートアイランド現象により,さらなる局所的集中豪雨の頻発が懸念されている。

二子玉川ライズ住民訴訟控訴理由書(2) 公共施設整備

(2) 公共施設整備(2号)

ア 原判決は,本件再開発事業における公共施設は道路と交通広場,小公園のみであり,また図書館,小中学校,児童館,災害避難場所などは設けられず,「適正な配置及び規模の道路,公園,その他の公共施設を備えた良好な都市環境のものとなるよう定める同項2号に違反するとの控訴人らの主張に対し,同項2号は,1号との対比から,都市の必要な骨格的施設として都市計画に都市施設として定めるべきものとまではいえないが,施行地区には必要とされる公共施設についての規定であるとして,控訴人らの主張を排斥している。

しかし,既存の都市計画にはなくても,本件のような超大型事業の施行により良好な都市環境を維持するために必要となる公共施設は多数生じる。同項2号はこのようなものをも含めて整備すべきことを定めたと解すべきで,判示のように限定的に解すべきではない。

特に本件で適用された都市再開発地区制度においては,「土地利用転換に当たって基本となる.要な都市基盤施設」についても都市計画に定めるのではなく「二号施設」として定めるべきこととされているのであり,原判決の解釈によると,このような公共施設は都市計画に定められていないため同項1号の対象にもならず,また2号の対象にもならないこととなって不合理きわまりないこととなる。

すなわち「手引き」(甲118)によれば,都市再開発地区においては,建築物等の整備と,都市基盤施設の整備とを連動して行うべきこととなるが,その手法については独特の工夫が凝らされていることが指摘されている。すなわち,「土地利用転換に当たって基本となる.要な都市基盤施設」については,都市計画において然るべき定めを置いて整備すること(これが従来からの原則であろう)も考えられるが,地区計画制度においては,むしろ「誘導型の計画にふさわしい位置づけと担保力を備えた性格のものとして定めることがふさわしい」との考え方から二号施設という計画内容が創設されたものとされている(31頁)。
http://www.hayariki.net/futako/appeal101111.html
そこで二号施設とは「道路及び公園,緑道,広場,その他の公共空地で土地利用転換に当たって基本となるもの」とされ,「都市計画施設としての水準,性格を有するが,土地利用転換の誘導の段階にあって,・・予め配置及び規模を決めておくもの」も含まれることが明記されている(32頁)。

すなわち二号施設は「基本となる主要な都市基盤施設」について,都市計画に定めるのではなく,誘導型の計画制度としての再開発地区計画制度の性格に,より適合した手法により整備を進めていくものとして定められたのである。
http://hayachikara.blog.so-net.ne.jp/

除染か避難か

集会では除染の方法や重要性についても説明された。表土を入れ替える。取った土はビニール袋に入れて埋めておく。この除染で除去した放射性廃棄物の保管が今後の大きな課題になる。
林田力は「福島原発の周辺地域では除染か避難かの二者択一となり、除染が住民を避難させない論理として使われる傾向がある。高い線量の地域は除染よりも避難を勧めるべきではないか。」と指摘した。これに対して都議は「避難の線引きが地域コミュニティーを無視して行われている。除染の徹底か集団疎開かはコミュニティーで議論して決めるべき」と回答した。
http://hayariki.net/
このコミュニティーが決めるという議論は、個々人の避難の権利を主張する人々には物足りなさが残る。前近代的な日本の村社会は個人を抑圧する傾向にある。コミュニティーの決定と個人の権利は衝突する問題である。
一方で福島原発周辺地域については外野がヒートアップしている。福島に残る人々を英雄視したり、「愚か者」呼ばわりしたりと当事者を置き去りにした感情的な応酬が見られる。巨大な社会悪との戦いにおいて感情は重要な要素であり、感情論を機械的に排除するならば権力者の思う壷になるが、コミュニティーに決めさせるという主張はコミュニストとしては一貫性のある考えになる。

法務局乙号事務の市場化に抗議

民事法務労働組合が法務省や弁護士会館前など各所で法務局乙号事務の市場化テストへの抗議行動を実施し、民事法務協会職員の窮状を訴えた。法務局乙号事務「不動産・商業法人登記の証明書を発行する窓口業務」の市場化テストによる入札によって、長年法務業務に従事していた熟練労働者が解雇され、低賃金非正規労働者に入れ替えられている。四年間で1400人が失職した。法務省は失業とワーキングプアを作るなと訴える。
利用者である国民にも弊害が出ていると主張する。業務研修をきちんと行っていない企業が多く、窓口や業務に支障を来しているとする。残業代の不支払いや自社の証明書の不正取得など法を守らない企業が法務局の業務を担っていると告発する。「国民の財産に関係する仕事を民間に委ねていいのか」と問題提起する。
法務省は民事法務協会職員の雇用について責任をとり、団体交渉に応じること。法務省は不正・違法行為を行っている落札企業との契約は解除し、入札参加を取り消すこと。法務省は法務局乙号事務を市場化テスト、競争入札から除外すること。入札するとしても知識や経験などの質を重視し、賃金など適正な労働条件を確保、雇用継承を行うことを要求する。
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2011年11月16日水曜日

二子玉川ライズ住民訴訟控訴理由書(1) 都市計画への整合性

� 第7条の8の2,5項2号違反

本件再開発事業は,第7条の8の2,5項2号の,「建築物その他の工作物に関する事項は,・・(それら)が当該区域にふさわしい用途,容積,高さ,配列等を備えた適正かつ合理的な土地の利用形態となるように定めること」との規定に違反し,徒に超高層,高容積の建造物を林立させ,また非営利的・公共的用途のない,商業施設,業務施設,高級住宅などの用途のみに偏った建造物を内容とするものであり,およそ適正かつ合理的な土地利用が実現されるものではなく,違法である。

6 争点5の(5) 都市再開発法4条2項違反
http://hayariki.zero-yen.com/futako/
(1) 都市計画への整合性(1号)

原判決は本件公園変更決定が違法とはいえないことを理由に,本件事業が公園の都市計画に適合しないものとの控訴人らの主張を排斥している。しかし本件公園変更決定が違法無効なものであることは既に述べたとおりである。

2011年11月15日火曜日

二子玉川ライズの都市計画法7条の8の2違反は明らか

(9) 都市計画法7条の8の2違反は明らか

� 第7条の8の2,1項本文違反

以上の通り,本件再開発事業は,公共的利益への貢献と評価されるような内容は殆ど認められず,大幅な規制緩和による事業者の利益をもっぱら追求するために計画されたものと解する他はない。従って,第7条の8の2,1項本文の「その(土地の)合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新をはかるため,・・都市計画に再開発地区計画を定めることができる。」との規定に違反して,このような公共的な利益を図ること以外の目的をもって再開発地区計画を定めたものであり,違法である。
http://hayariki.zero-yen.com/futako/appeal101111.html
� 第7条の8の2,5項1号違反

本件再開発事業は,第7条の8の2,5項1号の,二号施設等は「当該区域及びその周辺において定められている他の都市計画と併せて効果的な配置及び規模の公共施設を備えた良好な都市環境を形成するよう,必要な位置に適切な規模で定めること」との規定に違反して,良好な都市環境の形成に寄与するような公共施設の整備がないにもかかわらず,容積率など大幅な規制緩和を内容とする都市計画が定められたものであり,違法である。

2011年11月14日月曜日

ゼロゼロ物件業者の見分け方

ゼロゼロ物件被害が後を絶たない。ゼロゼロ物件では退去時に30万円くらい請求されると指摘される。ゼロゼロ物件と契約しないことが安全であるが、ゼロゼロ物件被害が根絶しない背景には格差や貧困の拡大によって、ゼロゼロ物件でないと契約できない貧困層が増えていることである。「ゼロゼロ物件と契約するな」は正論であるが、それだけでは被害はなくならない。そこで相対的に信頼できるゼロゼロ物件業者の選び方を紹介する。
第一に行政処分歴のある不動産業者を避けることである。過去に宅建業法違反で業務停止処分を受けた不動産業者は避ける。これは不動産業者選びの基本中の基本である。
第二にゼロゼロ物件を主力とする業者ではなく、ゼロゼロ物件以外の物件を扱う業者を選ぶことである。ゼロゼロ物件被害が生じている悪質な業者は、ゼロゼロ物件を売り文句として客を引き寄せている。それ故に扱っている物件の中に、たまたまゼロゼロ物件があったという業者の方が安全である。
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第三に地域密着型の業者を選択することである。地域密着型とは不動産業者の事務所のある地域の物件を中心に扱っている業者のことである。これは通常の不動産業者である。事務所から離れた地域の物件ばかりを扱う業者は要注意である。とりわけ事務所から離れた地域のゼロゼロ物件ばかりを扱う業者はリスクが高くなる。
第四にビルの上階に入居する不動産業者よりも、一階に入居する業者を選択する。大抵の不動産業者は一階に入居している。

二子玉川ライズは地域から隔絶

イ 本件の二号施設は以下の通りであり(甲163),これらの配置等は甲(甲164−2)に示されている。

広場1号 約700�

広場2号 約3,000�

広場3号 約700�

歩行者通路1号 12m×220m

歩行者通路2号 12m×160m

歩行者ブリッジ1号 20m×16m

歩行者ブリッジ2号 12m×16m
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広場1号は二子玉川駅西口前の広場であるが,ここには再開発事業以前から広場状の空地があり,また駅に付属する施設としてこれを整備すべきは当然であって,ことさら地域社会に貢献するものということはできない。

広場2号は東口駅前から交通広場をつなぐもので,その殆どはガレリアとして商業施設に組み込まれている。

広場3号は,形の上では地域住民に開かれたものとなるようであるが,現実には地域から隔絶された人工地盤上に作られるものであり,地域への貢献は殆ど認めがたい。

歩行者通路1号,2号は駅前から公園をつなぐ通路であるが,その利用者の大部分は再開発マンションの居住者や再開発ビルの利用者となることが想定され,地域への貢献は大きいものではない。

歩行者ブリッジ1号,2号はいずれも本件再開発事業の大部分が人工地盤とされるために必要となったもので,上記歩行者通路と同様,当然に開発主体体が負担すべきものであり,地域への貢献と評価しうるものではない。

本件再開発事業における公共施設の整備が極めて低い水準のものであることは既に詳しく述べたところである(本項(2),(6)イなど参照)が,このように本件の「二項施設」を見ても大幅な容積率緩和を正当化するようなものとはなり得ないことが明らかである。

2011年11月13日日曜日

マンション建設反対意見交換

意見交換では開発業者にインパクトを与える反対運動の進め方について話し合われた。同じ業者の他のマンションの販売現場で、ここでは問題が起きているなどの情報提供のアイデアが提案された。
景観と住環境を守るネットワークはマンション建設反対運動関係者を中心とした全国組織であるが、個別の反対運動の限界から建築基準法改正など制度改正への志向が見られる。しかし、今回のサロンでは細部の要求を幅広く行うよりも、地域に不釣り合いな高層建築への反対に注力し、問題の本質を浮き彫りにすべきとの意見が出された。反対運動の原点を再確認する集まりであった。
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巨人の内紛はTPPの目くらましか

巨人のゼネラルマネージャーの記者会見は注目したが、蓋を空けてみると大したことはなかった。球団が渡辺商店であることは大いに非難されることであるが、読売ジャイアンツの経営陣ならば分かり切っていたことで、今更告発する話でもない。だからTPPの目くらましではないかとも指摘される。
救いがあるとすれば、これまではホリエモンのようにアウトサイダーがスケープゴートにされ、権力側には目くらましと邪魔者の排除の一石二鳥の効果があった。今回が仕込みならば、体制側は身を切っていることになる。冤罪事件を捏造するほどの余裕はなくなり、自爆テロを余儀なくされるほどは追い詰められていることになる。ささやかではあるが、市民側の一歩前進になる。林田力
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2011年11月12日土曜日

ワンピース64

不評も多い魚人島編であるが、この巻から敵味方が明確になり、麦わらの一味が戦闘に本格参入する。虐げられた多数の人々の想いを背景にしてルフィらが戦う構図は過去にも描かれてきたワンピースの定番である。
魚人島編が盛り上がりに欠けることは当然である。物語において最初から魚人島は新世界への通過点という位置づけである。ワンピースではグランドライン一周という目的は提示されているが、そこに至る経路は明示されていない。ログ任せの航海を続けていた。先が見えない冒険に比べて、新世界へ出るための魚人島が盛り上がらなくても無理がない。
さらに敵のボスキャラの小物感がある。ホーディーはルフィがグランドラインに入る前に倒したアーロンから見れば洟垂れ小僧に過ぎない。ルフィにとっては格下の相手である。ありきたりのバトル漫画では次々と強敵が登場する強さのインフレの宿命にある。ホーディーもアーロンの兄貴分だったジンベエを瞬殺するほどの力を示したならば、バトル漫画らしいが、ヒエラルキーが崩壊する。林田力
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イノセントゲリラの祝祭

人気シリーズのバチスタシリーズが厚生労働省を舞台とする。利権まみれの官僚や医療関係者がうごめく。魑魅魍魎のいる霞ヶ関ではゴキブリと形容された白鳥がまともな人間に見えるから不思議である。本文にも白鳥以上のモンスターが官僚とある。林田力
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二子玉川ライズ反対運動報告

本日は世田谷区玉川の二子玉川再開発の問題と江東区新砂のスカパー巨大アンテナの問題を報告します。配布資料は二子玉川の環境を守る会ニュースとシンポジウムの案内がセットになったもの、税金たかりの二子玉川デジタル・コンテンツ問題、おまけとして東急不動産だまし売り裁判のチラシです。
最初に二子玉川再開発です。二子玉川の住民運動は今月はパブリックコメントの応募とシンポジウムに力を入れています。
世田谷区では今月11日まで実施計画・行政改革素案へのパブリックコメントを受け付けています。区政全般に渡るパブリックコメントという珍しい形態ですが、内容的には前の熊本区政を踏襲したものが多いです。保坂新区長は大型開発の見直しを掲げましたが、実施計画素案には二子玉川再開発への補助も下北沢の道路建設も実施すると記載されています。これらの計画に住民の意見を反映させるために全区に意見提出を呼びかけています。素案の内容に利害関係を有する人ならばパブコメを提出可能です。世田谷区のウェブサイトからも提出できますので、是非とも意見提出お願いします。
次にシンポジウムです。岩見氏は二子玉川再開発の裁判で意見書を提出し、二子玉川ライズに公共性が欠けることを立論しました。玉野氏は社会学の見地から住民を幸福にしない二子玉川ライズについて論じます。中村氏は世田谷区の財政問題を論じます。福祉切り捨て、開発優先からの転換を展望します。是非とも御参加下さい。
続いてデジタル・コンテンツ問題を取り上げる。これは世田谷区の税金の無駄遣い、不祥事である。世田谷区は二子玉川にデジタルコンテンツ産業を集積させる計画を掲げ、それを民間主導で進めるとして、デジタルインスティテュートに二千万円もの補助金を支払った。ところが、デジタルインスティテュートは補助金を受け取った直後に資金難を理由に事業から撤退した。
江東区新砂にスカパーは東京メディアセンターを建設しようとする。屋上には衛星送信用の巨大パラボラアンテナと受信用パラボラアンテナを設置する計画である。2006年に建設計画が発表された。周辺は住宅街であり、建設地はマンションに隣接している。電波の送信方向にもマンションがある。
アンテナから発生する電磁波は、近隣住民の健康被害を引き起こす懸念がある。2007年にアンテナ設置差し止め請求訴訟を提起した。現在も一審が続いている。住民が申請した電磁波の専門家の証人尋問が行われたばかりで、次回は反対尋問が行われる。
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二子玉川ライズは景観破壊,日照被害,風害,交通混雑

カ 都市機能の更新

「都市機能の更新」は前述したとおり,従前の都市機能の改善に資するようなものでなくてはならない。対象地区が大規模未利用地であれば,住宅,業務床を供給し,道路等の公共施設を整備することは都市機能の改善と言いうるかもしれない。しかし本件再開発地区は多くの部分が公園として「都市機能の更新」が予定されていた地域である。

「土地の高度利用」と同様,それのみで公共的利益に貢献するものと即断してはならない。

キ 水と緑の豊かな自然環境と調和

本件事業地が水と緑の豊かな自然環境に恵まれた地域であることは,本件事業者とも認識は一致しているようである。しかしこのような優れた自然環境は風致地区,容積率規制などの規制を遵守しながら,地域住民が守ってきたものであるとの認識は欠けているようである。

昭和8年,旧都市計画法により,本件地域周辺は風致地区に指定された。風致地区とは,自然的要素に富んだ良好な景観を形成しており,都市の土地利用計画上,また都市環境の保全を図るため,風致の維持を図ることが必要な地区とされる。

この地域は国分寺崖線の緑と,多摩川の水の流れが美しく,豊かな自然と,景観,眺望に恵まれた地域であり,大正から昭和初期にかけて,政財界人の別荘が多数建設された。風致地区の指定は,本件地域周辺の地域特性に合致し,その優れた特長を長年にわたって守ろうとするものである。

これは後に決定された公園の都市計画と合わせて,この地域の美しい景観,眺望をまもり,優れた地域環境を維持していくことを目的とし,土地利用の歴史や規制の公平性に沿った合理的な計画であった。

このような風致地区の中に突如,超高層建築物が林立する光景は異様という他なく,景観破壊,日照被害,風害,交通混雑,大気汚染などといった環境への悪影響を生み出す本件事業が,自然環境と調和したものなどということが出来ないことは明らかである。
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原判決は「対象土地の一部が風致地区に指定されていることは,土地利用規制の緩和に当たって考慮すべき事項であるとはいえ,直ちに制度の趣旨に反するとまではいえない。」(40頁)としているが,このような地域の状況に即した合理的な都市計画の存在を無視して100mを超える超高層建物の林立を認めることが,「合理的で健全な高度利用」を目的とする制度の趣旨に反することは明らかである。

なお本件再開発事業は「優れた自然や歴史にかかわる」ものであるにもかかわらず,「自然的,歴史的条件」について,影響予測を行った形跡はない。この点からも極めて問題のあるプロジェクトと言うべきである(甲118・71頁,本項(1)ウ1)参照)。

2011年11月11日金曜日

首都圏交流サロンで二子玉川ライズ問題を報告2林田力

この後にスカパー巨大アンテナの問題を報告した。これは衛星放送のスカパーが江東区新砂に東京メディアセンターを建設しようとする問題である。屋上には衛星送信用の巨大パラボラアンテナと受信用パラボラアンテナを設置する計画である。2006年に建設計画が発表された。周辺は住宅街であり、建設地はマンションに隣接している。電波の送信方向にもマンションがある。
アンテナから発生する電磁波は、近隣住民の健康被害を引き起こす懸念があるために隣接するマンションを中心に住民の反対運動が起きている。2007年にアンテナ設置差し止め請求訴訟を東京地裁に提起した。現在も一審が続いている。住民が申請した電磁波の専門家の証人尋問が行われたばかりで、次回は反対尋問が行われる。電磁波の健康被害という点から携帯電話の基地局の建設反対運動などとも連携し、運動を進めている。
首都圏交流サロンでは他に大田区大森の投資用マンション建築紛争や飯田橋駅西口地区再開発、川崎市のミニ開発などの問題が報告された。大森の投資用マンションでは太陽光発電設備を購入しているため、日影になることで経済的な損害も被る近隣住民もいるという。飯田橋西口再開発に対しては敷地周辺の歩道が狭いままであるため、歩行者の安全のために周辺住民が歩道の拡大を求めている。
飯田橋西口再開発では高さ156メートルのビルが建設されるためにビル風が懸念されるが、現実に建ってみなければ分からないことから具体的な対策を求める動きにはなっていない。事業者側は敷地周辺に樹木を植えるとしているが、高さ156メートルのビルには無力と意見が出された。
林田は二子玉川ライズの風害被害を踏まえて以下のように述べた。
「二子玉川ライズでは一期事業が竣工したために風害が現実化した。被害が現実化したために反対の声が高まった面がある。二子玉川で問題が深刻化している理由は多摩川からの風が増幅されるという地理的な特殊性もあるが、住民がいるという点が大きい。六本木などの高層ビル街でも風害は指摘されており、雨の日はビル風で傘がオシャカになるなどの被害は出ている。ただ、勤務先や買い物の場として過ごす場合と、住民が生活する場合のインパクトは異なる。飯田橋でも通勤者にとっては『こんなもの』でも住民には深刻な被害になる可能性もある」。
意見交換では開発業者にインパクトを与える反対運動の進め方について話し合われた。同じ業者の他のマンションの販売現場で、ここでは問題が起きているなどの情報提供のアイデアが提案された。景観と住環境を守るネットワークはマンション建設反対運動関係者を中心とした全国組織であるが、個別の反対運動の限界から建築基準法改正など制度改正への志向が見られる。しかし、今回のサロンでは細部の要求を幅広く行うよりも、地域に不釣り合いな高層建築への反対に注力し、問題の本質を浮き彫りにすべきとの意見が出された。反対運動の原点を再確認する集まりであった。
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民事法務労働組合がワーキングプアを生む市場化テストに抗議行動:林田力

【PJニュース 2011年11月11日】民事法務労働組合(民法労)は10日、全労連・全国一般東京地方本部や特殊法人等労働組合連絡協議会と共に東京都千代田区の法務省や弁護士会館前など各所で法務局乙号事務の市場化テストへの抗議行動を実施し、民事法務協会職員の窮状を訴えた。

法務局乙号事務は不動産・商業法人登記の証明書を発行する窓口業務で、これまで40年に渡って財団法人民事法務協会が業務を担ってきた。民法労では「古い台帳などを扱わなければならない業務であり、熟練労働者が知識を継承・蓄積してきた」と説明する。ところが規制緩和(市場化テスト)によって民間参入が認められ、競争入札が行われるようになった。

その結果、長年法務業務に従事していた熟練労働者が解雇され、低賃金非正規労働者に入れ替えられている。民間開放開始後3年間で700人が失職し、3月31日には新たに700人が職を失った。新規採用者は基本的に非正規労働者で、年収200万円に満たない職員が急増している。抗議行動では「法務省は失業とワーキングプアを作るな」と訴える。

市場化テストは「利用者である国民にも弊害が出ている」と主張する。専門知識や経験を必要とする業務が未経験者に委ねられ、サービスの質が低下するためである。「業務研修をきちんと行っていない企業が多く、日付のない証明書を発行するなどの初歩的なミスも頻発し、窓口や業務に支障や混乱が生じている」とする。また、「残業代の不支払いや自社の証明書の不正取得など法を守らない企業が法務局の業務を担っている」と告発する。「国民の財産に関係する仕事を民間に委ねていいのか」と問題提起した。
http://www.pjnews.net/news/794/20111110_3
民法労は法務省に対して、「民事法務協会職員の雇用について責任をとり、団体交渉に応じること」を要求する。また、「不正・違法行為を行っている落札企業との契約を解除し、入札参加を取り消すこと」を求める。根本的な要求として「法務局乙号事務の市場化テスト、競争入札からの除外」を挙げる。たとえ入札するとしても「知識や経験などの質を重視し、賃金など適正な労働条件を確保、雇用継承を行うべき」とする。

民法労は行政サービスを民間企業に担わせる規制緩和の動き自体を批判する。「規制緩和は行政サービスを民間企業の儲けの対象にし、民間任せにすることで、国の責任放棄」と指摘する。「良質な行政サービスは経験とノウハウがなければ提供できない」として、「安ければいい」の入札制度から、「公契約法の制定で労働者の労働条件を保証する契約方法に改めるべき」と訴えた。【了】
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『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』
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首都圏交流サロンで二子玉川ライズ問題を報告1林田力

景観と住環境を考える全国ネットワークの首都圏ネットワークは2011年11月7日、「マンション紛争・都市問題首都圏交流サロン」を東京都千代田区の富士見区民館で開催した。林田力は世田谷区玉川の二子玉川東地区再開発(二子玉川ライズ)と江東区新砂のスカパー巨大アンテナに反対する住民運動について報告した。
配布資料は二子玉川の環境を守る会「二子玉川の環境を守る会ニュース第29号」「二子玉川再開発シンポジウム案内」、林田力「税金たかりの二子玉川デジタル・コンテンツ問題」「東急不動産だまし売り裁判チラシ」、スカパー巨大アンテナに反対する住民の会チラシである。
最初に二子玉川の問題を報告した。二子玉川の住民運動は11月にパブリックコメントの応募とシンポジウムに力を入れている。世田谷区では11日まで実施計画・行政改革素案へのパブリックコメントを受け付けている。これは区政全般に渡るパブリックコメントという珍しい形態であるが、内容的には前の熊本区政を踏襲したものが多い。
たとえば保坂展人新区長は大型開発の見直しを掲げたが、実施計画素案には二子玉川再開発への補助も下北沢の道路建設も実施すると記載されている。開発問題以外でも「高齢者や障がい者の声、医療・介護・福祉の現場の声を直接聞きます」との公約を掲げながら、素案では「国民健康保険料等の現年度の徴収強化」と貧困者に厳しい政策が登場する。
ここには一朝一夕で変わらない世田谷区政の現実の壁が現れている。これに対して保坂区政に期待した住民の意見を反映させるため、幅広い層に意見提出を呼びかけている。素案の内容に利害関係を有する人ならばパブコメを提出可能である。世田谷区のウェブサイトからも提出できるため、是非とも意見提出お願いする。
次にシンポジウムである。二子玉川の環境を守る会は世田谷自治問題研究所と共催で11月19日に世田谷区奥沢の奥沢区民センター集会室でシンポジウム「二子玉川再開発その検証と私たちのまちづくり」を開催する。パネラーは岩見良太郎・埼玉大学教授に、玉野和志・首都大学東京教授、世田谷自治問題研究所の中村重美氏である。
岩見教授は二子玉川再開発の裁判で意見書を提出し、二子玉川ライズに公共性が欠けることを立論した。玉野教授も二子玉川再開発の裁判で意見書を提出し、社会学の見地から二子玉川ライズの問題を指摘しました。中村氏は世田谷区の財政問題を論じる。福祉切り捨て、開発優先からの転換を展望する。是非とも御参加下さい。
続いてデジタル・コンテンツ問題を取り上げる。これは世田谷区の税金の無駄遣い、不祥事である。世田谷区は二子玉川にデジタル・コンテンツ産業を集積させる計画を掲げていた。それを民間主導で進めるとして、NPO法人ディジタル・コンテンツ・インスティテュート(DCIn)を推進事業者に選定し、2千万円もの補助金を交付した。
ところが、DCInは補助金を受け取った直後に資金難を理由に事業から撤退した。DCInは総務省からも補助金を受けていたが、システム開発経費の過大計上やDCInの理事が役員になっている企業に発注するなどの不透明な契約関係を指摘された。補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律による立ち入り検査まで受けている。
このデジコン問題は、よくある税金の無駄遣いにも見えるが、二子玉川再開発という開発利権とも無縁ではないと考えている。二子玉川にデジタル・コンテンツ産業を集積させる構想は経済産業省から出ている。経済産業省は2007年からNPO法人ディジタルシネマ・コンソーシアム(DCCJ)に委託して検討させているが、このDCCJは問題のDCInと足並みを揃えて活動していた。DCInが補助金を受け取ることは、お手盛り的な要素が強い。
二子玉川にデジタル・コンテンツ産業を集積させる計画自体に再開発の尻拭い的な面がある。再開発ビルの床が売れないために、図書館などの公共施設を入居させる手法は失敗再開発の常とう手段であるが、市民の目の厳しい近年では難しくなった。そこで補助金を使って民間企業を誘導する。税金の無駄遣いには変わらない。
このデジコン問題に対しては「住民監査請求が行われてもおかしくない」との意見が出された。林田は「区議会が熱心に追求している。第三者検証委員会も作られ、そこでの追及されることになる」と答えた。また、「二子玉川にデジタル・コンテンツ事業を誘致する必然性はあるのか」との質問も出された。林田は以下のように答えた。
「世田谷区は区内に映像関連の拠点があることを挙げている。成城の東宝スタジオや八幡山の円谷プロ、砧の東京メディアシティである。また、渋谷や都心へのアクセスの良さも理由にする。しかし、世田谷にある事業所は全て二子玉川から離れている。渋谷や都心へのアクセスの良さも渋谷や都心そのものには劣ることになる。二子玉川とする合理性はなく、二子玉川ライズありきの発想である」。
「デジコン問題について精力的に情報発信しているが、反応はどうか」との質問も寄せられた。林田は「開発反対の当事者はビル風などの現実の被害に直面しており、ピンとこない面もある。やはり税金の無駄遣い、癒着、利権という観点から関心が寄せられる」と答えた。
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2011年11月10日木曜日

TPP交渉参加に反対する街頭演説会

TPPを考える国民会議は東京の有楽町イトシア前で11月5日に「TPP交渉参加に反対する街頭演説会」を開催した。国民会議世話人の山田正彦・元農林水産相に、田中康夫・新党日本代表、川内博史衆議院議員らTPP批判派の政治家に加え、10月27日のフジテレビ「とくダネ!」での怒りの言動が話題となった中野剛志・京都大学准教授や宮台真司・首都大学東京教授、脱原発の主張で話題となった中学生アイドル・藤波心ら多彩な弁士が登壇した。
冒頭は山田正彦・元農林水産相の挨拶である。
「私達は懸命に闘っている。交渉参加の前の事前通知・事前協議や混合診療などTPPの問題が政府の内部文書で次々と明らかになっている。TPPは農業だけの問題ではない。何よりも人の移動が心配。NAFTAではメキシコ人労働者の流入で、米国人の失業が増えた。TPPでは遺伝子組み替え食品の表示規制が緩和される懸念がある。」
会場には日の丸が林立し、「亡国」や「売国」などのプラカードも掲げられるなど、右派の参加者の割合が高かった。山田元農水相の挨拶の冒頭では「民主党引っ込め」とのヤジも飛んだが、終わりは大きな拍手が寄せられた。
続いて中野準教授が登壇した。「山田元農水相から乞われて弁士を引き受けたが、街頭演説会とは聞いていなかった」と言う。しかし、「一旦参加を表明すると離脱できない」とTPPになぞらえて会場を笑わせた。
中野氏は政治と歴史の観点からTPPの問題点を指摘する。政治の観点では「APECで参加を表明する理由は、その時期に参加することが米国の政権浮揚につながるため」との毎日新聞報道を紹介し、TPPを進める政治家を「売国」と非難する。
歴史の観点では「2011年は1911年の不平等条約改正から百周年になる」とし、その節目の年に「開国」の名目で関税自主権を放棄するTPPを進めることを「冗談は吉田松陰」と評した。さらに「バカすぎ晋作」「こんなんで日本は井伊直弼」と幕末の歴史上の人物に因んだギャグを連発した。最後は日中戦争を批判した1940年の斉藤隆夫議員の反軍演説をTPP反対になぞらえた演説文を読み上げた。
田中代表はTPP参加で日本の製造業が壊滅的打撃を受けると警告した。
「関税自主権回復から百周年の今年に、自ら国家の根幹たる関税自主権を放棄することは子孫の日本人に顔向けできない。TPPは『環太平洋』と言うが、中国などの主要国を網羅していない。アメリカ一人勝ちの保護貿易である。
今や日本の貿易相手国は米国よりも中国の方が重要になっている。TPPに参加すると中国を阻害することになり、中国はEUとFTAを締結し、中国市場をドイツ製品が席巻し、日本の製造業が破壊される危険がある。TPPの『カイコク』は『開く国』ではなく、『壊す国』である。」
宮台氏は「かつてはTPPに賛成していた」と告白する。会場からは「あなたは、いつも最初は間違えるんだよ」とのヤジが飛ぶ。TPPは日米構造協議と同じ構造であると警告する。
「日米構造協議でもたらされた大規模店舗規制法緩和が地方商店街のシャッター商店街化の要因である。日本には外圧によって政策を変えようとする人々がいる。現状の農業政策が問題を抱えており、農業政策を変えなければならないという面があるが、それとTPPは別問題である。」
藤波氏は「TPPにより東北の復興は阻害される」とし、「TPPは怪我をしてる人に走れと言っていることと同じです」と述べた。
演説会終了後は霞が関や国会議事堂にデモ行進した。
http://www.hayariki.net/poli/tpp.html

商業の活性化は疑問の二子玉川ライズ

ウ 商業・業務の活性化

すでに述べたとおり,既存の駅前の商店等を�−b街区に追いやり,駅前ビルを東急が独占するような本事業は,一時的には繁盛することはあっても,特定の大企業に依存した街の繁栄が持続的な商業業務の活性化につながるかどうか極めて疑問というべきである。

エ 大規模未利用地の活用

この「大規模未利用地」は前述したとおり都市公園としての都市計画がなされていたもので,あたかも他に活用方がないかの如き,上記のような記載は極めて恣意的なものと言うべきである。

オ 土地の合理的な高度利用

土地の高度利用は,土地の経済効率を高め,その資産価値を上昇させる。これは土地の権利者の個人的利益を増大させるものであり,それ自体は公共的利益とは無縁である。むしろこれと対立的な影響を伴うことが多い(例えば高層建物が建つと,日照,風害,電波障害,圧迫感など周辺に様々な否定的影響が生じる)。そこで法は「合理的かつ健全な」高度利用,すなわち公共的利益に貢献するような高度利用でなくてはならないとしているわけであり,それを受けて「再開発地区計画の手引き」(甲118)などに見られるように,そのための判定基準が検討されているのである。本書面ではこのような判定基準に則して具体的な検討を行ってきたのであり,このような中身抜きに「合理的な高度利用」の文字面だけを並べて,公共的な目的に資するかのように取り繕っても意味はないのである(もっとも上記「目的」の記載には,「かつ健全な(高度利用)」という一節が消えていることは,本事業の実態を示すものということであろうか)。

姫たちの戦国・淀散る

徳川秀忠がヒゲを生やすようになった。俗説では徳川家康よりも秀忠の方が豊臣方に強硬姿勢であったとされる。これまで江では反対に描かれてきたが、今回は最後の局面で家康から全権を委ねられた秀忠は豹変する。
自害する淀を北庄城落城時の市と重ね合わせる演出は感動的である。浅井の誇りと短刀を受け継いだ意味が光る。
南極物語。家業を継ぐのが嫌で南極に来た。人生のきっかけをつかむために来た。親父に中途半端と言われてしまう。居眠りして火事になる。
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2011年11月8日火曜日

勉強会

真相は東日本大震災を契機に生まれたメールマガジンで、竹原信一ブログ市長へのインタビューやカダフィ大佐の追悼記事など他のメディアとは異なる視点を特色とする。
残念な点は第一部に時間が割かれ、第二部の時間が少なくなり、パネラー同士や会場とのディスカッションが不十分であったことである。特に阿久根市長として地方の疲弊した実態を体感している竹原氏の話を聞きたいところである。一方でTPP反対は新たな害悪への反対であって、反対を貫徹したとしても今の日本の抱える問題を解決するものではない。日本の現状を問題視して改革を志向した竹原氏にとっては反対だけでは物足りなさがあったかもしれない。

2011年11月7日月曜日

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竹原。この国がやりそうなことである。官僚は国民を利用するために法律を作る。略奪国家のやり方
山崎。報道ビザで渡米。911の真実を語っていたら、アメリカに拘禁された。
高橋清隆。民主主義のもどかしさ。選挙があっても目指す結果とはかけ離れている。
天野。ファイナンシャル・プランナー。日本はアメリカになるんだなあと感じた。具体的には医療で、米国の民間保険会社が進出する。政府が負担を減らせば、米国の保険会社がカバーする。人間の生活が金銭の対象になる。日本はアメリカの植民地なので、アメリカよりひどくなる。
ジェイ。ヒップホップ。社会のために個人があるという全体主義。アメリカのルールを日本に飲ませることはニューワールドオーダーそのもの。右よりの軍事的な全体主義。
高橋。農地の流動化。国を越えた集団から指示がでているのか。
安部。市場原理主義が地球上を覆っているカルト主義。全ての規制を取っ払って企業に任せることで、企業が利益を得る。国という機関を利用して、あらゆる人間から搾取する。
山崎。収奪システムとしての国家。国家を乗っ取って収奪する寄生虫のような人間がいる。最終的な受益者は誰か。日本はアメリカにやられっぱなし。tppで日本の主張が通ると考えることは夢物語である。マスメディアが真っ先に狙われる。外国人の持ち株比率の撤廃を求められる。
アメリカのシンクタンクは中国と周辺国を戦争させる提言をしている。
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アメリカでは刑務所ビジネスが跋扈している。企業が利益をあげている。国民が政治家に働きかけるようになった。

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TPPは経済的なプラスマイナスで論じられる傾向があります。最近では反対論から生活の問題と主張されるようになりましたが、関税自主権だけでなく、政治支配の問題と捉える視点は斬新でした。日米構造協議、構造改革と一貫した米国の狙いとの歴史的視点も、目の前の問題に心を奪われがちな日本社会で強調される価値があると思います。

2011年11月6日日曜日

tpp=?iso-2022-jp?B?GyRCSlk2LzJxGyhC?=

安部芳裕。環太平洋は誤訳。太平洋横断になる。詳しい情報が分からないのに入るか入らないか決めなければならないことは怪しい。契約の内容を明らかにしないで契約を迫るビジネスは大抵詐欺である。
第三の開国とは不平等条約を押し付けられて、占領されることではないか。アメリカよりも中国が貿易相手国として重要。アメリカではtppは中国封じ込めのブロック経済と見ている。最大の貿易国である中国を失ってしまう。
日本は輸出依存度は一割程度で貿易立国ではない。日本は内需で回っている国である。
デフレ不況の国に安い輸入品が入るとデフレスパイラルに陥る。インフレ傾向ならば安い輸入品は歓迎。
労働者の平均賃金は下がり続けている。労働者への分配率が下がった。
郵政民営化は郵便だけの問題ではない。郵貯と簡保をウォール街で運用させることが狙い。鳩山政権は日米規制改革委員会を廃止する。
日本の関税は決して高くない。貿易では関税よりも為替レートが重要になっている。
日本の貧困率は米国を抜き、格差の激しい国になった。
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世界は食糧危機の時代に突入する。軍事・食糧・エネルギーが安全保障の三本柱。日本の農家への政府補助は欧米よりも少ない。
条件が異なるところで生産性を競うこと自体に無理がある。
福島原発事故によって日本産は輸入規制される。日本の規制値は世界からみればとんでもない。農業には環境を守るという価値がある。林業が崩壊した日本の森は緑の砂漠と言われている。森林に手入れがされていない。
水田は貯水池であり、土壌の流出を抑えている。水田がなくなると国土の維持が難しくなる。
24の部会があるが、アメリカの狙いは投資と金融。
非関税障壁の撤廃が真の問題。狂牛病の月例制限撤廃。アメリカの狂牛病検査はサンプル検査だけであり、検査なしで入ってくる危険がある。
農協共済の運用。
遺伝子組み替え作物の表示義務の撤廃。
ポストハーベストの使用許可
残留農薬の規制緩和
添加物の使用許可
自動車の安全基準緩和
政府調達の開放。入札仕様書の英語表記。東北の復興を狙っている。
労働力の自由化。復興事業があっても日本人には仕事がないことになる。
混合診療の解禁。現在は自由診療は全額負担。混合診療は保険部分の医療が狭められる。
株式会社の病院経営。保険会社が治療方法を決めてしまう。保険会社の払い渋りにより、医療を受けられなくなる。
国民皆保険制度自体が非関税障壁と攻撃される危険がある。
コーポレート・ランドという言葉が流行っている。企業領土である。
投資先の相手国を訴えて、損害を賠償できる。外資が公正な競争を阻害されたかで判断される。多国籍企業に治外法権を与えることになる。国民を法律で守れなくなる。
NAFTAによってカナダの農家の所得は減った。メキシコは主食のトウモロコシの輸入が増加して自給率が低下した。バイオ燃料ブームでトウモロコシが高騰し、低所得者は買えなくなった。
日本はデフレを脱却できなければ年金が破綻する。
毎日新聞が政府の内部文書を報道した。アメリカのオバマ政権の御機嫌取りである。
吉良。日本が国家主権を主張するのは50年早い。
早期に参加して有利な条件を獲得する、は虚偽である。日本が参加した時は条件が決まった後である。政府が嘘をついている。
勉強する。友人知人へ働きかけ。弱肉強食の新自由主義経済に放り投げられる。政治家への働きかけをする。
交渉に参加したら、抜けられないわけではないが、アメリカとの関係が悪くなるとの脅しが出てくる。
マスメディアに働きかける。
オルタナティブな暮らしの実践。食べ物は信頼できる農家から購入する。仲間内で共同体を作って食糧やエネルギーを時給する。

反TPP=?iso-2022-jp?B?GyRCMzlGLDFpGyhC?=説会

田中康夫、宮台、藤波心ら。民主党ひっこめのヤジ。
山田正彦衆議院議員の挨拶。野田総理は党内の議論をまってと言っている。懸命に戦っている。交渉に参加する前に事前通知が必要。混合診療が政府の内部文書が明らかになった。農業だけの問題ではない。何よりも人の移動が心配。NAFTAではメキシコ人労働者の流入で米国人が失業した。遺伝子組み替え食品の問題。将来の日本に禍根を残すことがあってはならない。全ての交渉がアメリカに負けてきた。交渉参加を阻止しなければならない。
京都大学の中野教授。かみさんに内緒で参りました。街頭演説なんて聞いていなかった。一旦参加を表明すると離脱できない。アメリカの政権浮揚のためAPECで参加表明。これは売国。国を売るために政治家が命をかけることはない。
不平等条約改正百周年。それを開国の名前でやる。冗談は吉田松陰。バカすぎ晋作。こんなんで日本は井伊直弼。斎藤たかお反軍演説を反tpp演説に読み替える。
衆議院議員。川内ひろし。tppは百パーセント関税障壁をなくす。非関税障壁はルールを統一する。これはwtoやftaにはない。野田総理の政治判断の内容を変えてもらわなければなりません。日本を丸裸にする。アメリカの経済が第一のダメダメな協定。
衆議院議員。田中康夫。自ら国家の根幹たる関税自主権を放棄することは顔向けできない。中国も入っていない。アメリカ一人勝ちの保護貿易。中国を阻害するtppは中国市場はヨーロッパに席巻される。壊す国である。川田議員はtpp反対と言った。これは左翼運動でも労働運動ではない。生活の問題である。是非とも参加表明を阻止しようではないか。
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孫崎。tppはメリットがなく、危険が大きい。環太平洋と言ってもカナダやメキシコは入っていない。ASEAN諸国も入っていない国がある。中国も入っていない。中国経済圏の方を考えるべきではないか。アメリカに追随すれば日本は安泰という考えから脱却する。
首都大学東京。宮台。かつては賛成していた。大規模店舗規制法緩和がシャッター商店街の要因。農業政策を変えなければならないということとは別問題。
篠原議員。アメリカのスタンダードに変えさせられる。限界集落ではなく、崩壊集落である。他国間の衣を被った日米構造協議。入水自殺をするようなものである。政治生命を賭けて阻止する。
藤波心。怪我をしている人に走れというようなもの。
冒頭でプレス向けに弁士が垂れ幕をもって集合写真を撮影したが、ある記者が拳を突き出したポーズをリクエストした。これに対して、田中代表はメディアは反対運動を左翼運動に見せようとしていると述べて拒否した。

渋滞を激化させる二子玉川ライズ

(6) 本件再開発事業の「目的」と公共的利益への貢献

ア はじめに

本件再開発事業の「事業計画書」(甲53)では,本事業の目的を「都市基盤の整備と併せて駅周辺の商業及び業務の活性化を図ると共に,大規模未利用地を活用して土地の合理的な高度利用と都市機能の更新を行い,水と緑の豊かな自然環境と調和した安全で快適な居住機能を含む複合市街地の創出を図ること」としている。

以下これらの点を検討していく。

イ 都市基盤の整備

都市基盤施設とは,一般に,道路・街路,鉄道,河川,上下水道,エネルギー供給施設,通信施設などの生活・産業基盤や学校,病院,公園などの公共施設を意味する。

本件再開発事業においては,前述したとおり道路とわずかな公園以外,都市基盤施設は全くない。道路については事業地内道路(この整備は当然)の他,関連事業として放射4号線(玉川通り),補助125号(玉堤通り)の拡幅,補助49号(駒沢通り)の整備などが計画されている。これらは本件再開発事業による人口集積,交通需要の増大に対応する最低限の施策である。すなわち前記の「手引き」にいう「都市基盤に対するマイナス面の影響への対策」の域を出るものではなく,しかも拡幅・整備区間は限局的で対策として十分なものかどうかも検証されていない。
http://hayariki.net/futako/appeal101111.html
他方本件再開発事業周辺地域では二子橋を起点とする玉川通りの交通渋滞問題が整備課題とされてきた(昭和58年基本構想,乙8・11頁など)。本件再開発事業はこのような地域の公共的な課題の解決の貢献するものとはなっておらず,むしろ渋滞を激化させる要因となるおそれが高いものである。

本事業は都市基盤整備(前記「手引き」のいう「都市における諸活動の効率化」)のため貢献したとは到底評価し得ないものである。

2011年11月5日土曜日

二子玉川デジコン詐欺

世田谷区の二子玉川を舞台にオレオレ詐欺やゼロゼロ物件詐欺ならぬデジコン詐欺が勃発した。世田谷区は第三者委員会を設立して究明する方針。再開発で浮き足立つ二子玉川の状況を象徴する事件である。
http://hayariki.net/

2011年11月4日金曜日

二子玉川ライズの人工地盤には公共性なし

ウ 事業計画書では,人工地盤については�街区の設計方針として「街区公園と一体となった『水と緑の公開空地』の整備をおこな」うこと,「二子玉川公園と『歩行者連絡通路2号』で連絡するなど,歩行者の安全性,快適性を確保する」ことを目的とするかのような記載がある(甲53、3頁)。

しかし「街区公園と一体」というのは二子玉川公園も盛り土による人工地盤を作ることが前提とされた議論であり,公園に盛り土をすることにも必然性がない以上,人工地盤の公共性を説明するものではない。公園から多摩川の水辺へのアクセスについても公園の構造,設備を工夫すれば何の問題もなく,また「緑の整備」を図るためには,人工地盤よりも自然の地盤の方が遙かに有利であることは言うまでもない。
http://www.hayariki.net/futako/appeal101111.html
また「歩行者の安全性,快適性」を確保するためであれば,人工地盤を作る必要はない。ペデストリアンデッキなどにより,歩行者と自動車を分離するなどいくらでも手段はあるのである。

このように人工地盤には見るべき公共的利益への貢献は認められず,むしろこれを侵害するものであることが明らかである。

Re:「九条の会」で雨宮処凛さんと対談

「守りきれるのか」には共感するところが大です。
私は以下のように書いたことがあります。
中井洽の非礼発言と天皇制の対立軸化
http://hayariki.net/poli/100413futenma.html
戦後日本では天皇制に批判的である筈の左派ですら護憲を旗印としたため、天皇制は対立軸にならなかった。左派の理想を貫くならば、護憲ではなく、憲法第1章を削除して法の下の平等と国民主権を徹底する改憲を目指すことが筋である。それでも右派の改憲論が憲法第9条の改正を狙ったものである以上、右派と同じ改憲論の土俵に乗ることが戦略的に妥当かは議論を要する。それ故に左派勢力が護憲にこだわったこと自体は時代状況からやむをえない面があったことは否定しない。
しかし、その結果、天皇制批判を深められなかったことは事実である。天皇制を素通りした平和憲法擁護の運動は、天皇個人の戦争責任や天皇制が侵略に果たした役割の分析を不十分なものとし、観念的な平和主義に陥りやすい。これは「被害者意識は過剰なほど豊富だが、加害者意識が乏しい」という日本人の平和意識にも通じる問題である。

『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』
http://hayariki.net/
http://hayariki.webnode.com/

空知英秋『銀魂』に見るゼロゼロ物件業者への対抗価値:林田力

空知英秋が『週刊少年ジャンプ』で連載中のSF時代劇漫画『銀魂』が面白い。『週刊少年ジャンプ』2011年44号掲載の金魂・第一訓「ストレートパーマに悪い奴はいない」から突入した金時編は主人公が乗っ取られるという斬新な展開である。家賃を滞納するキャラクターが善玉で、家賃を支払うキャラクターが悪玉という対比が興味深い。
賃貸不動産ではゼロゼロ物件や追い出し屋など賃借人を食い物にする貧困ビジネスが跋扈している。一日でも家賃を滞納した賃借人に対し、サラ金でも行われない未明の家賃取り立てや嫌がらせの貼り紙を繰り返す。また、無断で家屋の鍵を交換して高額の鍵交換費用を請求する。さらに無断で家屋に浸入して家財を処分・換金してしまうなどの人権侵害が行われている。
この種のゼロゼロ物件業者の追い出し行為が許されざる人権侵害であることは当然である。一方で「盗人にも三分の理」という言葉があるようにゼロゼロ物件業者にも拠り所となる論理がある。それは「家賃を払っていない賃借人が悪い」「文句があるならば家賃を払え」である。
家賃滞納という単なる債務弁済の遅延は、追い出しという悪質な人権侵害を正当化する根拠にならない。しかし、残念なことに人権意識の低い後進的な日本社会では、ゼロゼロ物件業者の論理に同意してしまう人々も少なくない。それ故に「住まいは人権」という論理が重要になる(林田力「マンション建設反対運動は人権論で再構築を」PJニュース2011年6月17日)。
http://www.pjnews.net/news/794/20110617_1
ゼロゼロ物件の被害者が被害者でもあるにもかかわらず、家賃滞納者ということで逆に非難される傾向のある日本社会において、家賃は滞納するが、真っ直ぐな魂を持ったヒーローという設定の『銀魂』はゼロゼロ物件業者に対抗する価値を生み出す効果がある。
『銀魂』はパロディや下ネタが多く、PTA推奨という意味合いでの教育的な作品ではない。しかし、単行本第40巻収録のギャグ短編では携帯メール依存症を批判した。また、第7巻収録の第54訓「人の名前とか間違えるの失礼だ」で、追伸の使用をカッコいいと勘違いする無学者を風刺するギャグを描いた(林田力「追伸に対する一考察」PJニュース2010年12月25日)
http://www.pjnews.net/news/794/20101224_9
教育的作品の説教臭さとは無縁ながら、教育的価値を盛り込む『銀魂』に大いに期待する。

『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』
http://www.hayariki.net/zero.html
http://hayariki.webnode.com/

ゼロゼロ物件はダメ、ゼッタイ

ゼロゼロ物件はダメ、ゼッタイ。様々な費用を徴収されて普通の物件より割高になるケースが多いです。無断で住居に侵入されて家財を処分されるなど悪質な追い出し屋被害も続発しています。どうしてもゼロゼロ物件と契約しようとする際は、過去に宅建業法違反で業務停止処分を受けた業者でないか調査・確認してからにしましょう。
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2011年11月3日木曜日

家政婦のミタ仕事人間批判

偉そうに他人の家なんか作ってるんじゃないよというセリフは仕事優先で家庭を顧みなかった仕事人間への痛烈な非難である。これは戦後日本の会社人間たち全てに向けられる非難にもなる。同じクールでは南極観測という困難な課題に取り組んだ熱い男達のドラマ南極大陸が放送されているが、それに水を差すようなセリフである。豪華キャスト豪華セットの南極物語と相対的に低予算ながら高視聴率という費用対効果の高い家政婦のミタは比較される存在である。その家政婦のミタで水を差すようなセリフが登場することは興味深い。
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家賃滞納の正義の味方・銀魂

主人公が乗っ取られるという斬新な展開の銀魂。さっちゃんの飛び降り騒動落着で早期解決と思われた金時編であるが、まだまだ引っ張る。家賃を滞納する方が善玉で、家賃をきちんと支払う方が悪玉という描き方が興味深い。
賃貸不動産ではゼロゼロ物件や追い出し屋などの深刻な問題が起きている。ゼロゼロ物件業者の追い出し行為は許されざる人権侵害であるが、ゼロゼロ物件業者の唯一のより所は「家賃を払っていない賃借人が悪い」である。単なる債務弁済の遅延が追い出しという人権侵害を正当化する根拠にならないことは当然である。残念なことに人権意識の低い後進的な日本社会では、悪徳不動産業者の論理に同意してしまう人々も少なくない。故に住まいは人権という発想が重要である。
青少年に影響力のある人気少年マンガで、家賃は滞納するが、真っ直ぐな魂を持ったヒーローという設定が登場することは、ゼロゼロ物件業者などの悪徳不動産業者に対抗する教育的な効果がある。

周辺地域の洪水の危険性を高める二子玉川ライズ

(5) 人工地盤が構築されること

ア 本件事業では�,�街区について6〜7mの高さの人工地盤が設けられることとされている。これが周辺地域の水害の危険性を高めるものであり,本件事業が何ら有効な対策をとっていないことは後に詳しく述べるとおりである。

人工地盤は,これによってたとえ周辺地域の洪水の危険性を高めても本件事業地のみは洪水被害から免れようとする極めて利己的な目的により設けられたものと考える他はなく,地域の公共的利益に貢献するどころか,これを脅かすものとなっているのである。

イ 人工地盤の公共的意義を考える場合のもう一つの重要な問題は,「人工地盤は,周辺地域との連続性を心理的にも,物的にも希薄にし,周辺から隔離された孤立的環境を作り上げる」(岩見・甲107・30頁)ことである。

物理的には再開発区域外の居住者の多摩川河川敷へのアクセスを困難にするため,河川敷のレクリエーション機能を奪うばかりではなく,災害時の広域避難場所としての機能を奪うこととなる。世田谷区「都市整備方針」(2005年)でも,世田谷区の「都市計画概要」でも,再開発区域沿いの河川敷は広域避難場所から除外されている(甲107・24〜25頁)。
http://www.hayariki.net/futako/appeal101111.html
また再開発地域内の住民と周辺住民が一体となって新たなコミュニティを作り出す可能性を極めて乏しいものとし(甲107・30頁),逆に洪水被害をはじめとして住民の間に対立的な意識を生み出すことが容易に想像される。継続的なまちづくりの担い手である地域住民のコミュニティは分断,破壊され,「良好なコミュニティの創出」の目的には逆行し,また「持続可能なまちづくり」の観点からも憂慮すべき事態となる。
http://blogs.yahoo.co.jp/mccmccmcc2/7272777.html

2011年11月2日水曜日

環太平洋連携協定

環太平洋連携協定TPPについて。
農林漁業は大打撃を受けます。日本とアメリカやオーストラリアは経営規模が異なり、そもそも自由なマーケットで競争させることが不公正です。国内農林漁業は国民の食料供給基地です。食料難による輸入途絶の危険は迫っています。
東日本大震災の復興を妨げます。外国からの画一化された安価な農産物の大量輸入は、東北の農林漁業に追い討ちをかけます。
消費者が安全安心な食品を求めにくくなります。残留農薬基準や食品添加物基準、遺伝子組み替え作物の表示義務は緩和されてしまいます。
医療は金儲け主義に変質させます。国民皆保険制度も外国企業参入の障壁として攻撃対象になります。全額自費の自由診療が広がり、民間医療保険に入らなければ満足な医療を受けられなくなります。外資系民間保険会社が潤う構図です。

2011年10月31日月曜日

二子玉川ライズ住民訴訟控訴理由書:独占的に東急グループが取得

(3) 東急グループ企業が事業地の85%以上を有している事業であること

ア 本件再開発事業地は,その85%以上が,東急電鉄,東急不動産,東急建設の東急グループ企業が所有している(甲107・39頁,甲10)。

特に第�街区は東急グループ以外の所有者はおらず,第�街区についても殆ど全てが東急グループの所有地である(甲107・41頁図15)。

この点は一般的な再開発事業と比較して,本件再開発事業の極めて顕著な特色と言うべきである。この事実は公共的利益への貢献の有無を評価する際にも,軽視してはならない。

イ 第1に,本件再開発事業による利益はほぼ独占的に東急グループが取得する構造となっていることである。この利益は出資不動産に対する配分のレベルのみならず,再開発事業による規制緩和などの特例的取り扱いや,公的援助などの優遇措置の恩恵を実質的にはほぼ全て東急グループ企業が享受することを意味する。

これら優遇措置により,東急が取得した利益について,岩見教授は前述したとおり,これを900億円以上と試算している(甲150)。

これらの計画利益は本来公共の利益として還元されなくてはならないものである。このような莫大な利益に見合う公共的利益への貢献は認められるのかが本件では問題とされなくてはならないのである。
http://hayariki.jakou.com/futako/appeal101111.html

二子玉川ライズに補助金出すな

二子玉川東第二地区市街地再開発事業は圧倒的多数が反対でした。この問題については改めてパブコメで意見を集めるまでもなく、住民の意思は明確です。世田谷区は住民の意見集める段階ではなく、住民の意思を反映させるべく実行する段階です。
http://hayariki.net/

二子玉川ライズ支援削除意見

私は二子玉川東第二地区市街地事業計画案の意見書提出者であり、4月20日に口頭意見陳述も行った。二子玉川東第二地区再開発組合設立認可処分取消訴訟の原告でもある。再開発への住民運動を取材し、『二子玉川ライズ反対運動』(マイブックル、2010年)を電子出版した。実施計画素案0701番「街のにぎわいの核づくり」の二子玉川東第二地区市街地再開発事業への補助等による支援に利害関係を有する個人として意見提出する。
素案の二子玉川東第二地区再開発への補助等による支援は削除すべきである。素案には「人が憩い集う、にぎわいと魅力ある街づくりのため」とある。しかし、二子玉川再開発は風害や渋滞など住環境を破壊し、地域コミュニティーを分断する。地域住民にとって憩う街ではなく、そのにぎわいや魅力も地域住民のものではない。
二子玉川再開発への支援は他の計画とも衝突する。素案1003番「都市景観の形成」には「区民等と協働して世田谷らしい風景を創出」「良好な景観形成を進めていく」とあるが、二子玉川再開発は多摩川と国分寺崖線に囲まれた二子玉川の伝統的な景観を破壊する。
素案1004番「地区街づくりの推進」には「地区特性に応じた良好でやすらぎのあるまちづくりを推進」とあるが、二子玉川再開発は高齢者らの地域住民に「良好でやすらぎのある」街になっていない。これらの問題の解決・調整なしに二子玉川再開発を支援することは世田谷区政に深刻な論理矛盾を引き起こす。
保坂展人区政は住民参加を掲げるが、二子玉川再開発は住民排除の上に成り立った計画である。縦覧された二子玉川東第二地区事業計画案への意見書・口頭意見陳述の圧倒的多数が反対意見であった。二子玉川再開発については新たにパブコメをするまでもなく、民意は明らかである。世田谷区は意見集約ではなく、住民の意思を反映させるべく実行する段階にある。意見書・口頭意見陳述の内容を踏まえ、再開発への支援を中止し、東京都に設立認可処分の再考を働きかけるべきである。
最後にパブコメは住民参加の一手法であるが、「意見を募集するだけの形式的手続きで、結論は最初から決まっている」となりがちである。意見を出した住民が参加を実感できるような工夫を期待する。
(林田力)
http://www.hayariki.net/shimokita.html
税金たかりの二子玉川デジタル・コンテンツ問題
http://www.hayariki.net/digit.htm

2011年10月30日日曜日

樺太犬リキ南極物語

日本頑張れ、日本は負けていないの強調には辟易させられる。東日本大震災・福島第一原発事故後の言論空間を連想して気持ち悪い。まだ見ぬ大陸に日本の旗を立てるというセリフには植民地主義の香りさえする。
しかし、北海道で犬探しする頃から面白くなった。広大な北海道の風景は気持ちを高揚させる。自分探しで探検隊に加わった大学院生の存在がドラマを引き立たせる。日本に夢を与える的な話よりも個人の物語こそドラマがある。
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家政婦のミタ3話

それは、あなたがたが決めることです。
無理です。私はあなたの家族じゃないですから。
偉そうに他人の家なんか作ってるんじゃないよ。偽善者。
結婚なんかしたくなかった。
心なんてないんですか。
ありません。

2011年10月29日土曜日

白竜、六本木極楽浄土

前巻に引き続き六本木極楽浄土編で幕を開ける。六本木を根城とするヤクザよりも無軌道な愚連隊が登場する。これは市川海老蔵に重傷を負わせた元暴走族・関東連合を連想する。暴力団による東急電鉄の株式買い占めなど実際の事件を下敷きにすることが多い白竜であるため、海老蔵事件のアナロジーへの期待も高まる。ところが、期待に反して愚連隊は巨悪に使われる麻薬中毒の小物に過ぎなかった。海老蔵事件でも元暴走族という恥ずかしい肩書きで呼ばれる存在が嘲笑されたが、愚連隊は物語の敵役として描くほどの価値もないことを示している。
ヤクザは社会的に悪であるが、この話では地元商店街の役に立っている。そしてヤクザ以上に社会のダニであるヤンキーをヤクザが瞬殺する展開にはカタルシスがある。林田力
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相棒10=?iso-2022-jp?B?GyRCPWkbKEI=?=回

満を持して登場した人気ドラマシリーズの10作目は初回二時間スペシャルである。相棒は文字通り相棒となった警視庁特命係の二人の活躍を描く刑事ドラマであるが、シリーズ途中で相棒が交代するという驚きの展開を成し遂げている。新相棒の神戸には、寺脇の方が良かった的な批判が当然のことながら寄せられる。この種の批判は通常でも発生するが、当初の神戸はスパイ的な役回りであったために尚更である。シーズン9では相棒ぶりが板についてきたものの、初回では神戸の今後に不安が残る結末になった。
相棒の大きな魅力は社会性である。初回スペシャルでは近年無罪判決が相次ぐ冤罪をテーマとしたが、異色な切り口になった。冤罪では人生をメチャクチャにされた冤罪被害者の苦しみがクローズアップされる。しかし、相棒では冤罪被害者が早々に退場してしまう。代わりに真実を隠蔽しようとする刑事や検事、裁判官、真犯人の法を悪用した悪辣さが前面に出る。ドラマでは冤罪被害者の無念は忘れ去られた形で展開する。
警察の発表を鵜呑みにし、まだまだ冤罪被害への理解が乏しい日本社会では冤罪被害者に厳しいシナリオである。冤罪被害者も疑われて当然の行動をしていたと描かれており、本人に落ち度があるから冤罪被害に遭う的な冤罪被害者へのステレオタイプな偏見を助長しかねない。この冤罪被害者への冷たさは前クールのアリアドネの弾丸にも共通する。アリアドネの弾丸では冤罪被害者本人や支援団体の代表、代理人弁護士が真犯人候補として演出された。相棒もアリアドネの弾丸も共に娯楽性と社会性を両立させた好シリーズであるが、そこで冤罪被害者に冷たいシナリオが共通することは興味深い。冤罪が次々と明らかになる現実に対する反動か、冤罪被害が広く受け入れられつつあることの裏返しか注目していきたい。
冤罪被害者の無念を置き忘れて進行したドラマであったが、最後の最後で登場する。他にも捜査のきっかけが神戸と大河原の会話で、ラストも二人の会話で締めるなどストーリーが練り込まれている。
さらに警察官である神戸の過去の犯罪が明らかになるというサプライズも用意されている。冤罪で非難されるべきは予断や勇み足によって無実の人の人生を破壊した警察であるが、刑事ドラマでは正義の刑事が悪い刑事を糾弾するという展開に陥りやすい。その点でラストを警察官である神戸の痛恨と反省でまとめた筋運びは、冤罪を扱う刑事ドラマとして秀逸である。
単発ドラマとしては見事な筋運びであるが、連続ドラマとしては不安が残る。神戸の犯罪が明らかになったことで、正義を語る刑事ドラマの主人公として相応しいかという問題が生じる。神戸は不都合な過去を水に流す無反省なキャラではないが、それでも次回から何事もなかったように正義を語るならば白々しくなる。
杉下右京は罪を免れた真犯人に対しては、収監された方がましと思わせるような厳しい状況に立たせている。神戸の犯罪を「細かなところに気がつくのは私の悪い癖」で終わらせるならば、身内をかばう警察の悪い体質そのものになる。シーズン10は神戸の今後から目が離せない。林田力
http://hayariki.net/

二子玉川ライズ住民訴訟控訴理由書:マイナス要因

ウ 第2に,巨大開発は必然的にこれを支える都市基盤,公共施設への負荷を増大させ,地域の生活環境に大きなマイナス要因となる。

本件のような大規模な商業施設,業務施設は必然的に交通需要を増大させ,鉄道の混雑,自動車交通の増大をもたらす。本件において鉄道の混雑問題については全く何の対策も検討されていない。

また一定の道路整備が計画はされているが,地域的な課題とされる丸子橋をネックとする玉川通りの交通渋滞問題(昭和58年基本構想・乙8)は一層深刻化することが明らかであるにもかかわらず,全く何の対策もとられていない(「手引き」によれば,「周辺の都市計画道路の容量が十分でなく,かつプロジェクトの計画が著しい自動車交通の発生・集中を引き起こすような場合など,特に土地利用転換による交通上の影響が広範に生ずると認められる場合においては,都市交通に関する広域的な検討を行い,適宜都市計画道路の見直しを行うことが必要となる。」(甲118・33頁)とされている)。
http://www.hayariki.net/futako/appeal101111.html
また学齢人口(6〜14歳)の全人口に対する比率は概ね7%内外であるから,第�街区の住宅供給により200〜300人もの学齢人口が増加することとなるが,これを受け止める教育施設,公共施設などは全く計画されていない。
http://theinterviews.jp/hayachikara

「手引き」の評価ポイントでいう「地域の交通改善」,「良好なコミュニティ創出」や「文化の創造」にこの事業が貢献する内容は一つもないどころか,社会的なマイナス面に対するカバーもなされていない。

二子玉川ライズのデザイン賞批判

二子玉川ライズ タワー&レジデンスのグッドデザイン賞受賞に批判の声があがっている。自然や景観を破壊する二子玉川ライズはバッドデザイン賞こそふさわしい。
そもそも二子玉川ライズが売りにする駅からのペデストリアンデッキ・リボンストリートは、別事業者の建築物であり、計画未定の段階で販売した。
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2011年10月27日木曜日

二子玉川ライズ住民訴訟控訴理由書イ 「公共的利益への貢献」の評価基準

イ 「公共的利益への貢献」の評価基準

それでは「公共的利益への貢献」の内容を具体的にはどう考えればよいであろうか。

この点に関し,「再開発地区計画の手引き」(甲118)では,「再開発地区計画制度は,市街地環境の改善,都市における諸活動の効率化,美観の創出,良好なコミュニティの形成,地域の交通条件の改善,地域経済の活性化,文化の創造に寄与する都市空間の設定(いわゆる優良なアーバンデザイン)による,一体的かつ総合的な市街地の整備に資するプロジェクトを誘導する手段である」としている(20頁)。

そして「相当規模の土地の区域における土地利用転換は,都市のかかえる諸々の課題の改善を図る上で重要な機会を提供するものであることを考えれば,本制度の活用にあたっては,地域活力の創出,市民の交流の場の提供,地域の交通条件の改善等,都市政策上の広い観点からの要請を踏まえ,誘導されるプロジェクトが良好な地域社会の形成に資することとなるよう努めることが重要である。」とされる(同20頁)。

従って計画策定に当たってはプロジェクトの都市に対する貢献内容が積極的に確保されるようにすることと同時に「プロジェクトが交通等周辺環境に及ぼす影響を検討し,これに対する適切な対策が講ぜられるように定めること。すなわちプロジェクトの及ぼすマイナスの影響が適切に処理されるようにすること」(同21頁)が重要である。
http://www.hayariki.net/futako/appeal101111.html
こういった内容こそが「公共的利益への貢献」の有無を評価するための具体的な基準となる内容であり,都市再開発法7条の8の2第1項の目的規定の適合性は,このような視点から各プロジェクトの具体的な中身を評価して決すべきことである。
http://www.hayariki.net/futako/rise101023.html

多摩地域の放射能・下水焼却灰

東京都下水道局は多摩地域の七カ所の下水焼却灰を報告した。一万7ベクレルの濃度を明らかにした。斉藤信行江東区議は多摩地域現地での処理を求めた。文部科学省の測定でも多摩地域は比較的高い放射能の数値が出ている。国の責任で発生地処理で解決すべきと主張する。
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不動産屋は1階の店を選ぼう

雑居ビルに入居している不動産屋を選ぶ際は、1階にある店舗を選びましょう。ビル上階に入っている不動産屋は要注意です。
不動産屋としては1階への入居が望ましく、現実に多くの業者が1階で営業している。消費者にとっては1階の店の方が入りやすい。地上げ屋や追い出し屋、ブローカーなど不動産業界に闇の部分があることは事実である。ビル上階の密室よりもガラス張りの1階の店舗の方が安心できる。
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不動産屋の壁はガラスになっていて、物件広告が貼られていることが多い。この広告は有効な集客手段である。
不動産屋がビル上階にあると内見に行くことも不便である。中には内見をさせない業者もいるが、その種の業者とは契約してはならない。どうしてもビル上階の不動産屋と契約しようとする場合、せめて不動産屋の名前や免許番号、代表者名を検索し、その不動産屋が過去に宅建業法違反で業務停止処分を受けていないか確認してからにしよう。

2011年10月25日火曜日

二子玉川ライズ広告が規約違反

高層マンション・二子玉川ライズ タワー&レジデンスの広告で不動産公正競争規約違反が発見された。二子玉川ライズは2010年5月に竣工した分譲マンションであるが、2011年10月現在も販売が続いている。
広告では新築と表記するが、不動産公正競争規約では新築は竣工後1年以内の物件にしか使えない。同じ東急不動産物件ではブランズシティ守谷も竣工から1年後の広告で新築マンションと表示し、不動産公正競争規約違反を指摘された。
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2011年10月24日月曜日

二子玉川ライズの寒空広場

交通広場が吹きさらしの寒空広場になる。
再開発ではペデストリアンデッキを道路として、容積率をあげる。何でこれがグッドデザインなんだ。
公園のかさ上げ。駅からのバリアフリー。河川敷と直結。埋め立てて馬鹿げている。残土の受け入れになる。
トンネルの中で車線変更。トンネルを抜ける手前で車線が減る。事故が起きる。危険。全部中途半端。
公園の収容では必至になることはないが、狙いは道路の整備ではないか。
瀬田隧道
五島美術館でビルが見えたことにがっかり。お茶飲む気分ではなくなった。
どのように壊された街を作り直すか
にぎわいのある町づくりは東急の金儲けの後付け説明。周辺住民の意向を無視し、居住者を追い出す。駅ビルが風を遮るために周辺が強風になる。
人間が生きていられる街にしたい。富士山を見たい。ビルの間ではなく、広い空の富士山を見たい。富士山が見たいならば御殿場にも行けばどうですか、と再開発組合に言われて悔しかった。
再開発は地権者が自分の権利を守るかという点が中心となりがちだが、周囲の人々にとってどうかという点も重要。独占的土地利用を排除することが原則。しかし、駅前の広大な空間を東急が再開発という手段で独占的な利用を許した。
もともとあった風致地区の指定を変え、都市計画公園の位置を変更してまで、特別に土地の高度利用を認める再開発地区計画という計画を適用して、開発利益を独占的にもたらす二子玉川ライズは適切な法の適用と運動ではない。
駅ビルは外から来た商店が大半。商店街はつながり、連携。バーズモールは不動産業者が大半で、物を売る商店街として魅力はない。
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反対していた高齢者が入院して、皆が悔しいと言っている。
生活拠点を掲げるが、住民の生活を破壊している。商業集積だけだが、それは公共性にはならない。
東急の私的利益を制限することが都市計画。

2011年10月23日日曜日

不動産屋は地域密着型を選ぼう

不動産屋は地域密着型を選びましょう。地域密着型とはオフィスのある地域の物件を中心とする業者です。反対に事務所から離れた場所の物件を扱う業者は要注意です。たとえば代々木に事務所がありながら、立川など都下の物件ばかりを扱う業者などです。物件の問題点や注意事項が説明されない危険があります。
事務所と離れた場所の物件ばかりを扱う不動産屋では希望立地とは異なる物件を押し付けられる危険もあります。また、事務所と物件が離れていると、内見も不便です。中には内見させずに契約を迫る業者もいますが、そのその種の不動産業界のゴキブリのような忌むべき業者は論外です。絶対に契約をしてはなりません。
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賃貸は仲介不動産の処分歴で選ぶ

賃貸不動産は仲介不動産業者で選びましょう。ゼロゼロ物件ばかり扱う業者は要注意。過去に行政処分を受けていないか、調べましょう。
信頼できる不動産屋は行政処分歴の有無で見分けよう。宅地建物取引業法で違反で業務停止処分を受けたような業者は避けることが賢明である。行政処分歴のようなネガティブ情報はWEBでも公開されている。不動産業者名や免許番号で検索すれば悪名高い宅建業法違反事例を容易に見つけることができる。
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2011年10月22日土曜日

夢見る黄金地球儀

夢見る黄金地球儀は桜宮サーガの一作品。桜宮市を舞台にナイチンゲールの沈黙の浜田小夜も登場するが、主人公は医者でも医学生でもなく、珍しく医療とは離れた内容である。
海堂作品は死因不明社会や救急医療の経済性など現実の医療に対する鋭い問題意識を特徴とする。黄金地球儀は医療から離れるが、社会への問題意識は健在である。非効率な役所仕事や、住民不在の街づくりへの怒りである。経済優先の開発は街を没個性化させ、結局のところ街を衰退させてしまう。日本各地の都市で起きている問題が桜宮市でも描かれる。
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桜宮サーガには大学という小中高校とは異質な教育研究機関が織りなす人間関係という魅力があった。特にジェネラルルージュの凱旋やナイチンゲールの沈黙の田口、速水、島津の同期トリオの連帯感は大学教育を共に受けた人々ならではの魅力があった。
黄金地球儀は医学部出身者の物語ではないが、大学生活への思い入れは色濃い。学生時代の悪友への再会が物語の発端であり、修士課程を挫折した主人公の学問への屈折した思いが所々に顔を出している。林田力

ハヤテのごとく30巻

映画化もされた人気マンガの節目となる第30巻では、女性と勘違いされたハヤテの正体が露見する。女装していたハヤテは女性と勘違いされる。ハヤテにだまそうとする悪意はなく、真相を話そうとするものの、親切心から相手に深入りするうちに、ますます打ち明けにくくなってしまう。これは前の巻から繰り返されてきた展開であるが、巻き込まれる脇役の反応など筋運びの巧みさによって飽きさせない。この巻では遂に真相の告白を決意するが、またもやタイミングを逃し、深みにはまってしまう。そして想定できる限り最悪の状況で真相が露見する。林田力
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バクマン15巻

この巻は前巻に引き続き七峰透との対決である。奇しくも週刊少年ジャンプでも七峰透との再戦に決着がつけられたばかりであり、コミックスを読むと最近の連載内容に新たな気付きが生まれる。
七峰は漫画家と担当の二人三脚という現在のマンガ雑誌のあり方を真っ向から否定するシステムで挑む。バクマンの中では七峰は悪役だが、担当が漫画を良くするよりも、漫画家をスポイルさせているとの主張は少なからぬ共感を得られる内容である。
映画化も決まった人気マンガ・進撃の巨人はジャンプ編集部に蹴られた作品である。漫画家が出版社を提訴した裁判も担当への怒りが背景にあった。
バクマンでも担当の趣味で意に添わない漫画を描かされた苦しみを味わっている。その意味で七峰の思想は単なる悪役に留めるには惜しいものがある。一方で他誌以上に漫画家と編集の関係が強固なジャンプにおいて、自己否定するような展開は考えにくい。七峰との対決が自滅という悪役としても恥ずかしい終わり方となったことにジャンプの思想が現れている。
七峰退場後は、アシスタントとして再登場した中井のエピソードでは、かつて主人公と共に切磋琢磨した仲間キャラを、あそこまで救いがたい存在に変貌させる作者の思い切りの良さに脱帽である。ここでは怠惰な漫画家の役回りの平丸が熱さを見せる。
中盤は、あしたのジョーのオマージュになっており、漫画好きにはたまらない。主人公は原稿を何度も編集部に持ち込んでは拒絶されるというプロセスを経ていないために、順風満帆なイメージがある。しかし、その裏には常人にはない努力があることを、あしたのジョーの名台詞を使って描いている。
後半は漫画を模倣した犯罪者の出現による動揺を描く。バクマンの作者コンビは、人気マンガ「デスノート」も手掛けているが、人を殺すノートを主題としたデスノートに対しても教育や道徳的見地から批判された。それを踏まえて読むと一層味わい深くなる。林田力
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2011年10月20日木曜日

マンション建設反対と公営住宅

マンション建設反対運動は公営住宅拡充を政策論として掲げよう。一時ほど注目を集めなくなったが現在も各地でマンション建設反対運動が起きている。大きな問題になっていない背景は不動産不況に負うところが大きく、住民運動を取り巻く状況が改善されたとは言い難い。かつて街づくりを志向するマンション建設反対運動に対し、住環境破壊は人権侵害と人権論での再構築を提言した。ここでは人権論に立脚した政策論として公営住宅拡充を提言する。
マンション建設反対運動に寄せられる最も痛切な批判は、需要があるからマンションが建設されるというものである。これに人権論は、需要があるとしても住環境破壊は人権侵害であり、許されないと近隣住民の権利で対抗する。これは人権によって経済的需要を否定する論理である。そこに論理的な強さがあるが、需要が生まれる根本原因を治療するものではない。そこで公営住宅拡充論である。日本は持ち家信仰が過度に強いが、それは民間任せの賃貸市場が貧弱であるためである。廉価で良質な公営住宅が大量に供給されることで、分譲マンションへの需要を減少させられる。これは長期的にはマンション建築紛争の抑制になる。
マンション建設反対運動にとっては住環境を破壊する高層建築が問題であり、公営住宅であっても建物の態様によっては反対の対象になりうる。それ故にマンション建設反対運動が公営住宅拡充を掲げることへの疑問も考えられる。しかし、公営住宅が本来の目的を果たすならば、高齢者など様々な住民に優しい建物でなければならず、低層中心になる。
公営住宅拡充はゼロゼロ物件や追い出し屋など賃貸住宅の問題でも根本的な対策になるものである。直近の課題は貧困ビジネスで搾取する悪質な業者の規制である。追い出し屋規制法案の成立が求められている。消費者に求められる対策としては、宅建業法違反で業務停止処分を受けたような問題のある業者とは契約しないことである。しかし、根本的な問題は住宅供給を民間任せにする日本の住宅政策の貧困にあり、廉価な公営住宅の拡充が貧困ビジネスの撲滅になる。マンション建設反対運動が公営住宅拡充を掲げることは賃貸と分譲の問題を結び付け、運動の裾野を広げることになる。林田力
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都市計画法7条の8の2違反

5 争点5(4) 都市計画法7条の8の2違反(再開発地区計画)

(1) 再開発地区計画制度の目的

ア 公共的利益に資すること

都市再開発法7条の8の2第1項には,再開発地区計画の目的を,土地の「合理的かつ健全な高度利用」と「都市機能の更新」をはかることと定めている。

これらの文言は必ずしも一義的に明確な基準を示すものではないが,再開発地区計画制度は,従前の都市計画的規制を変更し,容積率等の公的規制を緩和するものであり,それが容認されるのは,公共的利益に資するものではなくてはならないことは異論がないはずである。公共的利益に資するものといえなければ再開発地区計画として認められるべきでないことは,争いの余地がないことである。

上記のような考え方を前提にすれば,上記目的規定における「合理的かつ健全な土地利用」とは,地域環境改善等の公共的利益に資するような土地の利用でなくてはならず,土地の収益を高めることを主眼とするような高度利用は再開発地区計画制度の目的にはそぐわないものと評価されることとなる。

そして同様に「都市機能の更新」とは,何でも新しくすればよいのではなく,従前の都市機能の改善につながるようなものでなくてはならないと解される。

原判決は「再開発地区制度の趣旨,殊に,同制度は大都市圏における宅地及び住宅,業務床の供給の促進をはかることをその趣旨の一つとするものであることに照らすと,『環境効用を高める土地利用』でなければ『高度利用』に当たらないとまではいうことができないと」して控訴人の都市計画法7条の8の2違反の主張を排斥している。
http://www.hayariki.net/futako/appeal101111.html
しかし住宅や業務床の供給のための「土地の高度利用」は開発者の利益には直結しても,しばしば公共的利益に逆行するものとなるのであり,再開発地区計画制度の目的規定は,このようなことのないよう「健全で合理的な」土地利用でなくてはならないとしているのである。再開発地区計画制度による住宅・業務床の供給促進は,地域環境の改善等の公共的利益と統一的に果たされなくてはならないのであり,地域環境破壊を正当化するものとはなり得ない。原判決はこのような法の趣旨を理解しない,誤ったものである。

2011年10月19日水曜日

相棒10=?iso-2022-jp?B?GyRCJTkbKEI=?=ペシャル

警察が現場検証で得た事実を元に自白を誘導。供述調書は警察の作文。
伊丹。裏がある。
取り調べの可視化が必要かなあ。
冤罪の上塗り。警察の勇み足。
だったら諦めるか。
杉下。僕が諦めると思いますか。
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二子玉川ライズには客観的な再開発の必要性はない

(3)客観的な再開発の必要性はなく、あるのは再開発要求のみである。

控訴人の主張しているのは、いずれも、計画の必要性と、その具体的内容を決する根幹にかかる重大な事実である。

ア 1つは、被告がこの事業の正当性を主張する際、再三主張する「本件地域は世田谷区内における「広域生活拠点」である。」という位置付けは、準備組合設立時であるS57年当初からあったものではなく、S58年の基本構想作成時の上位計画にも存在しなかった。事後的にS62年に上位計画である世田谷区の基本計画を手直ししてつじつまを合わせて、再開発の必要性を『作り上げた』ということである。開発の必要性の偽装である。

イ もう一つは、本件再開発事業の現計画内容が、S58年当初、当該地域の開発の必要性、保全の必要性として示されていた整備課題、整備方針を実現する目的に反しており、その後に作成されたS62年の基本計画における容積率の上限をも逸脱していることである。

被控訴人が「ふまえている」とごまかした反論しかできなかった点を、原判決は、その内容に踏みこみ、控訴人の指摘の事実経過を認定しながらも、全く前提たる計画を無視して、専ら開発利益の実現のために上位計画である世田谷区の「基本計画」すらいかようにも事後的に書き換えるという無謀な都市計画の運用を司法が追認するという過ちを犯している。
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二子玉川ライズの問題

二子玉川ライズが一体、何のために行われるか再開発組合と世田谷区長に尋ねたが、返事を得られなかった。二子玉川ライズのような地域の総合計画は、地域住民の参加または主体的な視点からの検討の場が必要です。
二子玉川ライズは東急グループと行政が、地域住民に相談せずに内密に決めて走り出した計画であった。再開発は看板だけで、内実は東急資本の更地の新開発がであった。再開発と言えるものは一部の駅前商店街の部分だけで、そこの商店主たちは大資本と行政に巻き込まれて、多くは地区外に出て行った。複雑で先の見えない仕組みに翻弄されて健康を害するなどの被害を受け、亡くなった人も一人や二人ではない。実態のトレースがされて、計画の正当性が実証される必要がある。既にトレースの結果がでているならば、情報を提示してください。
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大規模な商業集積を目論む広域生活拠点計画は、商店主のためでも、消費者のためでもない。政策的に生まれた盛り場に、わざわざ乗り物を使って出かけて用が足りるか。そこで出会う商品は暮らしの目線から離れたガラクタが目立つ。

2011年10月18日火曜日

やるやる詐欺とゼロゼロ物件詐欺

ゼロゼロ物件詐欺は敷金礼金ゼロ円を謳って賃貸物件を紹介しながら、様々な名目で料金を徴収するため、悪質である。宅建業法違反で業務停止処分を受けたなど行政処分歴のある業者との契約は避けたい。
やるやる詐欺は、やるやると言ってやらないことである。できないことをできない、ダメなことはダメ、無理なものは無理と言うことが仕事の基本である。「やってもいないのに、できないと言うな」的な時代遅れの特殊日本的頑張ります精神は迷惑である。
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2011年10月17日月曜日

山口敏太郎祭4でUMA/幽霊の法律相談

「山口敏太郎祭4〜オカルトオタクの逆襲、武蔵野歴女会が乱入予告!!」が14日、東京都杉並区の阿佐ヶ谷ロフトで開催された。山口敏太郎祭は漫画原作者にしてオカルト研究家の山口敏太郎氏が主宰する毎年恒例のイベントで、数々の能力者や霊能者と研究家、懐疑派が入り乱れたオールナイトイベントである。
この「山口敏太郎祭4」では作家の巨椋修氏とスピリチュアル・アイドルの疋田紗也氏、林田力(記者)で「UMA/幽霊の法律相談」を行った。「幽霊は不法侵入になるか」「宇宙人の人類拉致は犯罪か」「UMA (未確認動物Unidentified Mysterious Animal)捕獲は動物虐待になるか」などのテーマでトークを展開した。
巨椋氏が「他人の住居に侵入する幽霊は失礼ではないか」と振ると、疋田氏は「そう思う時もあるが、逆に昔から心霊スポットに居着いている幽霊からすると、そこに入ってきて驚く人間の方が失礼ではないか」と応じた。
林田は「幽霊の立場からすると、人間の方が侵入者になる例が多い。幽霊ではないが、ジブリ映画の『平成狸合戦ぽんぽこ』が典型」と述べた。また、犯罪としては「刑法に住居侵入罪があるが、幽霊が犯罪の主体、犯罪者になれるかが問題」と述べた。
これに対して巨椋氏は「ゾンビはどうか」と尋ねた。巨椋氏によると、最初からゾンビは生者を襲うものではなく、死体を操って働かせようとした人間が生み出したものという。林田は「ゾンビそのものよりも、ゾンビを操る、または生み出した人間に責任を追及できるのではないか」と答えた。
http://www.pjnews.net/news/794/20111017_1
「操る」という点について疋田氏は「自殺者が相次ぐ居場所では、霊に操られて自殺するというようなこともあるのではないか」と述べた。林田は「私も子どもの頃に階段に壁がなく、柵しかないマンションの10階の上った時に、そのまま下に吸い込まれそうになったことがある。自殺したくて自殺した訳ではない人もいると思う」と答えた。
次に「宇宙人の人類拉致は犯罪か」である。巨椋氏は「明らかに犯罪ではないか」と振ると、林田は「被害者から見れば明らかに犯罪。但し、人間の拉致でも国家による戦争中の拉致は戦争行為として正当化する論理もある。宇宙人が地球と戦争行為をしているつもりならば、戦争行為として正当化するかもしれない」と答えた。
また、巨椋氏は「(フィクションなどに描かれた)宇宙人は何故『我々は宇宙人である』と語って、一人でも『私は宇宙人である』とは言わないのか」と質問した。林田は「宇宙人の代表として地球人と会話する意識なのではないか」と回答した。
疋田氏は宇宙人にも遭遇したことがあるという。巨椋氏から「幽霊やUMAではなく、どうして宇宙人と分かったのか」と突っ込まれたが、「直感的に認識した」と答えた。
続いて「UMA捕獲は動物虐待になるか」である。巨椋氏は「UMAは絶滅危惧種と同じであり、捕獲したら動物虐待になるのではないか」と質問したが、林田は「絶滅危惧種や天然記念物は規定されたもののみが対象となり、現状の法律はUMAに対応できていない」と答えた。
巨椋氏は米国マサチューセッツ州には「宇宙人から贈られたガンを撃つことは法律違反である。」という奇妙な法律を紹介した。これについて林田は「宇宙人は原文ではalienで、異邦人との意味を持つ。マサチューセッツ州では『alienが許可なく銃を所有してはならない』などalienに対する銃規制の条文が多い。それでもalienには宇宙人も含まれるため、もし宇宙人から銃を贈られた人がいて、それを発射したら、この法律で裁かれることになる」と答えた。
トークの最後は「人間も幽霊や宇宙人を毛嫌いせずに共生していかなければならない」とまとめた。これに対して疋田氏は「霊にも悪霊がいて、取りつかれることもある」と反論すると、巨椋氏は「適度に距離を置くことも大切」と補足した。
http://www.hayariki.net/hayachikara.htm

ドリフターズ1巻

タイトルだけでは何の漫画か想像できない作品。ドリフターズとは異世界からの漂流者のことである。関ヶ原の合戦で孤軍奮闘した島津の武将はエルフなどのすむ異世界に漂流させられる。その世界には織田信長や那須与一も漂流していた。
この巻では島津達と出会っていないが、古代カルタゴの名将ハンニバルやローマのスキピオも漂流者である。敵方もジャンヌ・ダルクやラスプーチンとそうそうたる顔ぶれで、歴史上の人物のオールスター戦という想像力をかきたてる物語になっている。林田力
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2011年10月16日日曜日

二子玉川ライズ住民訴訟控訴理由書(2) 原判決の誤り

(2) 原判決の誤り

原判決は、この点について、その後の諸情勢の変化をふまえて、昭和62年には「世田谷区新基本計画」が策定されていたから昭和54年4月の「世田谷区基本計画」は本件再開発事業の上位計画であるとはいえない、といいつつ、再開発計画についても「乙11号証の昭和62年の基本計画」があるのだから、「乙8号証の基本構想」も上位計画とは言えないと断じている。

さらに、そのうえで、乙11号証の記載中にある容積率「�−a、�−b、500%、�−a400%、�300%」という記載が本件都市計画決定「�−a600%、�−b660%、�−a520%、�370%」との間に「不一致がある」ことを明確に認めている。これと現事業との内容の不一致については、「法的に拘束するものとは解しがたい」ことと、後者の容積率を前提として本件影響評価等(乙1号証)を行っていることを勘案すると、違法とまで言えない、と断じている。

このような原判決の判断では、「都市計画の計画性」は全く担保されない。

すなわち、開発の必要性も、計画内容の変更についての合理的説明も一切不必要で、「その後の諸情勢の変化」を理由にいかようにも変更が可能だと言うことに等しい。しかも、その後の諸情勢の変化とははまさに、東急グループの開発意欲を受けこれを実現するための条件整備である。このことは繰り返し述べているように、S60年から始まった甲40号証の密約協議の時期に合致していることから明らかである。
http://www12.atpages.jp/~hayariki/haya/futako/appeal101111.html

ゼロゼロ物件は何かある

ゼロゼロ物件は何かある、怖いとの理解が一般的である。敷金や礼金、さらには仲介手数料がなく、保証人不要の代わりに別の名目で料金を請求され、敷金礼金ありの物件より割高になることもある。そのため、ゼロゼロ物件詐欺とも呼ばれる。退去時の高額請求や無断で部屋に侵入しての嫌がらせ・家財処分・鍵交換などトラブルは続発している。
ゼロゼロ物件の問題は2008年頃に大きく報道されたが、最近でも被害は続いている。ゼロゼロ物件と契約しないことが最善であるが、契約せざるを得ないという格差社会の現実がある。ゼロゼロ物件が貧困者を食い物にする貧困ビジネスと批判される所以である。根本的には公共センターが廉価で良質な公営住宅を供給しないことが問題である。
ゼロゼロ物件と契約せざるを得ない場合、せめてもの対策として過去に宅建業法違反で処分された悪質な業者を避けることを推奨する。業者の行政処分歴はネットにも公表されている。業者名や免許番号で検索すれば悪質な業者ならば宅建業法違反の処分情報を見つけることができる。林田力
http://hayariki.net/

2011年10月15日土曜日

二子玉川ライズ住民訴訟控訴理由書(1)一体的に開発

3 争点5(2) 13条1項7号違反

(1) 一体的に開発し又は整備する必要性の不存在

原告らの主張の根本は、そもそもこの地域について、現事業の内容での開発整備する必要性そのものが存在しないとするものである。そして、その根拠として、甲66号証(昭和54年の世田谷区基本計画)には当該地域を「広域生活拠点とする」定めがないことや、 現事業の計画内容が乙8号証「S58 再開発基本構想、」(世田谷区)が具体的に定める「地域の整備課題」を解決する内容になっていないこと、「地域の景観を保全するために低層高密度の住宅を建設すべきという整備方針に反していること、乙11号証(「昭和62年の再開発基本計画」)に反して、容積率の緩和について「上限500%」としながら、「660%」の容積率を定めていることなどをその理由としている。

これに対し、被告の反論は「上記の構想や方針をふまえている上、区民の権利をことごとく侵害するものでない。」と杜撰な反論しかしていない。
http://www.hayariki.net/hayachikara.htm

二子玉川ライズ住民訴訟控訴理由書� 圧迫感の測定方法について

� 圧迫感の測定方法について

圧迫感は、東京理科大学名誉教授武井正昭氏の研究により、形態率の測定によってその数値化、実観化が可能となり、また、昭和62年以降現在に至るまで「環境影響評価が科学的かつ適正に行われるために必要な技術的事項及び留意事項」として「東京都環境影響評価技術指針」の評価対象となっている。圧迫感は、人間の精神、身体に重大な影響を及ぼすものであり、圧迫感を受けずに生活することはまさに人間の人格的生存に不可欠である。よって、圧迫感を受けずに生活する権利も日照権などとともに住環境に関する人格権の1つとして法的保護に値する権利であるというべきである(名古屋高裁平成18年7月5日判決参照)。

本件再開発事業の環境影響評価における圧迫感の変化の予測については、環境影響評価技術指針において示された「形態率」ではなく、「仰角による方法」を採用しており、法令に違反した環境影響評価を行っていること、平成6年12月発行の「技術指針」解説第15:景観の項目では、景観に及ぼす影響の内容並びに程度を評価対象としており(甲24、甲113)、景観に及ぼす影響を評価する場合、もっとも影響が大きい場所で評価するのが当然である(本件では、本件再開発地域の外周に接している道路の反対側境界線)にもかかわらず、本件大開発事業の環境影響評価では、再開発事業地域から最小で150メートル、最大で500メートルも離れた場所の圧迫感を評価しており、測定地点が不適切であることなど誤りがある。

さらに、被控訴人が圧迫感の測定方法について、「仰角による方法」を採用したことは「東京都環境影響評価技術指針解説」(甲24甲113)148〜149頁の理解に誤りがあるものである。この点は甲110号証の高本直司意見書に詳細に論じられている。
http://hayariki.zero-yen.com/futako/appeal101111.html
まさに、形態率で測定すれば、30%以上という、明らかに許容限界値8%を遙かに越える数値が出ているにもかかわらず、環境影響評価で問題にならないような結果を導き出したのは、意図的に測定方法をすり替えることによって、誤魔化したからに他ならないのである。仰角法はもともと圧迫感を測定する方法ではなかった。そのことから、昭和63年当時の技術指針解説(甲111)には192頁(4)予測手法の選択又は組み合わせ�「圧迫感の変化の程度についての予測は」の記載欄に「形態率図の作成」とともに「最大仰角図の作成」が例示として記載されているのに、平成6年12月発行の「技術指針解説」(甲24、甲113)では148頁の同じ項目の欄に「最大仰角図」記載が削除されていることや「次の文献を参考に評価を行う。」として、武井論文を参考にするように指摘している。

このような科学技術の進歩による指針の変更と、「予測対象」ごとに、「予測手法」を特定して指示しているというのが緻密な技術指針である。

すなわち甲24、113号証148頁の四角囲みの下にある文章は、「(1)予測事項は次に挙げる内容とする。」とあって、�から�までの項目をあげ、その頁の下から3行目「(4)予測手法の選択は組み合わせは、次にあげるとおりとする。」として、予測事項ごとに取るべき予測手法を規定している。そこでは149頁6行目�には「圧迫感の変化の程度についての予測は、形態図表による形態率、天空図の作成等の手法による。」
http://www.hayariki.net/associa.htm

このような予測事項ごとに、適正な予測手法を特定して、指示していることは、「天空図の作成等」という表現は、あくまでも、形態率測定のための作業としての形態図表や天空図の作成という複数の作業を示す「等」であって、この中に仰角法が含まれるとする非控訴人の主張は、科学的に行われるべき環境影響評価を意図的にねじ曲げる違法な方法である。その結果は形態率という極めて明白な数値化した圧迫感の予測値が、軒並み許容限度を上回っているという結果が何よりも物語っている。その詳細は、より具体的にわかりやすく、その問題について1級建築士高本直司作成の意見書甲110号証24頁から25頁に詳細に説明済みであり、これを、理解せずに認定した裁判所の判決は科学的見識を欠くもので誤りである。